見出し画像

『秋の手仕事展』出品作家 金工カトラリー 石川智美

こんばんは。
うつわと手仕事廻り道です。

さて以前より、準備を進めてまいりました「割烹着と秋の手仕事」展も来週22日からとなりました。

本日も出品作家の皆さまのご紹介をさせていただきます。

金工 石川 智美

落ち着いた質感のカトラリーたち


石川さんは、真鍮や銅を使ってカトラリーを作られています。

金工作家 石川智美さん


今回、工房を訪問し作っているところを見せていただきました。
石川さんの華奢な姿からは想像もできないような、力仕事の連続でした。

型を作るところから始まる



まず型を出来上がりのサイズ感まで想像して
型を作ります。
それから型に合わせて、金物を切り取ります。

叩く
どんどん叩く
火で炙る


その後、真鍮をトンカチで力強く、叩いて伸ばし火で炙るの繰り返し行います。



控えめで、さりげない美しさのあるカトラリーへと作り上げます。

空気中で酸化させ、落ち着いた色味へとあえて
落ち着かせる。
そういった石川さんにしか作れない
金工カトラリーをぜひ、この機会にご覧ください。


作家略歴
1984年 福岡県生まれ
2008年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2013年 会社勤めの傍ら金工をはじめる
2016年   東京都にて制作中心に活動をはじめる
現在に至る


石川さんが長年使っているものたち。特にメンテナンスは必要なく普通に使います。


石川さんが思う、素材の魅力はどんなところですか。


---真鍮、銅の特徴は経年変化です。使い込むほどに味わいを増し、暮らしに馴染む素材だと思います。風合いを楽しみながら日常的にお使いいただけたら嬉しいです。

石川さんから、みなさまへ。


控えめで美しい日常のカトラリーを作りたいと考えています。
ひとつずつ違う表情のあるカトラリーです。手にとって、質感や重さ、手触りを感じてください。作品を通し多くの方と繋がれる機会を嬉しく思っています。

10/23(日)13:00ごろから石川さんにお越しいただきます。

真鍮の経年変化や使っていく中での楽しさなど
ぜひ、この機会に石川さんとお話ししてくださいね。

お待ちしております。



うつわと手仕事廻り道
 『割烹着と秋の手仕事』展

出品作家

割烹着 kapoc
金工 石川智美
編組 itashiori
陶 フじイまさよ


会期  10/22(土)-10/30(日)
        土日  11:00-17:00  
        平日  13:00-17:00  期間中無休
会場 うつわと手仕事廻り道
〒248-0007  神奈川県鎌倉市大町2-8-14


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?