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三人展 出品作家 陶器 陶工房しゅうと(宮城県仙台市)

こんにちは。
うつわと手仕事 廻り道です。

7月21日より始まります三人展「信じるもの」に
出品いただく作り手 陶工房 しゅうとさんのご紹介です。

作り手 陶工房しゅうと


(略歴)

1973 秋田県生まれ

1996 会社勤務を辞め仙台市の陶芸家、紀国谷氏に師事

2005 仙台市に<陶工房しゅうと>築窯。

2009 越後妻有 大地の芸術祭、妻有焼展入選。



個展、企画展、クラフトフェアなどで活動。

第一弾が届きました




しゅうとさんは、宮城県仙台市で粉引のうつわを作陶されています。

過去の作品はこちらからご覧いただけます。





粉引の技法は、赤土で成型後白泥をかけて数日間天日干しをしてから、その後窯焚きをします。


粉引は寒い時期には作りにくいため、しゅうとさんが作り出すうつわからは
本当にあたたかな空気が溢れ出ています。

何を乗っけても締まる


しゅうとさんの粉引の魅力をお尋ねしたところ
このようにお答えいただきました。

粉引の魅力は白に表情がある事です。<真っ白、黄味がかった白、灰がかった白>
そして自分が粉引の白に惹かれているのは故郷秋田の雪景色もおおきな理由です。

新色のからし色


今回、新作のからし色の器も三人展に向けて作っていただき
届けていただきました!

からし色の原料は工房裏の石を使っているそうです。

『焼いたらどんな感じになるかな』

そんな単純な疑問が新作のきっかけ。
からし色の濃淡、焦げ、斑点など一つとして同じでないところに
しゅうとさんの遊びご心たっぷりの器の魅力が感じられます。

おうちが一気にカフェ風に。







私もよくしゅうとさんの器をお家で使わせていただいてるのですが
どんなお料理も素朴に、まるでこの料理のためにこのお皿は
作られたのかなと、感動するほどサイズ感も、風合いも
素敵に盛り付けられます。

それもそのはずしゅうとさんは、うつわのデザインを作る前に、
ご家族でうつわに合ったお料理を食べながら細かなサイズ感を決められて作っています。


しゅうとさんの器作りのこだわりは、

ー器はまず自分で使ってみてから。ー


製作において大切にしている事です。

どんなお料理をもりつけようか?お手に取って

一点、一点が微妙に異なる粉引、からし色の器を楽しんでください。





陶工房しゅうとさんの
あたたかみのあるうつわたち

どれも、無骨で味わい深いものばかりです。

ぜひ、この機会に。

粉引の器に会いに来てくださいね。

三人展「信じるもの」


会期  2022年7月21日(木)–2022年7月31日(日)
         11:00–17:00 期間中 月曜日休廊

会場 うつわと手仕事 廻り道
         神奈川県鎌倉市大町2−8−14 

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