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【NBA】ダラス・マーベリックスがカイリー・アービング獲得について

全国のNBAファンの皆さん、愛すべきマブスファンの皆さんごきげんよう。どうも、マブス再建プロジェクトです。今回はタイトルにある通りマブスがカイリー獲得についての記事です(ハリソンGMによって今回もメンタルが死亡しました)。それでは見ていきましょう。

※この記事は2/8時点の内容ですので悪しからず。

TDL展望については前回の記事に掲載してありますので、先に読まれるとより楽しめると思います。リンクはこちらから↓

1.トレード内容

マブス-ネッツ

ダラス・マーベリックスとブルックリン・ネッツの間でトレード成立。内容は下記の通りとなります。

トレード内容


【マブス獲得】

◯カイリー・アービング(契約残り1年)


◯マーキーフ・モリス(契約残り1年)



【ネッツ獲得】

◯ドリアン・フィニー=スミス(契約残り4年)


◯スペンサー・ディンウィディ(契約残り2年)

◯2029年の1巡目指名権(マブス )
◯2027年の2巡目指名権(マブス )
◯2029年の2巡目指名権(マブス )

2.カイリー・アービング獲得の背景

マブス陣営


1.TDLまでのマブスをおさらい
前談としてここまでのマブスのおさらいです。
フランチャイズスターであるルカ・ドンチッチ獲得後に最高成績を収めた昨シーズンプレイオフ。ルカ・ブランソン・ディンウィディの3ガード体制とスモールラインナップを敷きウェスタンカンファレンスファイナルへの進出を果たしました。そしてオフシーズンにブランソンはFAでニューヨーク・ニックスへ、、。マブスは補強ポイントであったリバウンドとリムプロテクトの穴を埋めるべく、クリスチャン・ウッドとジャベール・マギーを加え今シーズンに挑みます。開幕後にMVP級のモンスターパフォーマンスを続けるルカでしたが、それでも落としてしまう試合も多くファンも選手も悶々としたシーズンを送ることとなります。今シーズンのルカは平均36.5分出場時間、USG%37.6%とキャリアハイ(この場合キャリアワースト?)を更新しており、ルカ依存が止まりません。良くも悪くもルカのワンマンチームです。(怪我人続出により)12月よりウッドのスタメン起用が功を奏し、ルカxウッドのPnRはリーグ随一の破壊力をもたらすことになります。しかしそれだけでは勝てないのがNBA。チーム事情あれど今シーズン正直優勝を目指すロスターではないとマブスファンであれば薄々感じて方も少なくなかったのではないでしょうか。何より高額契約選手であるティム・ハーダウェイJr.の不調&長時間出場やダービス・ベルターンスのコーナー待機etc、、、サラリーと活躍が見合わない不良債権選手を整理しないほか補強は進まないと考えていました。
大型補強の前にロスター整理が必須。大きな勝負をする前にサラリーダンプが優先事項。
というのがファンが考える動きであり、今シーズンが終わったオフが本当の勝負。というのが大方の見解であったと思います。次に話しますが、現場レベルではそうも言ってる余裕がなかったのかもしれません。あくまで憶測ですが、、、。

2.マブスフロントの考え
シーズン開始前にGMのニコ・ハリソンは補強について、「ネームバリューではなく、マブスにフィットする選手が最優先」と語るように、ネームバリューに引っ張られずチームケミストリーで勝ち抜いていくチーム作りをしていく方針が伺えました。しかし、今シーズン孤軍奮闘でMVP級の活躍を続けるルカ。ルカ欠場時は一時0勝7敗(このトレード後に今シーズン最高の出来で1勝を掴み取ります)を記録するほどで、その内容はリーグ最下位クラス、はたまたGリーグチームと疑う試合内容です。下のツイート内容見ると酷いですね、、。ルカがいなきゃドアマットチームというのが正直な実力レベルです。


マブスを背負うエースのルカはチームが上手くいかずともロスター補強を口に出すことは決してありませんでした。そんなルカに甘んじて、いつまでもあぐらをかいているわけにはいきません。ぶっちゃけいつトレード要求をされてもおかしくない状況でした(もちろん現場目線でしかそんなの分からないので、あくまで推測の域ですが)。そんな中トレード市場に現れたのがスーパースターのカイリー・アービング。何か爆弾級の大きな変化が必要であり、ルカを助けるために動かなくてはいけない状況に追い込まれていたのがマブスでした。そんな利害関係が一致しトレードに動きました。

ネッツ陣営

カイリーをトレードに出したネッツ陣営の状況をおさらい。今シーズン終了後FAとなるカイリー・アービングの契約問題がトレードのトリガーとなりました。NBAファンご存知のとおり、オンコートでは一級品のハンドラーの魔術師と謳われるほどのスーパースターですが、オフコートでの話題も絶えません。つまるところオンコートでの稼働率の問題かと思います。この先巨額の長期契約を結ぶに対して不確定要素が多すぎます。4年約200Mの長期契約が欲しいカイリーと長期契約を渡すリスクを負えなかったネッツフロントとの相違がカイリーのトレード要求に繋がりました。オフにタダで出て行かれるなら、KD体制で優勝を引き続き狙いに行く。というのがネッツ陣営の状況。(間違いがあったら申し訳ない、、)

3.トレード雑感

今回のトレード雑感(バイアス抜き)

ドリアン、ディンウィディと失ったものが大きいが故、オールNBA級のスーパースターであるカイリーを獲得することができた。ルカ・ドンチッチという希代のスーパースターが初めて正真正銘のスーパースターとデュオ組むことができる。これは紛れもない事実であり、仮に契約の切れるシーズン終了時までの在籍だとしても承知の上でハイリスクハイリターンの勝負をした。ルカに対してはフロントが勝つ気があることを示すことができた良いトレードだったと思います。マブスのアセットでは獲得が不可能だと思われていたカイリーを主力選手2人と1巡目指名権1本(2巡目2本もありますが)で済んだのは、サラリー以上の活躍をしていたドリアンの活躍無くして成立しなかったと言えます。また、ドリアン放出の決め手となったのがジョシュ・グリーンの台頭。今シーズンの成長度合いで言えば個人的にMIPを与えたいほどの飛躍しています。フロントはグリーンに賭けたのだと思います。マブスファンと言うバイアスを抜きにすればマブスフロントは良く勝負に動いたと思いますし、残りのシーズン・はたまたカイリーの延長契約がどうなるか分かりませんが、22-23シーズンだけを見れば上出来なトレードだと思います。このハイリスクがハイハイハイリターンで返ってくることを願いましょう。客観的に分析すればトレードする価値はあった。と言えます。

そして今回のトレードで分かったのはGMのハリソンは人情に訴えかけるタイプではないし、元経営者の視点を持つ第三者として求められていた大胆な動きができるGMってことを証明した。と思います(ポルジンギスをトレードした時点でそうだったのかも)。少ないアセットでよくやってると思います。もうこの球団にルカ以外のアンタッチャブルは存在しないんだと改めて痛感しました。選手が好きという感情は良くも悪くもファンのエゴ。GMには関係ありません。。GMはGMなのです。チームケミストリー以上にスターパワーを求めざるを得ない状況に追い込まれていたのも事実であったと思います。

一番近い感想がニコラス武さんの動画でした。
↓リンクはこちら


今回のトレード雑感(バイアスあり)

とは言いつつ、バイアスまみれの未練たらたらマブスファンの視点で話すと、、なぜ今のタイミング?不良債権の処理が先じゃないの?THJは?ベルタンは?と言うのが正直なところです(二人のファンが読んでいたら申し訳ない、、)。なおかつマブスカルチャーの象徴であった俺たちのドードーを出してまで今シーズン勝負するべきだったのか?という頭では分かっていても脳が拒絶するトレード内容でした。。。朝5時過ぎにシャムズからの速報が出た時は受け入れられなかったのが正直な感想です。。もちろんカイリーのプレイは好きだしさ、来てくれるのは嬉しいよ!それにトレード資産のないマブスにとってスーパースターを連れてきたハリソンは賛否あるだろうけどよくやったと思うよ。でもさ、でもドラフト外から這い上がり長年フランチャイズを支えてきたファンフェイバリットのドードー出すのかって言う別のベクトルのマイナス感情がどんどん湧いてきてさ、なんか言葉では言い表せない感情が駆け巡ったんだよね。不器用ながら毎年成長を見せるドードー。プレイオフの大一番で最高の3&Dと証明したドードー。チェイスダウンブロック決めるドードー。プットバック決めるドードー。サイドラインを踏んじゃうドードー。クラッチタイムの最終局面で爆弾ゲームしちゃうドードー。良いプレイも悪いプレイも何度も見てきたからこそ選手への愛は深まっていくしこれからも応援したい大好きな選手なんだ。ディンウィディも在籍1年とは思えないフィットぶりでさ、体感5年はいたよね?マブス加入からどんどん好きが加速していったよね!どんどん勝とうぜって!でも別れるなら早い方が良かったのかもしれない。だってこれ以上長くマブスに在籍してたら今以上に別れが辛くなってしまうから、、、。オフにカイリーが出て行った場合にサラリーが空くとは言え、サラリーダンプするのはその二人ではなかった事実。そしてサラリー表だけが残り負けトレードになると思います。このトレードが勝ちトレードになるかは残りのシーズンの出来次第です。はっきり言うともう優勝以外負け!!退路はないので突っ走るだけですね!!このビッグトレードがマブスの良い転換期になることを願います。。ドードーとディンウィディは本当ありがとうね!感謝してもしきれないぐらいマブスを楽しませてもらったよ!新天地での飛躍を祈ってます。大好き!!!そしてこれだけは言えるディンは古巣復帰で言わずもがな、ドードーは絶対ネッツファンのファンフェイバリット選手になれる!もしなれなかったら僕を殴ってください。他のチームに出して恥ずかしくないし、むしろ誇れるそんな二人。最愛のキャプテンと最愛の叩き上げ3&D。いつまでも応援してます🤍💙

さようなら、、大好きなドードー🤍ディンウィディ💙

多分まだまだ言語化できてない感情や伝えたいことが山ほどあると思うけどいいんです。いいんです。二人が大好きという感情は変わらないから。。こんな素人ブログで語るには面目ないのです。もちろんファン一人一人今回のトレードの受け方は人それぞれだと思うけど、どうか悪い方に捉えないで欲しい。チームとして前を向いている今、ファンも暗い顔上げて今シーズンの行く末を見守るのが筋じゃないのかな。お前何様?にしか聞こえないけど、何事も受け入れる事からまた新たなページが綴られて行きます。この先の行方なんて誰にも分からないからね。だからこそ見守るんだと思う。この先ルカxカイリーxウッドをはじめとしたマブスがどんな化学反応を見せるのかはまだ誰も知らない。でもさ、残りのシーズンはカイリー信じよう。でなきゃやってられん!カイリーよ、優勝しようぜ!どんどん勝とうぜ!

新生マブスBIG3

今回のトレードの件についてBambaさんも動画を出してくれているので要チェックですね!

今回はこの辺でサヨウナラ。。本当はNBA STATSでカイリーとルカがどんな相乗効果がありそうか数字から紐解いて続けて書こうと思ったのですが、想像以上にメンタルやられてしまったので、また次回のマブス再建プロジェクトでお会いしましょう。

GO MAVS!

今回はクソコラでお馴染みのMCハマーでお別れです。最後ぐらい楽しくお別れを!それでは。

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