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【NBA】マブスは誰を残すべき?-サラリーキャップから考える未来と取捨選択-

 全国のNBAファンのみなさん、そして愛すべきマブスファンのみなさん、ごきげんよう。お久しぶりですね!マブス再建プロジェクトです。年末年始はやる気が起きずサボっていました()。
 タイトルにあるとおり、今回はバイアスしかありませんが、一ファンとして残り1か月に迫ったTDLまでの動きや今後の可能性について、参考になればと思い書いています。あくまでマブス再建プロジェクト個人の考えなので、異論があればじゃんじゃんお聞かせください。現実はトレードマシンより奇なり。。。

1.サラリー事情

①22‐23シーズン(今シーズン)のサラリー事情

 今シーズンのマブスのサラリーをおさらいしていきましょう。
前々回の投稿に軽くまとめてありますので、今回はその深堀です。

 今シーズンのサラリー事情ですが、ルカ・ドンチッチの大型契約の初年度となります。今年は37Mですが、チーム事情的には100Mぐらい貰っても誰も文句を言わないと思いますし、それぐらいの価値がある選手です。マブスは"いい意味"でサラリーキャップの恩恵を受けているチームと言えますね。しかし、チーム内のサラリーと活躍度合で見た場合、どうしてもサラリー相当の活躍をしている選手(割高契約)となっている選手がいるのが事実ですね。契約年数が残り3年残るティム・ハーダウェイJr.やダービス・ベルターンスらです。サラリーと活躍度合が釣り合わないため、放出する場合はマブスの負けトレードとなりがち・今後のサラリーキャップの柔軟性に欠けるのがネックです。
 今シーズンのマブスはリーグTOP8のサラリーを支払うチームとなっており、サラリー合計168Mとなっており、タックスライン(超えたら課税)の150Mを大きく上回ります。そのため、球団はラグジュアリータックス(贅沢税)として31M追加での支払い義務が生じている状況です(今シーズン終了時も超過している場合)。果たして今のマブスが31Mの贅沢税を支払う価値があるロスターかと言われると間違いなく"NO"です。優勝を目指せるロスター状況でないにも関わらず贅沢税を支払わなければいけない結構最悪のお財布事情です。以上が今シーズンのサラリー事情です。


 サラリーマンキャップについての解説はRikuto AFさんが動画でまとめてくれていますので、覗いてみてください。

②23‐24シーズン以降のサラリー事情

 では、来シーズン以降のサラリー事情も見ていきましょう。現状来シーズン契約が確定で残っている選手は2WAY選手含めて12人で合計143Mです。来シーズンのタックスラインは162Mと言われており、差し引き19Mは自由に使えるサラリーと言えますが、残り5選手を19Mで賄うのは不可能なため(ウッドやパウエル、ニリキナらの延長契約が控えてる予定です)、来シーズン以降も間違いなくラグジュアリータックスを支払うチームとなるでしょう。なので必然的にサラリーダンプ(タックス削減)する動きが求められていくのかなと個人的な推測です。
【余談】
 2021-22シーズンの開幕前にマブスはフロントの上席にAndrew Baker氏をブルックリン・ネッツ(BKN)から招集。ケビン・デュラントとカイリー・アービングをBKNにトレードで連れてきた際にサラリーキャプの担当をしていたスペシャリストとして有名な方です。GMのニコハリソンと組み昨シーズンのトレードデッドラインにてクリスタプス・ポルジンギスのトレードが敢行されましたね。このトレードでは、高額長期契約のポルジンギスのサラリーを分割し、柔軟性を取るのが大きな目的であると言われていますが果たして、、、。ただ、間違いなく今シーズンのTDLも動いてくることでしょう。

③ドラフト指名権

 今年の2023年1巡目指名権はTOP10プロテクト付きでニューヨーク・ニックス(NYK)へトレードされています。ドラフト順位が10位以内の場合はマブスが指名権を保持し、翌年の2024年1巡目指名権が同じ条件でプロテクト付きとなります。指名順位が11~30位の場合はNYKへ指名権が無条件で譲渡されますね。では、具体的に今年のTOP10指名権をマブスが保持するための目安順位は何位かというと、※「ドラフトロッタリー」の下表が見やすいです。

※「ドラフトロッタリー」とは、リーグ順位下位14チームによるドラフト指名順位を賭けたおみくじです。

ドラフトロッタリー オッズ(Tankathonより)

 SEED10(リーグ全体21位で終了した場合)のオッズが11位の指名確率20.2%あり、約1/5の確率でNYKへ指名権が譲渡されます。リーグ全体21というと西カンファレンスで10位・11位あたりが目安となります。今シーズンで一番最悪のケースがプレイイントーナメントにも出れず、指名権も無くなる確率の高いカンファレンス11位フィニッシュですね。一番最悪のシナリオと言っても過言ではありません。
 本気でTOP10指名権を獲得しに行くのであればロッタリーのSEED9以内を目指すのが最善と言えます。リーグ全体22位以降で終了(西カンファレンス12位以降)でなければなりませんね。
 今年の1巡目プロテクトは今後3年間の指名権に関係があるため、2023年の指名権をマブスが保持した場合、2024年の指名権がTOP10プロテクトになります。そして、2024年の指名権もマブスが保持した場合、2025年の指名権がTOP10プロテクトとなります。2025年もマブスが指名権を保持した場合につき、2025年の2巡目指名権がNYKへ譲渡されます。(ここでNYKとのトレード終了)ということとなります。つまり今シーズンの順位が決まらなければ2025年までの指名権のトレードは不可ということになります。
 現状再建路線は断たれたと思っているので今年のTOP10指名権はNYKへ譲渡して2025年からトレード可能にしたほうが身動き取りやすそうですよね。

【TDLまでに使えるマブスのドラフト指名権まとめ】
 TDLまでにマブスがトレード可能なドラフト指名権は、2027年、2029年の1巡目指名指名権、2027年、2029年の2巡目指名権となります。(1巡目指名権のトレードは隔年でトレード可能です。この場合2026年は自前で保持または、ドラフト当日であればトレード可能。2024年、2028年も同様です。)2巡目指名権はお歳暮で出血サービスしすぎたので残り2本のみです。

【マブス再建プロジェクトの考察】
 今年の指名権がプロテクト付きなのは正に一長一短な側面がありますね。WIN NOWの補強をしようとすれば、取引相手の多くは再建チームとなることでしょう。ただし、要求されるのは間違いなく今年または来年のドラフト指名権ですが、マブス側はTDLまでにトレードすることができません。来シーズンは自前の1巡目を保持していますが、ドラフト当日までトレード不可のため旨みがありませんよね。なので指名権を使った大型トレードは現実的には難しいのかなというのが再建プロジェクトの考えです。ただ、1巡目で指名した選手が必ずしも出場機会を得られる環境にないのがマブスです。監督との信頼がないからね()。そんな起用してる時点でお終いなんですがどうしようもありません。Gリーグで修行しましょう。どうせ指名しても使われないじゃん、ならトレードしてもよくない?と思った画面越しのあなたへ。半分正解で半分間違いかなと思います。前述のサラリー事情からサラリーを圧迫しているTHJとベルタンスですが、サラリーダンプで使える1巡目は1本までかなと個人的に思っています。さらにトレード先からは"若手"選手がアセットにいないのであれば出すべきではないのかなと思います。オールスター選手のトレードは指名権3本程度が相場となっています。特にFA不毛の地で買い手に回りがちなマブスは多少高い買い物を余儀なくされます。そのため、本当のWIN NOWムーブを起こすときにトレードのテーブルにも乗ることができない状況が一番不味いのかなと思います。なのでサラリーダンプに使うにしても指名権を含める場合は何年の指名権を出すのか慎重に考えていただきたいものです。

2.ロスターバランス

広義の意味でのロスターバランスなので認識ずれがあるかもしれませんが悪しからず。
※年齢順です

①ハンドラー

  1. スペンサー・ディンウィディ (29)

  2. マッキンリー・ライト4世 (24) -2WAY

  3. ルカ・ドンチッチ (23)

  4. ジェイデン・ハーディ (20)
    ※今はウィングの動きをしていますが、ゆくゆくはハンドラーを任せたいのでこっちに分類しています。

②ウィング

  1. レジー・ブロック(31)

  2. ティム・ハーダウェイJr.(30)

  3. ダービス・ベルターンス(30)

  4. ドリアン・フィニー=スミス(29)

  5. シオ・ピンソン(27)

  6. フランク・ニリキナ(24)
    ※セカンドハンドラーも可能

  7. ジョシュ・グリーン(22)

  8. AJ・ローソン (22)-2WAY

③ビッグマン

  1. ジャベール・マギー (34)

  2. ドワイト・パウエル(31)

  3. マキシ・クリバー(30)

  4. クリスチャン・ウッド(27)

 見れば分かりますが若手ビッグマンがいないですよね…。一番若くて27歳のウッドです。一人育成枠のビッグマンがいて欲しいのが本当のところですよね(リムプロ・ラジコン型が理想)。今ならマブスレジェンドのタイソンチャンドラーの直接指導付きとVIP待遇です。ところで、拝啓 モーゼス・ブラウンくん お元気ですか? 前置きはさておき、ハンドラーから順にみていきます。

【ハンドラー】
〇スペンサー・ディンウィディ
 今シーズンはスタメンとしてルカのサポート役として活躍するコンボガードですね。マブスの代名詞であるコーナースリーの確率は56.4%でリーグトップクラスです。また、FG%と3PT%ではキャリアハイを更新するシーズンを迎えており、ハンドラーよりかはスコアラーとして優秀な選手となっております。ただ、ルカがベンチに下がりセカンドユニットを引っ張る時のディンウィディはボールの保持率(ダムダム)が高く24秒ショットクロックの残り3秒当たりでの無責任なパスが目立ちます。世界レベルの爆弾ゲームですね。それはよくないぞ。ただ、トランジションでのドライブのタイミングは光るものがあるは確かだと思います。また、プレイメイクよりゲームの流れを読むゲームメイク能力があります。(意図的なアーリーオフェンスであったり)玉に傷なところが、ポイントカードがディンウィディだけだとショットセレクションも悪化しがちなのでコントロール型の正ポイントガードと組ませてあげるのが一番輝くでしょう(さよなら、、、ケンバウォーカー)。よっぽどの条件がない限り、契約満了までは残留濃厚かと思います。
契約年数は残り2年(来シーズンで満了)

〇マッキンリーライト

 ディフェンスのハッスルを買われ、キッドの寵愛を受けるマッキンリーライトですが、オフェンス面ではスリーが打てない・オフェンスが作れないハンドラーでした。1・2試合程度であれば怪我人のバックアップガードとしてごまかしが効きましたが試合数が重なるにつれて厳しい印象です。Gリーグでオフェンススキルを磨くべきなのかなと思います。今ではケンバ在籍時も優先起用されていたのは正直納得がいってなかったのが個人的感想です。NBA~Gリーグの中間レベルの選手だと思いますね。それでもハッスルは見てて気持ちいいし、がむしゃらな姿は本物なので応援したくなる選手ではあります。頑張れマッケン!サイズを補えるオフェンススキルが課題だね。年齢的にもオフェンススキル的にも長期構想には入らないかな。

〇ルカ・ドンチッチ
UNTOUCHABLE
 言うまでもありませんよね。

〇ジェイデン・ハーディ
 マブスの未来です。怪我人続出のおかげでやっとチャンスが回ってきた遅咲きのルーキー(謎に干されていた)。どんな負け試合でもハーディくんが出れさえすれば勝ちなのです。マブスウィン!!!!!育成に全振りしてください。ルカの隣で使ってあげてください。ちなみに11月にユニフォーム買いました。マブスショップ公式は早く送ってください。。。オフェンスに関してはドライブからの多彩なフィニッシュスキルを武器に得点を量産できるスコアラーです。ただ、身体の使い方は上手いのですが、フィジカル面でもったいない部分がまだまだ伸びしろです。ディフェンスはディフレクションも多く改善余地はあるので、今はたくさんご飯を食べて身体を大きくするのが当面の目標かな。未来あるヤングマブスなのでアンタッチャブルです。絶対にトレードで出すな!!!!

【ハンドラー ポジション考察】
 ベテラン正ポイントガードが欲しい!!!!!!!!!!!!ディンウィディと組ませる正ポイントガードが欲しい!!!!!!!!!!(ベテランだとなお良し)ハーディくんをメインハンドラーで育成してみても良いのでは?とも思ってます。ああ、ケンバアアアアアアアアアアアアアアアア。プレイオフ目指す場合、重要な補強ポジションになってくると思います。

【ウィング】
〇レジー・ブロック
 今シーズン正直厳しいシーズンになってますね。もともと尻上がりタイプですが、なかなか調子が上がってこないうえにアイデンティティのディフェンスも一線で抜かれるシーンが多く試合での印象が酷いです。無駄なことをしないのが長所であり、スリー以外打てないのが短所であります。ゆえにハンドラーのリターンパスを送る役(セーブポイント)となるシーンが多く、厳しい言葉で言えばギャップなくして生きれない選手です。3&D選手の価値が近年高騰していますが、3&Dプラスαの時代が到来しています。直近の試合ではリバウンドを頑張っていましたが、、。とにかくTDLまでに調子が上がらないようであればトレード候補に入ってくると思います。復調してくれ~。頑張れレジー!
契約年数残り2年(来シーズン満了)

〇ティム・ハーダウェイJr
 ティミーさんですね。あなたはシューターです。スラッシャーではありません。オフェンスではC&S以外のオフェンスはやらない方がいいです。無謀なドライブはやめましょう。また、セカンドチャンスのアーリースリーも状況を考えましょう。無駄なことせずに走るだけであなたは輝けるんです。それとディフェンスですが、一線のディフェンスを頑張りましょう。3点決めても点取られまくったら出てるだけでマイナスです。頑張りましょう。爆発力は確かにあるから誰かがコントロールしなきゃならない癖のある選手。CLEから獲得に興味ありと噂が出ています。契約年数も長くサラリーひっ迫の要因となっているので放出候補として見ています。
契約年数残り3年(2024-25で満了)

〇ダービス・ベルタンス
 元祖人外走力のベルタンです。唯一のランニングシューターなので適正な使い方をしてあげれば輝く選手です。ただ、出場している時間は全てベルタンに打たせるような気概がハンドラーに求められます。長所と短所がハッキリしている分、生かすも殺す使い方次第です。個人的には活躍させてトレードバリューを上げたい一人です。ファンから愛されているのでマブスでまだみたいのが本音です。なのでサラリー分の働きして残ってくれよおおおおお。でもサラリー高いから放出候補筆頭です。契約最終年の保証金額は5Mなので最終年にバイアウトも視野か、、、。
契約年数残り3年(2024-25で満了)

〇ドリアン・フィニー=スミス
UNTOUCHABLE
 マブスの魂です。早く帰ってきて、、、、

〇シオ・ピンソン
 チアリーダーのため除外。

〇フランク・ニリキナ
UNTOUCHABLE
 コントラクトイヤーなので安めに長期契約結びたいところですね。彼ほどオフボールディフェンスが上手い選手が今のマブスにいないので。

〇ジョシュ・グリーン
UNTOUCHABLE
 マブスの希望です。早く帰ってきて、、、、

〇AJ・ローソン
 試合数少なく評価不明のため、サマーリーグではスリーポイントが大暴れしてたのちゃんと覚えています。

【ウィング ポジション考察】
 3&Dだけでは生き残れない時代へ間もなく突入していきます。3&Dプラスαの時代になります。正直このままのレジーブロックは厳しいのかなと思います。ドリアンとの同時起用でも爆弾ゲームが始まってしまうので、、、。レジーに関しては今はとにかくシュートを打ち続けて沈めていくほか生き残る道がないかな。その点ドリアンはオフェンスリバウンドが強みでもありますね。グリーンはパス能力、ニリキナはセカンドハンドラーとしてプラスα何かしら得意な分野があります。そして、マブスがずっと追い求めているのがオフェンスもクリエイトでき、ディフェンスもできる2ウェイタイプの選手ですよね。本当喉から手が伸びるぐらい欲しいです。ぶっちゃけ。マブスの選手はみんな大好きですが、ウィングポジションの整理は大大大優先事項です。サラリードカ食いのTHJとベルタンの整理がマストかな。TDLまでにどちらかは整理したいのが本音ですね。ベルタンは最終年の契約保証額が5MなのでTHJが優先か、、、。一応THJについてはキャバリアーズ(CLE)が現在興味を示しているとのこと。上手い具合にサラリーダンプできれば御の字ですね
。何はともあれ一番優先度の高いポジションです。頼むぜハリソン!腕の見せ所!

【ビッグマン】
〇ジャベール・マギー
 お笑いコルセットとなってしまったマギーさんでしたが、先日のNOP戦では本来のリムプロ、リムラン、リバウンドとサラリー相当の活躍をしていましたね。あの活躍が常時できるなら心強いのですが、、、、ウィリコの影がちらつきます。今後の活躍次第では残留OKだと思っています。が、、欲しいチームから電話がかかれば年齢的にみても放出はやむなしですかね。やっぱり少しお高くて長いのが本音。
契約残り年数3年(2024-25満了)

〇ドワイト・パウエル
 コントラクトイヤーですが、絶対延長して残ってください。スタメンでは心もとないですが、ベンチから出てくるパウエルほど心強いセンターはいません。最近パウエルの顔面HITシーンを集めた海外Twitterアカウントが発見されましたね(笑)。 殴られすぎてパンチドランカーにならないか心配です。何かとネタにされがちですが、パウエルの泥臭さに救われた試合は数え切れませんよね。ハッスルできる機動力ビッグマンは貴重です。ベテランミニマムで残ってください()パウッ!!!

〇マキシ・クリバー
UNTOUCHABLE

 延長契約結んだばかりなのでトレードできませんね。

〇クリスチャン・ウッド
 コントラクトイヤーですね。延長契約交渉が可能になった時は、トレードの電話が来て市場価値を把握するまで待ってみても良かったと思っていましたが、今ではとっとと延長契約結べと思っています。クリバーの負傷離脱後、スタメンに抜擢。その後みるみるリムプロ能力が開花しブロックを毎試合量産。ルカとのツーメンゲームはリーグでも止められない域に入りつつあります。さらにウッドの素晴らしいところはスタッツに現れない兄貴感です。ルカがさぼれば叱れるところ。良ければしっかりと褒めるところ。そして後輩想い。まだまだ粗が目立ちますが、この先4年はルカ・ウッド体制に賭ける価値があると思うレベルです。なので今すぐマブス側がシーズン中に提示できる最高額の4年77Mでオファーするべきです。今すぐです。早くしろおおおおおおおおお!!!!!!!!!オフにはFAとなります。ブランソンから何を学んだ?何が2年契約の予定だ?これで出ていかれたらマブスフロントは解体でいいと思います。それほどまでの選手なのです。ヨロシク頼むよ。

【ビッグマン ポジション考察】
 コントラクトイヤーのウッド、パウエルは延長契約を結んでOKだと思います。ただ、若くて肉壁になれるパワー型のセンター一人いると心強いですよね。何かとファウルトラブルしがちな傾向が強いので。。クリバーの離脱がウッドを開花させたのが不幸中の幸いですね。復帰のタイムテーブルは確かまだ出ていなかったですが、万全でもどっ来て欲しいばかりです。マギーまたはウィングを使って補強してもありかな。ただ優先順位は最も低いポジションですね。

【総括:個人的な補強優先度】
ビッグマン<<ハンドラー<<<<<ウィング
 優先度は上記の通りかな。ロスター全体を見ると不器用なアラサー軍団とそれを支える若手たちみたいな構図ですよね。頑張れアラサーマブス!何れにしてもウィングの整理から取っ掛かるべきかと思いますね。簡単な総括でした。ないものねだりですが、伸び代のある若手2WAYプレイヤーの原石でも欲しいものです(無理)。

3.マブスは誰を残すべき?

 個人的なバイアスありきの話ですが、本当に残すべきコアメンバーは、下記のメンバーかと。
◯ルカ・ドンチッチ
◯クリスチャン・ウッド(早く契約延長しろ)
〇ドリアン・フィニー=スミス
〇ドワイト・パウエル(早く延長契約しろ)
〇ジョシュ・グリーン
〇ジェイデン・ハーディ
〇フランク・ニリキナ(早く延長契約しろ)
 以上の7人かなと思っています。それではこの先マブスが進む路線の可能性について考えていきましょう。

①「再建」路線

 ないですね。ルカドンチッチに失礼だ。NYK戦の60点ゲームを思い出せ!!!バカタレ!!!!本人の大怪我以外に再建なんて口にしちゃいけない言葉に変わりました。

②「再構築」路線

 長期契約の残る不良債権選手を放出し、サラリーキャプの柔軟性を取る動きです。2~3年後の優勝を目標にチームを再構築する動きで、個人的にはこの路線が最も効率的に優勝が目指せるのかなと思っています。放出可能選手は、残り3年の契約が残るティムハーダウェイJr.とダービス・ベルターンス、(残り2年だけどスペンサー・ディンウィディ)を中心としたトレードパッケージですね。とにかく他チームの契約年数が残り1年の選手とトレードする動き。最悪1巡目指名権1本までは許容範囲かと思います。今一度コーチ陣は選手の強み・弱みを再認識し、ロールの見直しが必要かと思います。(そもそもそれができていれば、不良債権にはなりずらかったのでは…?)
 狙うべき契約年数が残り1年の選手は下記参照でお願いします。何よりサラリーキャップが空くことで柔軟性は格段に上がります。他チームからのおこぼれや燻っている選手を引き受けたりと様々な可能性が見えてきます。なので、ロスター・サラリー整理しつつ優勝の機会を伺っていくのが最も現実的でクレバーな動きだと考えます。うん、再構築路線でいきましょう。


③「本当のWIN NOW」路線

 あまり現実的ではありませんが(時期尚早すぎる)、ルカ以外の全選手をトレード可能選手とみなし、複数の1巡目指名権もアセットとみなす動きです。なかなか現実的ではありませんよね。今のマブスにとってはハイリスクすぎる。失敗した場合のダメージは大きくルカが出ていく可能性が大いに上がります。しかし、いつか大きな勝負をしないといけない年が来ると思っていますが、今の話ではないと思っています。そもそもWIN NOWでスター選手を獲得するにしてもディフェンス力は必須だと思います。それこそ2WAYプレイヤーでなければいけないのかなと。仮に今そんなスタープレイヤーがきたとしても、、、というのが本音です。下手にBIG3なんか組んでみては失敗する未来がみえます。それこそ失敗すれば再建へ一直線なので獲得する選手・時期を見誤らいで欲しいですね。

 この投稿を読んだマブスファンのみなさんは、マブスはこの先どんな路線を歩んでいくと思いますでしょうか?よかったらご意見お聞かせください。

シーズンを折り返したマブスの立ち位置(補足)

 先日のOKC戦を終え、レギュラーシーズン半分の41試合が終了しました。このトピックでは、補足程度に現在のマブスのRTGなどをまとめておきます。(2023年1月9日時点)

【チーム順位】
西カンファレンス 4位(23勝18敗)で貯金5
試合数:41試合(リーグ4位タイ)
ホーム16勝6敗、ロード7勝1敗
ルカドンチッチ不在時 0勝4敗

【アドバンスドスタッツ】
OFFRTG 114.9(リーグ6位)
DEFRTG 113.7(リーグ22位)
NETRTG 1.2(リーグ10位)
OREB%  23.4(リーグ29位)
DREB%  71.9(リーグ15位)
REB%  47.5(リーグ最下位)
PACE  96.52(リーグ29位)

 今回のマブス再建プロジェクトは以上となります。TDLまで残すところ1か月となりました。フロントがどんな動きをするのか、どんなニコマジックが起きるのか毎朝怯えましょう(笑)。ニコ・ハリソンGMは良くも悪くも人情味がなく俯瞰でチームを見れていると思っています。とりあえずファンが出来ることは何もないので全裸待機しましょう。それでは次回のマブス再建プロジェクトでお会いしましょう。次回はTDL後に展望でも書きたいと思ってます。バイバイ!

【編集後記】
 気付けばあっという間に10,000字超の投稿になりました。毎度のことながら推敲なしで一発勝負のストロングスタイルなため誤字脱字があると思いますが悪しからず(笑)
 個人的な話ですが、年始に大分の別府へ旅行してきました。もしこの先別府へ行く方がいればオススメしたいのが、鉄輪(かんなわ)温泉街にある「鉄輪むし湯」です。サウナ界の祖と言われ、石菖と言われる薬草が敷き詰められた8畳ほどの部屋の中に寝転がり、1セット8分蒸されます。通常のサウナよりドバドバ汗が出てきて心身ともにデトックスされます。料金は700円ぐらいでした。まさにサウナ界のGOATでしたね。初めての九州でしたが大変よかったです。大分を訪れた際はぜひ足を運んでみてください。

鉄輪むし湯 最高です!


 今回は最近ヘビロテしてる僕が好きなトラックメイカーのSTUTSさんが手掛けるこの曲でお別れです。それでは。

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