「ノンシリコンシャンプーは髪にイイ」を信じたら後悔するかも…
Mavie編集部の中嶋です。
「髪さえ整えればオシャレに見える」という信条のもと、この十数年間コロコロ髪型や髪色を変える人生を送っています。
この状態で逃れられないのはそう…乾燥によるダメージ毛です!
髪のダメージケアといえば、「ノンシリコンシャンプー」を思い浮かべる方も多いでしょう。
ただ、「髪に良さそうだから」という理由だけで使うと後悔するかもしれませんよ…!
実は「ノンシリコン」が合わない髪質の人もいる
実は「ノンシリコンは万人にとってイイもの」とは言い切れないって知っていましたか?
特に、下記に当てはまる方はノンシリコンは向いていません。
● カラー・パーマを繰り返している
● 枝毛や切れ毛がある
● 毎日高温のヘアアイロンを使っている
● もともと毛量が多く、髪が広がりやすい
…まさにカラーやパーマを繰り返し続けてダメージを負いまくりの私には合わないようです。
そもそも髪が傷んでいる=髪の表面のコーティング(キューティクル)が壊れている状態。
シリコンは傷んだ髪の表面を覆って、熱や摩擦といったダメージから守ってくれる効果があるので、ダメージ毛にはありがたい存在なんですね。
逆にノンシリコンシャンプーは「髪を素の状態に近づける」のが目的。
もともとダメージで乾燥している髪に使うと、ダメージが悪化しかねません。
ダメージ毛はどんな市販シャンプーを使えばいいの?
「じゃあパサついた髪には何を使えばいいのさ!」と迷いますよね。
実は「シリコン入りか・ノンシリコンか」よりも、洗浄成分(界面活性剤)の強さに注目するのが上手なシャンプーの選び方。
ダメージ毛には、洗浄力がやさしいアミノ酸系・ベタイン系シャンプーがオススメです。
パッケージの成分表を確認して、最初のほうに下記の成分名がある商品を選んでみましょう。
【アミノ酸系】
→マイルドな泡立ちで、髪を健やかに保ちながらサラサラ髪に。
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ラウロイルグルタミン酸TEA(またはNa)
・ココイルグルタミン酸TEA(またはNa)
・ココイルアラニンTEA(またはNa)
※他に「アミノ酸成分を含みます」「アミノ酸系」など、「アミノ酸」と入った言葉が目印です。
【ベタイン系】
→もっちりした泡立ちで、ダメージを修復しながらしっとり髪に。
・コカミドプロビルベタイン
・ラウロイルプロビルスベタイン
・ココアンホ酢酸
どちらも保湿力が高いので、まとまる手触りに仕上げてくれますよ。
ノンシリコンシャンプーがおすすめな人は?
逆にノンシリコンシャンプーが合っている方は下記の通り。
● 細くて柔らかい髪質で、ボリュームが出にくい
● 髪にボリュームが出にくく、ぺったりしやすい
● ヘアアイロン・コテは使わずにスタイリングすることが多い
● アレルギー体質で、添加物で肌荒れしやすい
基本的にノンシリコンは、「細くて柔らかい髪質でボリュームが出にくい人」向けです。
お風呂上がりにベタベタ感がある…という方は、髪質が細い可能性大!
ノンシリコンシャンプーを使うと、ふんわりとしたナチュラルな仕上がりになりますよ。
また添加物で肌荒れしやすい方や、髪の質感を「しっとりよりサラサラにしたい」というナチュラル志向の方にもオススメですよ。
自分の髪質や仕上がりに合わせて、シリコン入り・ノンシリコン入りを上手に使い分けてみてくださいね!
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「ノンシリコンシャンプーの選び方は?」「シリコンって体に悪いものじゃないの?」と気になる方は、下記でもっと詳しく解説しています!
プロの解説付きなので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪