見出し画像

無駄な節税反対!税金を払って資本を厚くするべき!

軍師・孔明:「順番についてもっと真剣に考えて!」

軍師・孔明さんから、そう仰せつかったぼくは、『順番』を意識するようになりました。一日の行動に対してもだし、中長期での動き方についてもです。自分だけではなく、妻や子供たち家族にも考え方を共有して、『家族全員成功シンドロームOS』プロジェクトの真っ最中でございます。

話が逸れましたが、そう。『順番』。生き残り続ける経営戦略。銀行融資戦略を進めるうえでも、やっぱり『順番』が大事ですね。


無駄な節税の意味は?


日本中でもてはやされている『節税』。いろんなやり方があると思いますが、大きく分けると、3つに分かれると思います。

1. 攻めの節税
2. 守りの節税
3. ただの無駄づかい節税

『攻めの節税』とは、来期の事業プランを遂行し、より会社を成長させる(利益を残していく)ために行うキャッシュアウト(支出)のこと。来季にどうせ払うのだから、事前に今期で支払いを立てて、今期の利益を圧縮=節税しようということです。

『守りの節税』とは、会社の成長(利益)には直接的に関係ないけれども、仮に会社の調子が悪くなった時のために使う支出。例えば中小企業倒産防止共済とかですね。

『ただの無駄づかい節税』というのは、いわゆる・・・わっしょいわっしょいと、無駄な支出を無理やり増やして、節税することです。将来の会社の成長にも、守りにも全く繋がらない支出。はい。単なる無駄遣いです!

こう書くと、(1)攻めの節税(2)守りの節税 であればいいやん♪というように見えますが、全部お金が出ていってますからね。。。

支出をして節税をするということは、会社の『経常利益』を圧迫します。当然、税引後の利益である『純利益』も圧迫します。そして『純利益』が圧迫されるということは、資本(=純資産)が増えないということになります。

資本主義社会は、文字通り「資本」が「主義(正義)」ということ。「資本」が多い方が、俄然有利な社会です。『純資産』が少ないと、銀行融資も調達しにくい状況が出来上がります。銀行から資金が調達できなければ、利益にも影響してきますし、会社自体の体力もつけにくくなっていきます。

特にスタートして間もない場合は、目先の節税よりも、銀行融資も含めた影響を考えて会社の体力をつけることを優先するべきだと思います。


(写真)「おでんあり」「おでんなし」でレジが分かれているマレーシアのファミマ。なんでそんなにおでん特別扱い!?かと思ってたら、どこのファミマでもおでん売れてるw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?