見出し画像

バブル崩壊の経験から発展した金融工学

ミスタM:「ぎーんこーうは『お金貸し』ー♪」

 
心の中で変な歌を歌いながら、
子供と一緒に公園へ歩いている途中。
 
 
『貸倒れする企業って絶対あるのに、
 銀行ってどうやって全体で
 儲かるようになってるんだろう?』
 
 
という疑問が浮かんできました。
 
 
銀行だって一つの企業。
銀行の統合などがどんどん進んでいる現在、
どの銀行もよりきびしく利潤を求めているはずです。


バブル崩壊の経験から発展した金融工学


現在の銀行は、
最新の金融工学を使って、
融資先の信用リスク(貸し出したお金を回収できないリスク)
を測っています。
 
 
そのためのデータベースや技術が
発展しているようです。
 
 
けれども現在ほどの
金融工学が発展していなかった
バブル崩壊前の日本は、
どうだったのか?
 
 
かの時代、
銀行が最も重要視していたのは
『担保』だったようです。
 
 
『有担保主義』といわれていますが、
その背景にあったものは、
バンバンあがりつづける土地の価格だったり、
日本全体の産業構造だったりしました。
 
 
モノを作れば作るほど売れていた時代では、
『工場を作ってモノを作って販売!』
というのが主要な産業だったので、
 
 
工場を担保に資金を提供するという
銀行の『有担保主義』は、
産業とマッチしていたみたいですね。
 
 
けど、バブルが崩壊してしまって、
銀行が担保として確保していた
土地や不動産の価格が急転直下の大暴落!
大損害を被ることになってしまいました。
 
 
この経験から、
『有担保主義』だけで
融資の判断(与信判断)を行うのは危険だ!!!
という考えが生まれ、
金融工学がより発展してきました。
 
 
全体として適度なリスクを取りながら、
大きな利潤を得るための『金融工学』
 
 
なんですねー。
なるほどー!
 
 
(いやいや、そんな小難しい
 歴史の授業みたいなんいらんわ)
 
 
という声が聞こえてきそう。。。
 
 
でも、こういう話。
意外と銀行員さん好きなんですよねー。
そりゃ本業ですから。
 
 
飲み会のとき、
相手に気持ちよく話してもらう
ネタなんかに・・・
使えたり・・・しますよw。
 
 

(写真)家族で今月のスケジュールを確認中。長男は、習い事や勉強のプランニングをカレンダーに落とし込み。今月は残り10日を残して「やるべき事」は全て終わるスケジュールを立てたようです。自分で勝ち取った余った10日間はゲームだって自由です。

そして、長男が楽しそうにやれば、下の子たちも真似っこ。少しずつですが、いい循環ができてきた気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?