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金利は損なのか?融資は悪なのか?

生き残り続けるための禁断の戦略術(9)

融資を活用するメリットはなんなのか?
 
 
ファーザー:「いちばんお金持ってるところに
       取りに行った方が早いだろう!」
 
 
当然、そうですよね。
お金の使用件を増やすために、
銀行の攻略は必須になりますね。
 
 
さらに少し見方を変えて
考えてみたいと思います。
 
 
 
●●● 金利=損ではない。
 
銀行融資を活用すると
必ず金利が発生します。
 
  
銀行からの信用力が
高い企業であれば1%未満。
 
 
創業したての信用も何もない企業でも
国の補助制度などを使うことで
1%後半から2.5%程度です。
 
 
借入をした元本の返済ではなく
上乗せ分の支払いに当たる金利。
どうしたって損した気持ちになります。
 
 
だから、借りる必要がないのであれば、
無駄に借入はしないというのが
日本の常識なのでしょう。
 
 
ですが、金利の支払いを
「損」にするのか?
「得」とするのか??
 
 
実は借入をする
僕たち自身の問題なのです。
 
 
例えば、1,000万円の借入をして、
商品の仕入れに使うとします。
金利が2%だとすると、20万円ですね。
 
 
一方で・・・

1,000万円を借り入れることにより、
普通なら買掛2ヶ月なんて言われている卸業者に
現金一括で購入することを取引材料に、
10%の値下げができたとしたら、どうでしょう?
 
1,000万円→900万円に値引き。
100万円の値引き=100万円の利益 ですよね。
 
 
→ 20万円の金利払い
→ 1,000万円の使用権を獲得。
→ 100万円の値引き
→ 粗利100万円アップ
 
 
借入をして、金利を支払うことで、
逆に利益を生み出すことができてしまいます。
 
 
さらに言えば、銀行との取引実績もでき、
次の借入にもつながる。
好循環へと入っていくことができるのです。
 
 
融資や金利。存在自体が「悪」なのではなく、
銃や刃物のように、使用者次第。
使いこなせれば、もちろん強力な武器になります!
 
 
(写真)ジョホールバルでカレーランチ。

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