DAY 4|アブサンの文法
本日より会期も後半、アブサン色の芳香が濃く深くなってきたここモーヴ街——オンライン上のお散歩をお楽しみ下さいました皆様に、お礼申し上げます。
HAPPY BIRTHDAY!
本日3月10日はブライオニー荘に住むイラストレーター・ヨネヤマヤヤコ様のお誕生日。おめでとうございます! 新しい一年がアブサン色煌めく素敵な御年となりますように。
菫色連盟の人気サロン《香水談話室》を主催されているヨネヤマ様。ここモーヴ街でも香りのエッセイは大人気。これからも素敵な香りの世界に私たちを道案内して下さいませネ。
DAY4のまとめ記事をお届け致します。
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アブサンの文法
★ DAY 4 ★
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——ブライオニー荘——
アブサン酒の歴史からアルフレッド・ジャリを経て、現代のアブサン香水、そしてお茶目なニガヨモギの実験へ。頽廃的でモードな新作イラストレーション《水中毒》もお披露目されました。
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——モダン・モーヴ・フラッパー——
本イベントより、霧とリボン・コラボレーションレーベル百貨店「モダン・モーヴ・フラッパー」内に、架空のアブサン酒専門店《Du Vert au Violet|ドゥ・ヴェール・オ・ヴィオレ》がオープン。今後、気鋭のアーティスト達と共に、多彩な手法で作品を発表してゆきます。
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「架空のアブサン酒」とは、実際のリキュールに様々な薬草が調合されているように、「文学・アート・モードを調合したコンセプト作品」のこと。ルネ・ヴィヴィアンの散文詩《死の虹》を題材に、永井健一さまの絵画作品、嶋田青磁さまの訳詩、霧とリボンのポプリが封入された全5種をご紹介しました。
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同じく限定版シリーズで、こちらはヴァージニア・ウルフの《青色と緑色》が題材。永井健一さまの絵画作品、維月 楓さまの訳詩、霧とリボンのポプリが封入された全4種をご紹介しました。
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——モーヴ・アブサン・ブック・クラブ——
緑色、橙色、菫色——三連で構成されたヴィヴィアンの散文詩《死の虹》。密やかな狂気を囁きの筆致で清廉に伝える嶋田さまの本邦初訳でお届けしました。詩人への理解深まる解説も併せてご高覧下さい。《死の虹》は「架空のアブサン酒」及び佐分利史子さまのカリグラフィ作品の題材となっております。*佐分利さまの作品公開は3月12日
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ヴァージニア・ウルフ《青色と緑色》発表からちょうど100年目の本年——五感を巧みに刺激する散文を清流のように写した維月さまの新訳でオマージュを捧げます。ウルフへの時を超えた書簡のような実験的な試みの解説も必見です。《青色と緑色》は「架空のアブサン酒」の題材となっております。
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イベント会期も3月12日まで、残り二日間となりました(3月13日には別便の配信がございます)。明日もぜひアブサン色はためくモーヴ街に遊びにいらして下さい。
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作品販売は3月14日(日)23時〜
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