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DAY 5|モーヴ街開通3周年記念イベント

《MAUVE STREET|モーヴ街》とは、霧とリボンが運営するオンライン上の架空のストリート。各noteを美術ギャラリーや図書館、アトリエや百貨店などの建物に見立て、多彩な文化発信と作品の展示販売を行うアート・プロジェクトです。通りを飾る建物は10棟。あちこち寄り道しながら、モーヴ街のお散歩をお楽しみください。

フランスガム|モーヴ街(2022年)

Text|霧とリボン

 DAY 5の本日も、午後から夕刻まで、菫色の舞踏会が各館で開催されたここモーヴ街。明日はいよいよ最終日。夜が訪れた通りには、もうすぐ幕が下りる哀感がそこはかとなく漂っています。

 初夏のお散歩をお楽しみ下さいました皆様、本日もありがとうございました。気になる作品、お好きな場所に、巡り合えましたでしょうか。

 今月で開通3周年を迎えたオンライン上のストリート「モーヴ街」は、パンデミックの困難な状況の下、生まれました。外出を控えていた時期が長かった分、季節の巡りと共に、これまで以上に大切に思うようになったものがあります。

 ——「暦」という存在。

 外出できなくても、直接お会いできなくても、暦を共有しているのであれば、同じ祈りを捧げたり、同じものを食べたり、同じ時間帯に星空を見上げたり・・・離れていても、日々の営みを共にする誰かの存在を感じることができます。

 折々に開かれるモーヴ街の展覧会も、暦のように、別々の場所に住まうそれぞれが、ひととき共に同じ夢をみることのできる存在となれたなら・・・と願います。

 ときに教会歴では、「復活日から40日後にあたる木曜日」の本日5月18日は「昇天日」。昨今、日本ではイースターも以前よりも話題に上るようになりましたが、昇天日やその後のペンテコステ(聖霊降臨日)はまだマイナーでしょうか。

 DAY 5の記録をお届け致します。本日は【4本の記事(本記事含む)】を配信致しました。
 会期中、一日の最後に配信される本まとめ記事をご覧になれば、その日の配信情報を全てチェックできる仕組みになっています。ぜひご活用くださいませ。



《菫色の実験室vol.8〜菫色 × 舞踏会》

 5番地サティス荘では、熊谷めぐみ様のご案内で再び『サロメ』の幕が上がり、須川まきこ様による新しいサロメ像が軽やかにお披露目されました。

 舞踏会の装いにかかせない、魅惑の装身具たち。8番地ヴィヴィアンズ百貨店では、Belle des Poupee様の清廉なヘッドドレスを江口理恵さまの伶俐なディスプレイでご紹介。

 階を移動してアームコルセット専門店へ。舞踏会にデビューする女性たちへ、massaging capsule様が装うことの喜びを伝えてくれました。

5番地
—— サティス荘 ——

8番地
—— ヴィヴィアンズ百貨店 ——


 いよいよ明日、菫色の舞踏会は最終日を迎えます。
 終幕の舞台へ、ぜひ遊びにいらして下さい。皆様のお越しを心よりお待ちしております。


★作品販売期間★
5月20日(土)23時〜5月22日(月)23時

↓モーヴ街MAPへ飛べます↓

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