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Apple Musicログイン問題<解決編>

問題編とかなくて解決編しかないけど備忘録に。

Apple Musicログイン問題

私はApple Musicを自分のiMac、iPhone、そして会社のMacBook Proで使用しています。会社のMacBook Proは会社用に作成したApple IDがメインで、Apple Musicのみプライベート用のApple IDで使用しています。

iPhone12のバッテリーがいよいよヤバく、3年使用したしiPhone15がリリースするタイミングで機種変しました。その時覚悟はしていたものの、それぞれのミュージックアプリ内のデータがごっちゃごちゃになり、再生ボタンを押しても再生されないもの、増殖するプレイリスト、などなどカオスになりました。
さらに、前からイライラしていた洋楽アーティスト、カタカナ表記問題!アーティスト名や楽曲名が英語とカタカナで入り混じり、同じアルバムが分裂しまくる。
そんなこともあって、ちまちまミュージックアプリを整理整頓していたのでした。

そしてやっと整理整頓もいよいよ終盤……と思っていたら、自分のiMac&iPhoneと会社のMacBook Proのミュージックアプリ内が微妙に合わないことに気づきました。プロキオン・スタジオで制作したサントラは会社のMacBook Proからミュージックへ追加しているのですが、それらが全く自分のiMac&iPhoneに反映されていないんです。
また、MacBook Proで変更を加えたもの(例:アーティスト名をカタカナ→英語)がiMac&iPhoneでは反映されていない。

ずっと疑問に思っていたのですが、ふとMacBook Proのミュージックアプリからアカウントをクリックしてみると、はるか昔のプライベート用Apple IDになっていました。

現在のIDはもちろん新しく作ったものではなく、昔のIDから手続きをして変更したIDです。
https://support.apple.com/ja-jp/HT202667

不思議に思いながらもサインインし、クラウドライブラリをアップデートしたところ、全てのデバイスのミュージックアプリが統一されました。謎だけどこれで一安心!と思って次の日またMacBook Proからミュージックを立ち上げ、念の為アカウントを確認するとまた昔のIDになってる!なぜ!?
どうやらアプリを立ち上げ直す度に昔のIDに勝手に戻ってしまうのです。認証解除、再認証、アカウント設定確認、サインアウト、最新OSへのアップデートなど色々試してもダメ。
そもそもどこから昔のIDが引っ張られているのかと思い、キーチェーンで検索をすると、applemusicと名前に入った怪しいトークンが大量にある。
これだわ!と思って削除し、再度ミュージックアプリを立ち上げる。でもまた昔のIDでログインされてる。なぜ!?
キーチェーンを見てみるとミュージックアプリを立ち上げた時刻に再度同じトークンが生成されているではないですか。
超めんどくさいけど、大量のそのトークン内のIDを現在のIDに変更する。これでもう大丈夫!と思ってミュージックアプリを立ち上げると、また昔のIDでログイン済。
もう無理。
これがApple Musicログイン問題です。

Apple Musicログイン問題<解決編>

さあ、いよいよ解決編!

ネットで調べてもあまり該当する例がなく解決できなかったので、Appleに問い合わせしました。しばらく待っていると今回の事例はお役に立てませんというメールが届いたのですが、チャットの方で問い合わせをしたら見事解決しました!

光田さんにおねだりをして、MacBook Pro2017から2021へ買い替えてもらった時に、いくつか不具合というか、うまく移行できなかったところがあり、恐らくその時から発生していたのではないかと今では思っています。(2年気づかなかった)
最初に書いた通り、会社のMacBook Proは会社用に作成したApple IDがメインで、Apple Musicのみプライベート用のApple IDで使用しています。

システム環境設定のユーザー名からメディアと購入を表示した画面

そう、まさにこれが原因だったようです。
MacBook Proを買い替えた時にはまだ昔のApple IDを使用していて、途中で正規の手続きで新しいIDに変更をしたのですが、恐らくここの情報の内部のデータだけ昔のIDが残っていたようです。システム環境設定の見た目はしっかり新しいIDになっているのに、なぜか内部にだけ古い情報が残ってしまっているので毎回ミュージックアプリを立ち上げる度に古いIDでログインがされていたようです。

解決方法

  1. メインの会社のApple IDをサインアウト

  2. プライベートのApple IDでサインイン

  3. プライベートのApple IDをサインアウト

  4. 会社のApple IDで再度サインイン

  5. ミュージックアプリをプライベートのApple IDでサインイン

以上です!
これでやっとどこかに紐づいてしまっていた古いプライベートのApple IDの情報が抹消されました。ミュージックアプリも問題なく毎回新しいApple IDで使用できています。そして後で気づいたのですが、カレンダーアプリの検索機能がなぜかこのMacBook Proに買い替えてからできなくなってしまっていたのですが、それも直っていました。多分これも古いApple IDが悪さしていたっぽいですね…。
パソコンを買い替えて、二つのApple IDを使用していて、さらにどちらかのApple IDを変更した時に起こりうるバグっぽいので、同じようなことで解決方法を探している方がいらっしゃたらぜひお試しください!
今後またこのようなことが起きた時のための自分用の備忘録としても残しておきます。


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