西野亮廣さんのしるし書店を諦めた訳

ちょうど一年前にさかのぼる。

キングコング西野さんの書籍を読んで、

「読書家」という職業にとても惹かれた。

そう、私は本が大好きで。

休みの日は本屋さん2~3件はしごすることもある。

カフェで読書するのがなによりの楽しみである。

ジャンルは小説からビジネス書など色々。



私は夫とケーキ屋を経営しているが

今は副業の時代。

仕事や収入源を1本に絞ってやっていくのは

リスクも高いし

なにより視野が狭くなる。

と私はおもう。


本に携わる仕事をしたいな。


本を書いてみるか、、

しかしいざとなると手が進まない。

何を書くか。

こんな時は本に頼る。

本の作り方、デビューの仕方。

でもしっくりこない。

私は書きたいのか?

悶々とする日々を1~2年過ごす。



ある時、何かのきっかけで

西野亮廣さんの本に出会う。

革命のファンファーレだ。

引き込まれた。

西野さんが

本が好きな人が

〈読書家〉というのを〈職業〉に出来る

プラットホームを作ってくれた。

それが【しるし書店】

普通、マーカーを引いてしまったり、書き込みをしてしまった本は古本屋さんでは買いとってもらえない。

しかし逆手にとり、

〈しるし〉には〈価値がある〉と。

本屋の店主が入れたしるし本を売る。

本にさらに価値をつけて売るという発想。


ココロが震えた。


これだ。

これをやりたい。

検索してみると、不具合か何かで

正式に始まるのはまだのよう。

西野さんの新刊「新世界」が発売したと同時に買い、それもむさぼるように読む。



そしてついに、

しるし書店のプラットホームが出来ていた!

登録したい!

そう思いながらも

本業がテレビで紹介されたりと(ローカルだが)ばたばたしていたのもあり、

時間が出来てから落ちついて初めよう

と、間を置いた。


・・・


ついに、しるし本を作れる!

と意気込み、ついに登録完了!

しかし何事にも慎重な私は

まずは他の人がどう販売しているのか

それを入念に調べた。



価格設定は自由な為、

どれくらいにしているのか。

プロフィールや、本の紹介の書き方、

どうしたらより売れるのか。

他の人のしるし本も買ってみた。

どんな風にしるされているのか、

どんな風に送られて来るのか?


・・・


買ってみたしるし本は

とてもわくわくした。

売り手の手書きのメッセージや、気づきがしるされている。


そういう発想か!


なるほど!


私が読んでいたらそこは気に止めていなかったな~

なんだか手紙をもらったようなわくわく感。

しるし本やっぱりおもしろい!



いいな。


あらためて実感し、

しるし本づくりをはじめた。



大事だと思ったところにマーカーを入れたり、ふせんに気づいたことを書く。

この本を買って下さった方の、期待を1%でも上間るような熱量を込めて。

その本に関連した、私のオススメする本の紹介なども添えた。

注文が入ってから慌てなくていいように、

3つの本のしるしを完成させ、2つくらいはまだ途中。

準備もとりあえず出来たので

いよいよ

出品しよう!

しるし書店に写真と価格、紹介文を書き込み、

ついに出品完了!

続けてあとの2冊も

同じ要領で出品してみる。

買ってくれる人がいたら嬉しいな。

そもそも、私の出品した本は全部

私のバイブルと言える、

ココロ支えになった本だ。

大事にしている本、本当にオススメしたい本しか売らないと決めている。

いらなくなった本を売るとか、

ただ稼ぎたいが為になんでも売る、

というのはイヤだったからだ。

つらいときいつも私を支えてくれた本を、

バトンを

次の人に渡したい。




そして、出品後

新着の本がUPされるタイムラインのようなページで、確認する。



悲劇はここからはじまる。


西野亮廣さんのしるし書店を諦めた訳【続】|まりおまうす #note https://note.com/maus_m_maus/n/n6ab766fd4256




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