見出し画像

最高の復讐は 幸せになること

これは10年前 傷ついて辛くて 毎日泣いていた頃に出会った言葉です。

基本的に 私は一瞬で落ち込んで 一瞬で復活するタイプで

「ごめんけど、愚痴聞いて」と 友達にお願いして 散々聞いてもらったら

むちゃくちゃスッキリして 「聞いてもらったらスッキリした!ありがとう!」となるのですが

その10年前の出来事は 人に相談することも出来ず(正しくは 相談したくなかった)

一人で向き合い 一人で悶々とし 若かった私は毎日泣く事しか出来ませんでした。

その悩みは もちろん 相手あっての悩みです。

相手も 自分と同じように苦しんだらいいのに。 

そんな風に思う毎日でした。

どうやったら私が深く傷ついている事が伝わるかな?

一瞬 「死んでいなくなれば わかってくれるかな?」そんな事もよぎりました。


しかしある日 タイトルの言葉に出会いました。

「最高の復讐は 幸せになること」

心を バーンッ!と殴られた気分になった。

仕返してやりたい。 見返してやりたい。 同じような苦しみを与えたい。

そんな風に思っていた私にとって とんでもない衝撃でした。


その後 ボストンに留学した私は 1年間 語学学校に通った後 大学に入学。

その入学セレモニーにゲストスピーカーで来ていた人のお話で

また同じ言葉に出会いました。


「Don't cry. Just revenge. The best revenge is to live well.」

泣くな、復讐しろ。最高の復讐は幸せになることだ。


わざわざ相手と同じ立場になる必要はない。

相手より学び 相手より豊かになり 相手より幸せになる。

それが一番の復讐だという話でした。


生きていると 今でも嫌な人に出会います。

特に職場で一緒に働く人は 友達のように「気の合う人」だけではありません。


意見を述べれば 「意見」と受け取ってもらえず 「文句」と捉えられたり

独身ということをマイナス要素にされ 何かあると「だから独身なんだよ」と言われたり

女性という立場を軽視され 「仕事とってくるか、俺とセックスするかのどっちかだな」とセクハラ発言されたり

思い出せば きりがありません。


でも、私は それらに耐えられなくなる度に 復讐をしてきました。

私に知識や経験が多いのは 沢山の復讐をしてきたからです。

苦しいことがある度に 復讐をするため

自分を豊かにし 沢山の事を学ぼうと努力し 

お金では買えない経験を得て 楽しい事に出会ってきました。

常に自分にとっての 「最高の幸せ(復讐)」を追い求めて 生きています。


「辛い事から逃げる」を 「最高の幸せを求める」というプラスの意味に変えて 強く生きられたらいいのに。

少なくとも私は そんな風に生きられるように前を向いています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?