e:HEVの高速域の効率の良さを検討してみる。

以前ホンダe:HEVがトランスミッションとして魅力的であることを書いた。

ただひとつ不安なことを思った。

最近のATの流行りは多段化で、それこそ10速変速とかまで登場している。

そのメリットの一つは高速域でも回転数を落として燃費を改善することがある。

一方でホンダe:HEV、直結モードは1段しかない。

高速域の効率は大丈夫なんだろうか。


ギア比を調べてみるとフィットe:HEVで
減速比第一0.805×第二3.423=2.76
であった。(内燃機関駆動)

参考文献↓

比較で私の乗っているマニュアル車で諸元表を見てみると
6速0.727×減速比4.625=3.36

つまりe:HEVの直結ギアはマニュアルのトップギアよりもうちょいハイギアであるようだ。

さて、私の車だと100キロで3000回転くらいである。
正直これは余剰な気がしている。(エンジンノイズの意味でも)
勝手な予想だが2000回転くらいでもよいのではないだろうか。

さっきのギア比で比べるとe:HEVなら2500回転くらいになる。
(タイヤ径などギア比以外が同一とするなら。)

私の車よりはいいがそれでもちょっと余剰な気はする。

直結1段だけという構造は簡素でいいが、これだと高速域の燃費が大丈夫なのか心配になった。

しかし下のような記事に安心する文言があった。

「しかも、力が余剰だと判断すれば、すかさず発電してバッテリーに電力を貯め込み、」

そう、どうやらエンジン直結モードでもその余剰そうな回転数に関しては発電に充ててくれているのだ。

これを見て私は安心した。

余剰そうな回転数も無駄にはしない。

ということでe:HEV、魅力的な変速機です。

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