ビリヤニのつくりかた（かんたんでふわぱら）

2024年1月5日 21:13

なるべく簡単に。
なるべく失敗しないように。

ネットでちょっと検索するだけで、いろいろなビリヤニレシピがヒットします。でも、その多くが、けっこうレベル高め。たくさんの種類のスパイスを使っていたり、あれこれ手間がかかったり、初心者にとってハードルの高いものが少なくありません。

このレシピは、はじめてビリヤニに挑戦する人でも、気軽に作れて、できるだけ失敗しないように、ということを目指しています。
・入手が簡単なスパイスだけを使う
・スパイスの種類をできるだけ減らす
・省けるところは省いて、単純明快な手順にする
そんな感じでまとめています。

本格的な味を知る人にとってはちょっと物足りないかもしれませんが、「インド料理とかよくわからないけど、自分でビリヤニを作ってみたい！」という人にとっては、楽しさを十分に味わえるレシピだと思います。

このレシピがうまくいったら、ぜひ、いろいろなスパイスを足してみたり、配合を変えてみたり、自分なりのチューニングを楽しんでみてください。

Enjoy Cooking！

＜道具＞

いろいろリストアップしたけど、キッチンに常備されているものでだいたい足ります。
・大きめの鍋（3リットルくらい入るもの）
・小さめの鍋（普通の片手鍋でOK）
・ボウル
・ザル
・おろし器
・調理用へら
・計量スプーン（小さじ1/4まで計れるもの）
・キッチンスケール（調理用の秤）
・キッチンタイマー

＜食材＞

・バスマティライス：160～200グラム
・鶏もも肉：300グラム程度
・玉ねぎ：50グラム
・ニンニク：すりおろし4グラム
・ショウガ：すりおろし8グラム
・トマト缶：大さじ1～2程度
・キュウリ：3～4センチ程度
・プレーンヨーグルト

バスマティライスは、新大久保へ行けば山ほど売ってますが、最近は無印良品やカルディでも売っているみたいです。

＜パウダースパイス＞
・コリアンダー：小さじ1
・クミン：小1/2
・ターメリック：小さじ1/8
・チリパウダー：：小1/2
・クローブ：小さじ1/8
・ナツメグ：小さじ1/4

＜ホールスパイス＞
・カルダモン：4個
・シナモン：3センチ程度

パウダースパイスも、ホールスパイスも、大きめのスーパーならだいたい揃うはず。カルディなら間違いなくある。
スパイスを買い集めるのが面倒だったら、ビリヤニ用のミックススパイスを使ってみてもいいかも。新大久保とかで売ってます。けっこう辛くてしょっぱいので、2人分を作る場合、ミックススパイスは6～8グラムくらい入れればだいたい大丈夫。

（1）肉をマリネする

・鶏もも肉（300グラム程度）の皮をはいで、から揚げくらいの大きさに切る。（脂肪や筋などもザックリと取り除く）
・切った鶏肉に、ヨーグルト（小さじ2くらい）、パウダースパイス（コリアンダー少々、クミン少々、ターメリック少々）、塩少々を入れて混ぜ合わせる。
・ほかの段取りが整うまで放置。

（2）フライドオニオンをつくる

・玉ねぎ（50グラム）をスライスする。
　（繊維に対して直角に切る）
　（サラダで食べる時くらいの薄さ）

・フライパンに油（小さじ2程度）を入れて玉ねぎを炒める。
　（最初は中火で、玉ねぎが色づいてきたら弱火にする）
　（たまに混ぜたり、裏返したりしながら、しっかり色づくまで炒める）

（3）米を水に浸ける

・バスマティライスを水に浸ける。
　（浸水時間は30分）

（4）グレービーをつくる

・フライパンに油（小さじ２くらい）を入れ、すりおろしたショウガとニンニクを炒める。
（弱火でジワジワと1分くらい）
・トマト缶（大さじ1～2くらい）を入れ、水分が飛ぶまで煮詰める。
　（火加減は、中火くらいからはじめて、煮詰まり具合を見ながら弱火に）
　（表面に油が浮いてきてペースト状になればOK）