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数学コラム 第6回 確率について考える

みなさま、まっちゃんスターです。

昨日は多忙で、更新忘れてました。


今日は名前の通り、確率について考えてみたいと思います。

学生時代、数学は文系進学者に避けられることが多かったのですが、今日のテーマはそういうことではなく、理系、文系にかかわらず頭の片隅に置いておいてほしい話題です。

このテーマである、「確率」ですが何をイメージしますか?

トランプにジョーカーが含まれている確率、

コインが表になる確率

宝くじで1等が当たる確率

みたいにあげていけばキリがありません。

というかあげられます。


でもこの子達ってコインが表、裏の2通りある。表なら1通りだから

1/2

非常にわかりやすいですね。

では、大学生内定者数65%ときいてピンときますでしょうか?

純粋に大学生全員の2/3が就職決まっているじゃん。

と、、、

はい、これが問題です。(問題出すわけではないですが、ある意味問題)

そう、これは大学生の就職希望者数の中の内定者数

となっています。

つまり、大学院進学者、留年者、休学者といったような、

就職活動していない大学生を”除いた数字”です。

なので、実際のところもう少し数字が小さくなります。

それに、大学生のと言ってはいるが、すべての大学なのか、一部の大学なのかすら述べていないという事態です。

はい、実のところ、こやつはおよそ日東駒専以上またはマーチ以上の大学生に絞って内定者数を表示しているといううわさがあるくらいです。(実態は違うかもしれませんが)

ただ、上位校はある程度マンモス大学も多いので、確率のT検定と呼ばれるものではかって優位性があるかと言われたらあるので、仮に上位大学だけとった数字でしめしてもロジック的には破綻しない現実がある。


では今話題のコロナはいかがでしょうか?

毎日ひたすら感染者数がでますが、具体的なサンプルがどれほどか?というのがボヤっとしています。具体的な数さえ算出できないくらいに専門家達の知恵で改ざんがないとも言い切れません。決定的な証拠がないため、この点については強くは言いませんが。

本当の数字かもしれませんが、メディアはその辺を気にせず、とりあえず確率の中で過剰な部分をフィーチャーしがちなので、メディアが出した数字だけでそうなんだーと疑わないと危険です。

まず、メディアにでてくる数字、どういう集計なのか?

ってことを疑いましょう。

これは文系、理系関係なく必要な能力です。

Amazonのレビューとかはある程度信ぴょう性はあると思いますが、商品によってはサンプル数が少ない、また購入者がどんな人たちか?

っていうのが概要レベルでもみえないですよね?

そういうことです。概要レベルでもいいから、例えば男性客が多めとか、

自分のような30代が多めとか、留学思考の人が多めとか、その辺はなんでもいいですが、傾向の情報がないことには、この商品は一般の人が買って、一般の人のレビューが3.5なんだな。

という理解でいきていくことになります。

それは嫌ですよね?概要がわかれば自分とは真逆の人のレビューが低くて、自分に似た人のレビュー評点が高いことがわかる可能性もつながります。

はい、どうでしょう?

確率勉強したくなったでしょうか?

はい、きっちり正しい確率を見極める思考というのについてお伝えしますと

近道はありません。

日々、自分に入ってきた情報に対して問題意識を持ち、これって実態はどうなのか?というのを日々考えていって研ぎ澄ましていくしかないです。

自分は数学メインのページなので数学観点で話していますので、他の分野の方でこれ違うよというのがあっても許してくださいねm(_ _)m


というわけで、久々の数学コラムでした

それではまたね😏

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