数学エッセンス第6回 日比谷高校数学2019年問1
みなさま、まっちゃんスターです
さて、前回は灘といういきなりハードモードですいません。
灘より難しくはないと思いますが、独自問題を作成されている都立ということで、日比谷高校の問題を選びました
今回はどんくらいでいこうかなー^^
問題多いから10分くらいが妥当かしら?
というわけで10分考えてみましょう!!
はい、いつもの通り解説していきます。
(1)の解説
今回から、解説ごとに頭の文字でかくすることにしました。
日を置いてみたらわかりにくっ、と思ったので汗
さて、こやつですが、
(3-1/√3)^2
⇒3^2-2×3/√3+(-1/√3)^2
⇒9-6/√3+1/3から
答え:28/3 - 2√3 ※6/√3=6√3/(√3)^2=6√3/3より
(2)の解説
ネタにならないぐらい(1)がすぐ終わりました
これは、簡単ですね。共通さがして終わりDAYO!
ということで、
A=6-x
こうしますと、(6-x)^2⇒A^2
9(x-6)⇒ー9(6-x)⇒ー9A
なので
A^2-9A-90
こんな式ができました。Aについてですが、
A=(9±√81+360)/2⇒9±√441/2
√441=√21^2=21なので、
A=(9±21/2)より
A=15、-6となる。
Aにいれる値なので、因数分解では符合がかわることを考慮し
(A-15)(A+6)
さて、もともとのA=6-xを戻しますと
((6-15)-x)((6+6)-x)
⇒(-x-9)(-x+12)
⇒ー(x+9)(-(x-12))
⇒(-1×ー1)(x+9)(x-12)
となる。よって答えは
答え:(x+9)(x-12)
(3)の解説
(2)はやや下ごしらえがだるいですが、案外あっけなく終わりました
中学生には難しい式の共通性探しで差がつくくらいでしょうか?
それは置いといて(3)にいきます
ふむ、代入やないかい(ミルクボーイ風w)
といいますのも、すでに解にー1/2だよ言うてるので、
xにー1/2いれて求めてね言うてますよ
入れてみましょう
〇(-1/2)^2-4×(-1/2)×aーa^2+1
⇒1/4+2aーa^2+1
⇒ーa^2+2a+5/4=0
a^2のマイナス先頭がややこしいので
a^2-2aー5/4=0
となります。
これからaは
a=(2±√2^2-4×(-5/4))/2
⇒(2±3)/2なので、
a=5/2、-1/2
また問題文は
と記述されているので、a>0より
答え:a=5/2
(4)の解説
(3)も微妙に手間だけどあっけなくおわり、(4)いきましょう
特に戻さないので、パターンは9×8=72
まず全体がこれ、
では、今から、1枚目が1~9、2枚目が1枚目以外の数で6の倍数を出してみます
1枚目が1:6 ※奇数および3の倍数ではないため
1枚目が2: 3、6、9※3の倍数が対象
1枚目が3:2,4,6,8 ※2の倍数が対象
1枚目が4:3,6,9 ※3の倍数が対象
1枚目が5:6 ※奇数および3の倍数ではないため
1枚目が6:1,2,3,4,5,7,8,9※6以外
1枚目が7:6 ※奇数および3の倍数ではないため
1枚目が8:3,6,9※3の倍数が対象
1枚目が9:2,4,6,8※2の倍数が対象
純粋に出した上記の数で対象の数を足しましょう
全量=1+3+4+3+1+8+1+3+4=28
これより、確率は28/72となるので、約分して整理すると
答え:7/18
(5)の解説
(4)は計算がめんどうなだけで問題自体は簡単でした
さて、次ですが、相似ですか。やりますか
最初にBDの点線の対角線を引きます
次にBDC’が90°になるように、cを設定
※C'はBCの延長線なので、∠DCC’=90°
次にDC’の延長上の点線を引く
AからC’Dの延長線上に垂線を下す。垂線の点はA’
AからBDに垂線を下す。垂線の点はB’
ADを対角線に持つ点線の長方形が登場した。
角度については、
∠AB’D=90°
∠AA'D=90°
∠A’DB’=180-∠BDC’=180-90=90°
∠A'AB=360-∠AB’Dー∠AA'Dー∠A’DB’=90°
なので、ABCDとAB’DA’は相似なので、正規に作図する部分はこの長方形のため答えは青で囲ったような部分が作図できてればよい
個人的な感想、計算がややめんどくさいだけで難易度は難関校のわりにはたいしたことなかった。問題は大したことないが、制限時間以内に解けるかで合否を左右するくらいですかね^^;
初の都立問題の解説でした♪
ではまたー😏
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