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mercariで不用品を買い取ってもらおうとして後悔した話。

この話は、前回の続きです。

〜前回のあらすじ〜
なんかいいな!と思ったものに関して、購入という意思決定の閾値がめちゃくちゃ低いサンのおうちは、物で溢れてどんどん手狭になっていく。そこで、サンは思い立つ。最近使ってないものを段ボールに詰め、Polletに買い取ってもらおう!…と。
しかし、自分が良いと思っていた品が、1円や100円という値付けになり、切ない気持ちに駆られたサン。

…この品は、もっと価値あるもん!

サンは、無料でPolletに送った段ボールを、1500円支払って送り返してもらった。どうせ売り渡すなら、この商品に価値があると感じてくれる人に売りたいと思うサンであった…。

Polletで不用品を買い取ってもらおうとして後悔した話。


メルカリが世に誕生して、なんともう11年も経っているらしい。
なんか新しいサービス出てきたっていうイメージから、普遍的なサービスとして定着した印象はあったけど、自分自身は、これまで使ったことがなかった。

メルカリで購入したこともなければ、販売したこともなかった。
学生時代にちょっとBOOK OFFを利用したか、引っ越し時のリサイクル引取りサービスを利用したことはあったけど、個人売買はしたことがなかった。

理由は、たぶん次の3つ。

  1. 梱包する手間がかかる&面倒。

  2. 知らない相手とのやり取りが怖い&面倒。

  3. 使用済みのものを、まさか欲しい人なんていないと思う。

食わず嫌いならぬ、買わず嫌い(かつ、売らず嫌い)である。

でも、先日のPollet査定を受け、わたしはついにメルカリに挑戦することにした!
査定する側にとっては、非人気商品(数年前の出版物とか)は、なかなか売れず在庫管理費がかかるし、そもそも査定を引き受けるときは送料もPollet負担だし、そういったコストがかかってる分、あまり高く買い取れないっていうのもよくわかっている。
だから、1円や100円の査定も、納得はする。

ただ、1円で私の手を離れたあと、倉庫に眠るだけで、Polletさんのコストになっちゃうだけ…っていうのも寂しい。

わたしが価値を感じたモノたちは、同じように価値を感じてくれる人の元に引っ越して、その価値を発揮してほしい。

ということで、とりあえずアカウント登録。

ドキドキしながら、出品するを押してみた。
サクッとな!?

直感的に操作できる、ユーザーフレンドリーなUI
初心者にも優しいガイド付き。

1回読んだきりで、保存状態も良い本と、昔ハマってたアーティストのライブDVD、MBAの授業で必要だった映画のBlu-rayなどを、写真に撮ってみた。

八甲田山 Blu-ray いい映画
リーダーシップやマネジメント、組織設計を学ぶのに良い教材。
僕たちの嘘と真実 欅坂46
絶対的センターだった平手友梨奈が脱退した後に公開されたドキュメンタリー映画のDVD。
てちは映っているけど、何も語らない。
うまく言葉にできないけど、なんか、こう、グッとくる映画なんや…

同一商品が他のユーザーで出品されていた場合、その売却価格を自動で表示してくれるようになっているため、価格設定の参考になる。

自動で値下げしていってくれる機能もあるんだ〜と感心したりしつつ、なんとか出品完了した。

すると、その日のうちに、メルカリのアプリの通知が!

不意にこの画面が表示されると、嬉しくなる

購入してくれたユーザーさんから、ちょっとしたコメント(よろしくお願いします的な)も来ていて、なんだ、なんだ、なんだこれ、めっちゃ嬉しいんですけど!!これの良さ、わかってくれる同士、いたー!って感じ。

急いで、梱包して、最寄りのコンビニに行く。
セブンイレブンやファミリーマートで発送できるのは便利。
宛名を書かなくていいのも良い。QRコードをレジやコピー機などで読みこんで、シール貼って出すだけ。送料は、売上金額から自動で引かれる。

想定していた通り、確かに手間はかかる。

大したモノではないが、梱包資材を調達しに行き、
配送時に濡れないように、折れたり傷つかないように、梱包し、
コンビニまで足を運ぶ、手間がかかる

しかし、なぜだろう…
手間はかかるが、それは「面倒」ではなかった

送る相手が喜んでくれたらいいなと思いながら、資材を選んだり、梱包したり、発送作業をするのは、とても満ち足りた時間、という感じがした。

毎日1〜3品、購入通知がくる。
購入された日中に、コンビニに発送に行く。
早いときは、購入スタンプついてから1時間以内に発送できる時もある。Amazonかよ。
多いときは、朝と夜で2回発送しにコンビニに行く時がある。
早く届いてほしい気持ちしかない。

相手に届くと、相手もありがとうとコメントを返してくれることがほとんどなので、役に立てて良かったなぁと思う。
わたしはまだ、デフォルトのコメント(メルカリが用意してくれているテンプレ文言)以外を返せたことはないのだが、「ぜひ価値を感じてくれ〜」と念を送っている。

わたしの家で眠っている価値ある品を、ちゃんと有効利用・活用してくれる人の元へ、お引越しさせてあげたい。
そのために必要な作業は面倒な手間ではなく、ものを大事に扱い相手のこと想う尊い時間だった。


そして、わたしは後悔したのだった。


なんでもっと早くメルカリやってなかったんだろうって。


「地球資源が限られているなか、より豊かな社会をつくるために何ができるか」。2013年、創業者の山田進太郎が世界一周の旅で抱いた課題意識から、フリマアプリ「メルカリ」は生まれました。私たちは、物理的なモノやお金に限らずあらゆる価値を循環させることで、誰もがやりたいことを実現し、人や社会に貢献するための選択肢を増やすことができると信じています。テクノロジーの力で世界中の人々をつなぎ、あらゆる人の可能性が発揮される世界を実現していきます。

株式会社メルカリ ホームページより

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