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”お久しぶり”のィ・ジュンギ主演「悪の花」が面白い

不惑の歳、アラフォーといわれる韓流スターたち。
ルックスは、とても40歳を迎えるようには、見えないが、キャリアは20年近くあるわけで、その男性陣の層の厚さは、今更言うまでもない。

わたしは、好きな不惑の韓流スターたちを、グループ分けしている。
 「陽」の気運が高い、Aグループ 
   コン・ユ, ヒョンビン, カン・ドンウォン 
 「陰」の気運が高い、Bグループ
   チョ・インソン, ソ・ジソブ, イ・ジュンギ  
 という具合に。
この陰と陽の気運を持つ主演俳優たちの作品を交互に観ながら、韓国ドラマや韓国映画を観 ていくのが、私流なのだ。

というわけで、今回は、イ・ジュンギ主演の「悪の花」を観たわけだけれども、やっぱりハズレなかった。面白かった。

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サスペンスメロドラマというジャンルにぴったりの作品であった。
愛する夫は、連続殺人犯かもしれないと疑惑を持つ刑事である妻・・・というムリな設定を、そこは、韓国ドラマだからこそ、面白く見せてしまうのだ。そして、現実離れしたストーリーを、リアルに演じるのが、イ・ジュンギの真骨頂でもある。

また、一見、刺激的なエンタメ作品のようでいて、実はもともと他人だった夫婦、その愛は、本当に信じられるものなのかなんて重いテーマも入っていて、そこを、時にクールに、時に甘く演じるィ・ジュンギの魅力満載のドラマになっている。この人の、韓国ドラマ特有のタメの演技を観て欲しい。

イ・ジュンギ…もともと演技派だけど、最近は貫禄と凄味まで出てきた気がする。
相手役のムン・チェウォンは、その美貌に比べると、演技が惜しいとよく言われていたが、このドラマでは、なんか演技が数段上手くなった気がする。やっぱり、イ・ジュンギが相手役だからだろうか。

イ・ジュンギの演技者としての気運は、私的には「陰」だと思うのだが、インタビューなんかを観ると、素の彼は、ハイテンションで明るくエネルギッシュな感じだ。やっぱり、わたしが、彼のお顔の印象でそう思っているだけかもしれないけど。でも、陰のある役が似合うんだよなあ。

※宮崎あおいと共演したのっていつだっけ。日本語もお上手です。

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