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続・服薬したら早起きすぎて森

おはようございます!!!!

今は朝の…3時18分
間接照明の柔らかい光の中、パソコンをパソコンをカタカタと動かし、この文章を書いています。パソコンもこんな時間に起こされて、さぞかし眠かろう…。ごめんねぇ、こんなご主人様で…。

ストラテラを服薬し出して、今日でちょうど10日目。吐き気、眠気、食欲減退(+メシマズ)を乗り越え、整理された頭脳を再び手に入れたのは、前回も話した通り。

しかし。私はまた、この便利で厄介な薬、ストラテラちゃんに頭を悩ませているのだ。
なぜかというと…。

それは、飲むことで元気が出過ぎるから!!


飲まねば苦しい、飲んでも苦しい、慣れたら私を困らせる。

やれやれ、とんだじゃじゃ馬だぜ…。

「なーんだ、そんなことかぁ!」とお思いのあなた。昨日私が友達とたっぷり京都で遊んでから、寝た時間は0時ごろ。
今起きている時間から逆算すると、睡眠時間は約3時間

友人と訪れた純喫茶。好(ハオ)。

えー、動物睡眠時間ランキングによると、私と肩を並べる睡眠時間を持つ生物は…。

馬。馬です。(2.9時間)


豚さんでもちゃんと7.8時間寝られているというのに。睡眠時間だけで言えば、私は豚以下の存在に成り下がってしまったのだ。お前、人間じゃねぇ!!!!!

ヒヒィ―ン…(嗚咽)

寝不足の感覚はあるのだが、薬の服用で動悸が激しいこともあり、どうも目覚めてしまう。
今、誰かと仲良くなったら、ドキドキによるつり橋効果的な感じで、うっかり好きになってしまいそう。

トゥンク…これが恋…?

電信柱や自販機を口説くような姿を見かけたら、誰か、私を気絶させてでも眠らせて下さい。

綺麗な顔してるだろ…。死んでるんだぜ。

あぁ、今日も諦めて布団を抜け出してしまった。
寝ても、寝ても、眠かった日々が今は恋しい。
なんとか有意義な時間を過ごそうと足掻く、悲しい背中をご覧あれ。

➀夜明けを待つ
 さすがに外は真っ暗。意味もなくスマホを見て、時間を潰す。
 こんなことをするなら、本を読むとか…。と自分でも思うけれど、そこまでの軽やかな思考は、この睡眠時間じゃ手にいれられないんだな。端のすりきれた布団の中で、空が明るくなっていく様をつぶさに観察。
 電気はえらい、誰が見ていなくても淡々と光っていて。

➁窓を開けて椅子を寄せる
 おっ、端っこの方が赤くなってきたら夜明けの予告編。
 そうっと窓を開けて網戸に。風が涼しい~。ちょっと寒いくらい。
 見渡せるぐらい小さなリビングに置かれた椅子を、窓辺に設置。いいですか、今から夜明けを観察しますよ。

素足を窓につけると気持ちいいよ。

➂コーヒーを入れる・部屋の電気を暗くする
 この時間は皆さんお休みなので、あくまでも全ての動作をそうっ、と。
豆から挽いてレギュラーコーヒーを…なんて丁寧なことはいたしません。水・インスタントの粉・牛乳を入れて1分50秒レンチン。最後にラム酒をひとたらし。これが不健康な朝に良すぎも雑過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。

夜明けの空を見るときは、部屋を暗くして思い切り近づいてみてね。ちょっとしたお菓子もあると、尚良し。

④椅子に座って青葉市子を聴く
 友達と青葉市子の話をしたら、「時代が時代なら、彼女はきっとシャーマンになれる。」と。激しく同意。
声量があるわけではないのに、存在感があって、日常へ水のように染み込んでくる。

素晴らしい歌手です。あと600年くらい生きてください。私が大好きな「アンディーヴと眠って」を大人のための子守歌だと話す人がいて、それもまた禿同。アンディーヴとは、フランス語でチコリのことだそう。白菜のような野菜ですね。食べた事がない。どんな味がするのかしら。


➄コーヒーを飲みながら蒼井優ちゃんになりきる

 はい、お疲れ様でした。最後の一番大事な工程です。コーヒーすすって、めちゃくちゃ蒼井優ちゃんになりきりましょう。私の理想は「百万円と苦虫女」。自分のこと笑ってくるギャル、はちゃめちゃにぶちのめすシーン、好き。

 もちろん、蒼井優ちゃんでなくてもよい。黒木華様、古川琴音様…思い思いの夜明けが似合うひとになってください。




あー、今日も仕事なのに、寝れないな。
この前なんか、無駄に元気があるからって、2時間残業して、頑張ったのに報われなくて、すごく空しかった。
何のための仕事なんだろう。休日も、どこかで、ミスをしていないか気に病んで。

壊れる前に立ち止まってほしいのに、自分の体すらままならない。
いっそ身体崩したら休めるかなぁ。そんなことをしたら立ち行かなくなっちゃうだろうな。

でも、明け方の空気があまりに透明なこと、ガラスに素足をくっつけると気持ちいいこと、鳥たちが美しい声でさえずること。それをほんとうに知っているのは、私だけ。

今はそれでいいと思う。

飲み込んだ怒りも、こらえきれなかった涙も、惜しみなくユーモアに転換したい。私が感じた負の感情が、美しく面白いものにならぬまま忘れ去られるなんて、どうしても嫌だ。

そうじゃないと、悲しくて、悲しくて、とてもやりきれない。



…うふふ、なーんちゃって!

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