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どうしたらトラブルにならずにすむ?

子どもが人を怒らせて、顔をグーで殴られた。

もう、こんな事にならせたくない。

なんとかしなくては。

子どもが人を怒らせる発言をした。
私の育て方に問題があると反省する。

子どもが手を出されたのは15時ごろだったのだけど、頭から離れない悩みとなって眠れなくなり、夜中を過ぎて朝になった。

まず、手を出されてしまった原因は、うちの子どもが注意したことからだった。

ルールを守らずに遊んでいた、うちの子どもより上学年の団体に、うちの子は注意をした。

正義感と勇気ある行動をとれたことは素晴らしいこと。

だけど、注意をされたくて生きている人はいない。急に注意をしたことによって、怒りを誘発させた。

そして、殴られた。

うちの子どもはやり返さなかった。やり返したいと考えたけど、やり返さずがまんした。

『痛かったね。グーで顔を殴るなんてことをするんだ、いやなことをするね。やり返さなくて、えらかったね。』と私は言って、子どもの頭をなでた。

立場の強い多勢の間違った行動をした人により、小さくて少人数の正しいルールを守った人が叩かれて悲しい気持ちを抱える。
そしてその悲しい気持ちを抱えた人に、100%寄り添うだけの意見を言うだけでは今後同じ事がおこらないように防ぐためにならず、何か教えをしなくてはいけない。

悲しい世の中だと思った。

『私が話をしてこようか?』と子どもに言うと、『お母さんにもイヤな事を言ってくると思うから、言わなくていいよ。』と子どもは私に言った。

こんな人生をおくらせてはいけない、二度とこんなことが起こらない対策を考えなくてはいけないと思った。

まずは、原因は、

うちの子どもが注意をした事だと思う。

だから、子どもに伝えた。

『世の中には、完璧に生きられる人はいないんだよ。みんなどこかしら、うまく生きられずに、正しくない行動をしてる。私も時間を守ることが苦手でしょ?やらなきゃいけないってわかっていても、守れないことがある。他にもたくさん、うまくできないことがある。
そして、自分を生きてる。自分が楽しく過ごしたい、嬉しいと感じたい、幸せでいたい。おそらく、嫌われたい、悲しい気持ちで毎日いたい、楽しくないことを毎日したい、悪口を言われたい。と思っている人はいないと思う。

だから、急に注意されて自分を否定されたら、イヤな気持ちになるんだよ。

私だっていろいろがんばってる事だってあるのに、なんで急に怒られなきゃいけないんだ!って。私だって…この人いやな人!…ってね。

まず、責めない。
どうしてそういう行動をしているのかを教えてもらう。話をうかがう。

でもね、相手に聞く前に、これは聞く必要があるのか、自分の中で考える。
自分が気になってしまった相手の行動は本当に危険なことなのか、自分の中で考える。

本当に危険があるレベルではなければ、見守ろう。

どうしても危険だと思い、危険だという事を伝えたくてしかたがないと思うなら、まず、どうしてそうしているのか考えを教えてもらうために尋ねる。すぐに注意してはいけない。

そして、教えてもらった考えが、危険でよくない事だと思ったら、自分がしてあげられることがあるかを考えてみる。
《なんで、こんなことを自分がやらなくてはいけないんだ。》と思ったら、しなくていい。
無理をする必要はない。
もしも、《自分がこれをしてあげたら力になれるかな。してあげたいな。》と思うならしてあげたらいい。

教えてもらった考えが、賛成できる意見ではないな、と思ったら提案してみよう。
《こうしてみるのはどう?》と。

それでもイヤと言われたら、
本当に危険な事がある予想がつくなら、管理者やまわりの人に協力をお願いしよう。

本当に危険で、誰も協力してもらえる人がいない場合は、こちらの身の危険があるかもしれないから早く立ち去ろう。

人はなかなか変わるものではないから、考えが違っても責めてはならない。

相手がどうしたら変わるのか、相手にどうしたら伝わるのか、相手が変化する事を望むなら、その時点で間違っている。

相手の変化を望む自分でしかいられないなら、そもそも話しかけてはいけない。話しかけるのをやめて、あきらめましょう。

と言う話をした。

今の地点での私が考えた対策。
子どもに理解できるのだろうか。

そして、決められたルールを守らない人のせいで、こんなにも複雑に子どもが自身をコントロールして考えをめぐらせなくてはならない世の中は不公平だと思った。

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