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20200110、審査員。

今更の感想だけど、一昨日に見たテレビ番組『家、ついて行ってイイですか? 4時間半SP』の最後のイノマーさんがすごかった。

癌で亡くなる2ヶ月前の最後のライブの姿。

口腔底がんで舌を半分以上切り落としているのに歌っていた。

すごい気力だ。

歌う直前までグッタリしているのに。

僕も父をがんで亡くしているので、その凄さというのが割と分かる方だとは思う。

体調も最悪だろうし、痛いだろうし、薬で意識も朦朧としてるだろうに。

あんなに亡くなる直前まで光の方向を向いていられる人ってどれくらいいるんだろう。

ハイパーハードボイルドグルメレポートの上出ディレクターが撮っていて、さすが、となりました。
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僭越ながら昨年からアーティスト志望の10〜20代の子にトークのレッスン的なものをやらせてもらっているのだけど、その流れで今日はボーカル志望の人たちのトーク審査なるものをやらせて頂きました。

まあ僕の審査で合否がどうなるわけではないのだけど、フロントマンたるものお話や振る舞いも魅力的な方が良いのは言うまでもない。

昨年に続き2回目の審査だったのだけど、みんな真面目に取り組んでおり、伸び率がすごい。

講師的な事は大学時代に美術予備校をやったり何年か前にもレッスンをしていたのだけど、僕の一言が少なからずその子の将来に影響を与えてしまうと思うので、無責任な事は言えない。

なので終わった後は頭が疲れてお腹が空きます。

しかしエンタメに進む事にキラキラと真っ直ぐ希望に満ちた眼をしている子たちを目にすると、襟を正させられる。

僕も純粋な気持ちは忘れてはダメだ。

考える時間があったら手を動かそう。僕は考えてから動くよりとりあえず動いてみて修正する方が性に合ってる。

なので道を知らなくてもガンガン行くので方向音痴です。

ただ歩くのは早く道間違えて遅刻したりしないので、あまりバレてません。

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