「スーパーロボット大戦A」のレビューや感想【GBA】

2024年11月19日 00:14

筆者が実際にゲームで遊んでみて、レビューや感想をさっくりまとめて記載します。今回はゲームボーイアドバンスソフトの「スーパーロボット大戦A」について記載します。

実際に遊んでみての感想

ロボット部隊を操作しながら、マス目の戦場を進軍して敵の部隊を倒していくシミュレーションRPG「スパロボシリーズ」のGBA1作目。

正直いろんな面でゲームバランスが悪く、最近のスパロボしか遊んでいない方や初心者にはかなり厳しい難易度となっており、これまでのスパロボをやり込んできた玄人向けの作品とも言えます。

上から見下ろす形の簡略化されたシンプルなマップで、ゲーム内のシステム周りもスッキリしており、操作感もサクサクで遊びやすいです。それだけに、戦闘シーンがオフに出来ないのが痛すぎます。もちろんスキップもできません。

全戦闘をすべて見ないといけないため、１話１話がとんでもなく長く、終盤だと平気で数時間かかります。ドット絵で描かれた戦闘シーンはまだ動きが少なく、見ていても飽きてきます。変なミスでゲームオーバーになってしまったらもう地獄です。

獲得資金も少なく、敵も結構強いので序盤は大苦戦します。無改造だとHP15000の敵にこちらの攻撃は1000程度なんてザラ。なのに相手の攻撃は3000くらいのダメージを受けます。

ドラグナーなどのリアル系機体は運動性と限界を改造すれば、敵の攻撃を避けまくる頼もしい存在になるので、安定して避けるようになったらエネルギーを使わないメイン武器を改造していく流れにすると良いです。

GBA初のスパロボ作品ということで、色んな部分のバランスが悪く敵も強いのでかなり苦戦します。戦闘シーンがオフに出来ない点はかなり痛いので、その部分を我慢できないのであれば、遊びやすい難易度の次回作「R」を遊んだほうが良いかもしれません。

今作の特徴の一つは、主人公機が５種類も用意されていることです。リアル系やスーパー系、男女それぞれの専用機など、とても迷いますが特にこだわりが無ければ「アシュセイヴァー」を選びましょう。リアル系なので運動性に優れ、射程の長い攻撃が超強力ですごく使いやすい機体です。

上述した通り、本作は資金も限られているので、まずはリアル系の主人公機を中心に改造しましょう。その後は自由に好きな機体を改造しても良いですが、本作にはさらに困ったことがあります。

一部の機体に関して、敵のボス機体とのタイマンを強要されたり、孤立した状態からしつこく狙われたりと、無改造だと最悪詰む可能性があります。

もちろん配置や強化パーツ、精神コマンドなどを駆使して突破することも可能ですが、「ダイモス」「シャイニングガンダム」「ドラグナー1型」は少しでも改造しておくことをお勧めします。ちなみにこの３機は改造しておけば普通にエース級の活躍ができるので、改造優先度は高いです。

どんなゲームなのか・良い点・悪い点をまとめたレビュー記事を公開中です。気になった方はご覧ください。

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