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最近読んだ本の話。

筆者は読む本を決めるとき、観るドラマを決めるとき、タイトルに重きを置くきらいがあります。(ドラマはキャストで決めるときもありますが。)この本にはいったいどんなことが書かれているのだろう、どんなストーリーなのだろう、全く予想できないタイトルに出会うとワクワクした気持ちになります。まだその本を読んでいないのに、ドラマを観ていないのに満足感に充たされます。ドラマによっては結末が予想できてしまうものもあると思います。もちろん、その結末に向かってどのような展開が繰り広げられるのかを楽しむことができますが、予測0の状態で進めていくことで自分の頭の中で物語の展開を想像したり、それを裏切られた時のしてやられた感がたまらなくいいのです。

前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなで筆者がタイトルを見た時に「これだ!」と思って手に取った本が「三千円の使いかた」です。小説風の著書説明だったので読み進めやすいだろうと思ったのが最初の印象でした。ある家族が生きていく人生をあたかも自分が経験しているかのように描き、「人間いくつになったって、どんな生活をしてたって、悩み事・乗り越えなければならないことがあるんだよ」ということを優しく教えてくれる本です。人生を通してお金というものの大切さに改めて気づかせてくれます。結婚して家庭を持つにしても、一人で自適に過ごしていくとしても、生活するためにはお金が欠かせません。そんな身近にあるお金と自分、家族、恋人、友人とのかかわりがどう人生に影響してくるのか、読み進めていくうちに頭の中で今後のことをいろいろ考えさせられました。

筆者は現在、大学に通いながら一人暮らしをしています。社会人になれば立場や生活環境も大きく変わり、そこに適応していかなければなりません。多くのお金が必要になるときもあるかもしれません。人生とは人との巡り合わせによって大きく変化するものだと思っています。今まで出会ってきた人やこれから出会う人とのかかわりを大切に、そして、お金の大切さを胸に留め、毎日を噛みしめて生きていこうと思います。

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