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2023鹿島アントラーズを統括Part1

皆さんこんにちは、まっつぁんSCサッカー観戦塾です
今回は年末年始&観戦塾開設1周年を記念して鹿島アントラーズサポ&J1を普段から見ている観戦塾メンバーと対談しました。


メンバー紹介

まっつぁんSC:司会、Jリーグサッカー戦術分析YouTuber、観戦塾塾長
きらぼし:鹿島アントラーズ&いわきFCサポ
しかる:鹿島アントラーズサポ
鹿の反撃:鹿島アントラーズサポ
たけ:鹿島アントラーズサポ
ギアス:川崎フロンターレサポ、松本山雅は地元で見てる
MISOGIに愛された漢:この企画の発案者、松本山雅サポ、ジュビロ&ヴェルディ&宮崎も応援中
国立鹿島を今季観戦


今季の統括

ま) 今季の統括をお願いします

き) 一言で言えば今季はブレブレのシーズン

し) 結果的にチームの一体感が不足していたと思いますね。曖昧なベクトルも相まって....

た) シーズン終盤まで試行錯誤し続けたけどチームは完成しなかった

鹿) 岩政さんのやりたい、理想としているサッカーは昨年から何となく見えていましたが、ビルドアップにしても原則仕込まないでやろうとして結局頓挫した、ぐるっと一周回って元に戻った感じはしてます。

鹿) 成績との兼ね合いがあるので、勝てなくなったら1番強みが出せる形に戻したのは分かります。ただ理想を追うのに岩政さん個の能力では無理はあったとは思います。

まっつぁんSC)岩政アントラーズは個の能力に依存していたようにも見えますが、どう思われましたか?

し) 特に攻撃は選手のセンスに任せている部分が多く、ある意味ノリでやっていた感は否めない印象、、

鹿) 原則とか約束事、特に攻撃に関してはあまり仕込んでなかった様には感じましたね。固定メンバーの共有力で何とか上手くやらせようとしてたのかなと。
個の能力に関して、各選手それぞれ能力はあるので目線も先の展開も読めて繋がってれば凄く良いサッカーに見えたのは有りましたよ。
ただこれって相手有りきなので対戦相手によって分断されたりは有りますよね。

き) 対戦相手によって左右されるということは、再現性の確率論で言えば、かなり低い。
時に、ある種の博打的な要素を含む采配も見られました。


ま) その辺は荒木、優磨、ピトゥカ同時起用した時は分かりやすかったですよね

鹿) 夏場特に8月の連勝中のメンバーって垣田、優磨、仲間、樋口、海舟、ピトゥカの前から6人は鉄板のメンバーで特に樋口、仲間辺りはめちゃくちゃ運動量求められる、仲間、樋口だからこそ前からの守備もビルドアップもそこそこ出来てた部分もあったと思うんです。人有りきは結構あったかなと

M) シーズン通して割とコンスタントに試合を見ましたが、3チームぐらいを見たようなイメージ。何をしたいのか一貫性はあまり感じられませんでした。
5月の国立決戦のときのような守備からのサッカーで逆転優勝もあるかと思いましたが、終盤はその面影が薄くなった印象です。
あとは、優磨が3人分の役割を担ってしまっていたことかな。
神戸は大迫という基準を中心に周りが自分たちのタスクをこなしていたけど、鹿島は優磨がなんでもやっちゃうから周りの選手がこなしたいタスクを奪ってしまうというか、周りの良さが消えてしまうようなこともあったように感じました。

し) 結局は戦い方の方向性が選手全員に伝わっていなかった事に尽きるかな

き) 鹿島は臨機応変が、良くない方向性、ベクトルに向かってしまったシーズン後半でしたね。

し) 臨機応変って便利な言葉だけど裏を返せば受け身って側面はありますからね。

鹿) マドリーみたいに完成度が高いどうにも対処出来るなチームだったら臨機応変分かりますが、今の鹿島で臨機応変はキツい。


ま) 鹿島がタレント揃い(代表選手多め)だったこともあって、岩政監督はそれを今のチームでやりたかったのかな?

き) 岩政監督さんは、シーズン前から臨機応変を意識された指導されておられましたから。
1つの事を確立させる前に、臨機応変を追求してしまったマネジメントの失敗だと感じます。

鹿) 小笠原が居た頃の、昔の強い鹿島みたいな?
就任当初の話からダイブぶれたな、勝ち方を知ったあのタレントで常勝だっただけの話です。
常にタイトルのノルマはあるわけだし、
一年そこらでやりたいサッカーでタイトル奪還の命題は、正直下のカテゴリーで経験積んでからでも良かった。
だからやりたいサッカーと現実考えるとかつて常勝だった頃のメンバーを呼び戻すを考えたのも、分からなくもないかと。

ま)それだと昌子、植田、柴崎復帰は納得はいきますが、やってる事がなんか違うし、昌子はスタメンを取れなかったのは痛いですよね

鹿) どういうサッカーかまだ見えない中で、見聞きした中だと練習はとにかくキツい、選手との対話は出てる出てない関わらず、ちゃんとするみたいなので噂ほど酷くはないのでは、昌子のパフォーマンスは誤算だったと思います。

き) 昌子さんがスタメンのポジションを確保出来なかったのは、ある意味、チームとしては健全かと思います。

鹿) 最初から昌子、植田有りきで、関川どうなるんだ?って心配してましたが関川が実力でスタメン取り返したのでそこは健全で良かったと思います。逆に昌子は最後まで取り返せなかった。プロの世界なんで当然と言えば当然です

ま) 終盤の失速はマリノス戦がきっかけだと思いますが、いかがですか?

M) マリノス戦は内容的に勝てましたよね、最初の30分はほぼパーフェクトだったんだけどな

ギ) マリノス戦で勝っていたら凄い自信になってたかな。上位3つ神戸、マリノス、浦和、そして川崎ここに1つでも勝てていたら分からなかったかな、ホーム川崎戦のようなサッカーが続けて入ればもっと勝ち点取れたと相当川崎苦しんだからな

し) たらればですが、あの試合(マリノス戦)に勝っていたらもう少し違う結果になっていたかもって私も思います

鹿) 僕はむしろルヴァン杯の名古屋戦辺りから、良くないなあと思ってて、ああいう負け方特に攻撃面で2点目取れないなあ、ウノゼロでも勝てない。その兆候あった中でマリノス戦で逆転負け精神的に効いたと思います。マリノス戦はチャンスが比較的多かった前半で2点取れてれば、勝てたかもですが、2点目取れずで😓

今回はここまでPart2をお楽しみに!


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