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自分の本音を知って

春ですね。

3年連続、春に仕事を辞めるを繰り返してることに気付きました。

春の匂いや温度がそうさせる。
大地が喜ぶような、あったかい日差しを肌で感じて、心がざわざわする。


やりたくない、できないことをがんばってなんとかやろうとすると、思った以上に心が疲弊するんだと感じました。
みんながんばってるんだから、私もがんばらなきゃ…と思ってやろうとするんだけど、無重力状態の中で手足をバタバタするようやカンジで、うまく動けない、進めない。


何かしなきゃ、あれどうしよう、これどうしよう、と気持ちがまた焦りだしたけど、とりあえずしばらく休んだほうがいいよといろんな人から言われたので。

福田公園で河津桜を見上げながら、デニムピクニックシートを広げて、本を読んでました。なんと贅沢な。



以前から目に止まって気になっていた繊細さんの本を読んだのですが、当てはまることもあればそうでもなかったりして。実際にそうなのかどうかは、多かれ少なかれ、そういう性質を持ってるんだろうなってカンジなのかな。

最後に、感受性の強さを悪い方面だけに捉えないで、楽しいことは人よりもじっくり深く味わえる感性を大切にして、自分の本音を知って「こうしたい」を叶えていってほしい、と書いてあって。

すっと気持ちが軽くなったんですよね。

悪いところに目をやればキリがなくて、落ち込みやすくて引きずるんだけど。


急に風が吹いて、ハラハラと本の上に桜の花びらが落ちて。

風は冷たくて寒の戻りを感じるけど、太陽の光は春を感じる暖かさで。

あ、なんか幸せだなぁって。

そういう気温を感じて、情景を見て、心ぎゅっとなるんだから、自分って生き物は単純でいとおしいなって思った。普段は嫌で嫌で仕方ないんだけど、ね。

そうやって、ひとつひとつの感情をやさしく抱きしめて、今日も生きていこうと思いました。


 春の訪れ、待ち遠しいね。


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