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#コンピュータ談義 #銀軸その後 #Gateron #光学式メカニカル #キーボード

銀軸化したキーボード(SK61)を尊師スタイルにして、暫くこちらを使い続けてみました。

おおむね満足の行く感じではありますが、何点か気になった事もあります。

問題1.浅いポイントで入力関知されてしまうので、タイピング中に近くのキーに触れただけで入力判定されてしまう事がある。

問題2. スペースキーの底付き感が気になる。
スペースキーは親指で押すので、力持ちで不器用な親指君はついつい強めに打鍵し、底にがっつりとぶつかってしまいます。
親指に負担がかかって、少々辛い感じがします。

想定される原因と対策 for 問題1

初代HHKB は後ろの足を立てて傾斜を付けていたのに対し、SK61はそういった機巧が付いていないので、キートップが水平に近いという違いがありました。

元々SK61キートップの方が初代HHKB より高い事も相まって、奥のキーを打つ時に回りのキーに触り易くなっている様に感じました。
大体左手の中指・人差し指でそういう事が起きているように感じました。

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こうして並べてみると、右側の初代HHKBの方が左側のSK61 に比べて、最前列のキートップの高さがより低く、最奥列は高いと判ります。

SK61には高さ調整用の足が付いていませんので、適当な物を下に敷いて傾斜を付けてみました。
下敷きに使用したのは、下記の手近にあったプラスティック製の取っ手です。

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この取っ手を敷いて横から確認してみると、初代HHKBと大体同じ傾斜になる様です。

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この傾斜で試してみたところ、他のキーに触れる事がかなり少なくなりました。
良い感じです。

違いは微妙でも効果は大きい

下記キーを打つ際の視線と同等の角度から下敷き在り無しで比べて写した写真です。
この少しの違いがキー入力の効率にかなり影響を及ぼすので、ばかには出来ません。

下敷き無し画像6

下敷き在り画像7

キーボードって、デフォルトのままで位置関係が合えば、高さ調整機能等は余分な機能でしか無いですが、こういった合わない場合には調整機能はとても重宝します。

そして傾斜を付けた事により、スペースキーの底付き感も若干改善されたように感じます。
軸に対し角度的により垂直に近く押せるようになったのが良かったのだと思います。

対応策 for 問題2

スペースバーの重さの問題は、傾斜を付けた事で少し緩和されました。
それでもまだ底付き感が残っていますので、ここはスイッチを交換して対応する事にします。

幸い7種詰め合わせセットが手元にあったので、この中から選ぶ事にします。

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各スイッチの仕様が下記の表です。

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うーん、とりあえず一番重い黒軸から順に試して行きますかねぇ....

少し試してみましたが、スペースキーのキーキャップを外しただけではスイッチの取り外しが出来ませんでした。 orz

思ったより大変そうなので、スペースのスイッチ変更は時間のある時にでも、ボチボチ試して行ってみようと思います。
そうなると、スペースキーの変更だけでばらすのも何なので、小指対応キーをより軽い黄軸化も一緒に変更してみるのも良いかもですね。

本日の感想

キーボードはある程度真面目に検討すると、位置関係というのも非常に重要な意味を持っている事に気が付きます。
それこそミリ単位で詰めて行くような事を行ってこそ、理想のキーボードに近づけていけるのでは無いかと感じました。

調整できる事もあれば、ハード自体の制約で変更できない事もあります。
こういった面倒な試行錯誤が好きだという方は、キーボード沼に向いていると思います。
まだキーボード沼にハマっていないという方、ご一緒に如何でしょうか?😝

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