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#コンピュータ談義 #銀軸始めました #Gateron #光学式メカニカル #キーボード

以前購入紹介しました光学式61キーボードは元々青軸で購入したのですが、今回高速入力をうたう銀軸に変えてみてどんなものか試す事にしました。

交換用スイッチ

交換用光学式キーボード・スイッチは、左から「茶軸」「銀軸」「黄軸」と3種類を70個セットで購入済みでした。

この中からあまり聞いた事の無い「銀軸」を試してみようと思います。
軽く、クリックポイントも浅めで高速入力向けだと言うのでキータッチが楽しみです。

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価格的には定番の「青軸」「茶軸」は比較的廉価で、新し目の「銀軸」「黄軸」はそれに比べて若干高価格となっていました。

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交換前

交換前のキートップ写真です。’F’と’J’キーのキーキャップだけ交換しています。
今回全部をこのタイプのキーキャップに変更する事にします。

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Cherry MX という標準機が存在していて、互換性をうたっていますので、こういったキーキャップを幅広く選べるのは便利ですね。

因みにこのキーキャップは送料込みで$6.99 でした。😝

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キーキャップ取り外し

キーキャップを全部外した状態です。

スタビライザーがHHKB の様に針金を引っかけるタイプでは無いので、大型のキーキャップの取り外しも簡単で気を遣う必要が少なくて良かったです。

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青軸の青色が綺麗ですね。

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プレート取り外し

原理的にはプレートを取り外さなくても、スイッチを引っこ抜けるハズでしたが、実際には非常に硬くプレートを取り外す事にしました。

上面から見えるネジを全て外すと、下記のようにボード全体が取り出せます。

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最初キーボード底面に隠しネジがあると勘違いしていたのですが、底面には全くネジが無く、上側から順にネジを外して行く事で作業が出来る様になっていました。

ボードの裏側です。PCBボードとスイッチを保持する鉄板との2層構造になっていました。

こちらの面に見えるネジを全て外すと2枚に別れます。

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下記PCBボートと分離したスイッチを保持する鉄板です。(裏側)
かなりしっかりした鉄板で、相当力を入れないとたわむ事がありませんでした。
これ程しっかりした鉄板にてスイッチを保持していますので、キー打鍵時のしっかり感の理由が判った気がします。

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スイッチは、裏側からぐっと力強く押すと外れます。
抉るよりは、上から親指二本で垂直に強く押すと外し易いと思います。
それでも、相当硬いので親指はかなり痛くなりました。

下記は残り4つになった所です。

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全部外すと、下記の様にスッキリした感じになります。
これだけ肉抜きされていても捻れ剛性が高いので、割と良い鉄板を使っている様に感じました。

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外した61個の青軸スイッチです。
このスイッチは電子接点等が無いので、かなりラフに扱っても心配なさそうです。
キーボード自体が防水をうたっていますので、このスイッチ達も防水仕様なハズです。

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こんどは銀軸スイッチを方向を気にしながら、全てはめて行きます。
はめる方は比較的簡単で、力もそう必要ありませんでした。

軸の色は銀色という名前の割には、単なる灰色でした。

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70個セットなので、9個のスイッチが余りました。

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組み立ては、分解の反対の順番で行い、最後にキーキャップを挿して終わりです。
キーキャップは61個セットの物を注文したハズですが、使わなかったキーキャップがかなり残りました???

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このキーキャップもプリント(フォント)が微妙です。
値段が値段なので、不平を言うつもりはありませんし、元々のキーキャップよりは少しましじゃないかとは思います。

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キーキャップは別に2セット購入済みなので、また気が向いたら交換して見ようと考えています。

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交換作業感想

今回交換を行って感じた事は、このキーボードは青軸で5千円少々という安価な値段にも関わらず、非常にシンプルで、しっかりした造りになっていて好感が持てました。
これなら何回か分解・組み立てを行っても心配無さそうです。

ベースとなっているケースはプラスティック(ABS)製ですが、厚みがあり、精度も問題なく分解・組み立てが非常に簡単に行えました。
面取もしっかりデザインされていて、表面処理や平面性で全く問題無く、安っぽさも全然感じませんでした。
木製や金属製で互換製のあるベースも販売されていますので、好みによって交換可能です。(まあ、どれも良いお値段がしますけど...)

PCBボードは電気系、スイッチ・プレートはスイッチの保持のメカ系という風に役割分担(モジュール化)がしっかりされていて、それぞれの作りに隙を感じませんでした。

HHKB に比べてスタビライザーの方式がスマートで、これなら作業中爪を折ったり等の危険性はかなり少ないと思います。
またこの方式の違いにより幅広キーのグラグラ感や、片側だけ押した時にフィールが変わるような事もなく、良い感じです。

作りの良さが確認できましたので、同型でもう1枚、黒色のタイプを「黒軸」にて注文してしまいました。😝
送料込みで5千円もしませんので、着せ替え・付け替えのお遊びには丁度良い感じです。😀

銀軸の印象

銀軸は確かに反発力が軽めで、押し下げて直ぐに入力となりますので、高速入力に向いているのは確かだと実感しました。

一応リニアタイプとなっていますが、反発力に軽快さがあるせいか青軸から変えても大きな違和感は感じませんでした。
適度な反発力でリズミニカルに打鍵できました。
青軸の様にカチカチ音ではないですが、それなりに打鍵音はします。

初代HHKB と比べても指は楽に感じます。
奥まで押し込まなくても良いという安心感は、普段の強打兼スタイルから表面を撫でるスタイルでも問題ないし、その方が速度・指への負担軽減を考えると良いかもしれません。

この辺りは少し使い続けてみないと確かな事は言えませんね。
今の所はかなり好印象です。😄


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