about「donut2302」
ドーナツシリーズとして2作目に描いたのがこの作品「donut2302(pinky jam)」。可愛いでしょう?
このドーナツは、スペイン直輸入のヨーロッパドーナツ専門店「LA PANADERIA DOTS (ラ・パナデリア・ドッツ)」というお店のもので、たまたま駅構内に臨時で出店していて、モチーフとして欲しかったこの明るい色のピンキージャムを選びました。ミスドに比べるとちょっとお値段は高めでしたが、確かにモチモチで程よい甘さのリッチなドーナツでした。
ドーナツはこのサイズを5点、ちょっと大きいのを1点、全部で6点仕上げようと思っていたのですが、画廊からは「ドーナツは売れない」とダメ出しされて、ひとまず2点まで作成して中断していました。
今年2月にあった銀座GSIXの展覧会を終えて、仕事も転職し、自分のペースで作れるようになった先月ぐらいから作品制作を再開しました。
まずは未完成だったドーナツ(チョコリング)から描き始めることにしました。・・もうすでにドーナツ形の空洞のあるキャンバスを予定分作っていたので、描かないともったいないこともあります・・💦
とにかく、他にも描きかけの作品が数点あり、まずはそれらを完成させるところからアート活動を再開していきたい、と思っています。
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タクシーの仕事はというと・・
始めてから2ヶ月以上も経ち、道もだいぶ覚えて楽になってきたところ、待機場所の変更指示があって、また新たに道を覚えないといけなくなりなりました。この仕事は道を覚えるのが生命線なのです。これがなかなか大変なのです。
もっとも、今はナビがあるのでだいぶ楽だと思いますが・・話によると東京都内だと「ナビなんか使ってお前はプロか!」と言われるそうです。
プロも駆け出しの頃だってあるのです。今はタクシー運転手不足なんですから温かい目で見てやってください。
実際タクシー運転手はお客さん育てられています。いろいろ道を教えてくれますし、直接感謝の言葉をもらえます。
幸い私はお客さんに恵まれていて(ぞんざいな人や酔っ払いもいますが)そんなにひどい人にはまだ出会っていません。都内で働いていた同僚の話を聞くとボロクソにいう客もいるそうです。やれやれ。
タクシー業は接客業でもありますが、昨今は「カスハラ」という言葉をよく耳にするくらい接客業のあり方が見直されつつあります。神様のように振る舞う客というのは、もう古い習慣なのです。そんなお客さんも、働いて収入を得るため逆の立場にもなるわけで、なんだかそんな社会全体が茶番にも見えたりします。とにかく人同士、お互い気持ちよく接したいものです。
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昨年、公募展で大賞を受賞した「unajyu2301」と同じような作品「unajyu2401」を仕上げ、銀座GSIXで展示していたのですが、この作品は画廊が気に入って「obon2401」とともに買い取ってもらいました。
ついこの間、突然画廊からメールが入り、台湾のお客さんが「unajyu2401」を買い上げたというのです。画廊が購入したものなので、私の知るところではありませんが、同時に前回の投稿で掲載したトースト「toast(peanut butter & strawberry jam)2301」にも興味があると言います。
とにかく、近々台湾で行われる「2024 ART FORMOSA」に出品して欲しいという急な要請が入りました。すでに仕上がっている作品を送るだけなので、それほどの手間にはなりませんが、特に送って欲しいのはドーナツの作品だというのです。今台湾ではドーナツブームが起こっているとか・・。
まあ、修行中の身、広く作品を紹介してもらえるのは大変ありがたいことです。ちょうど仕上げている「donut2401(chocolate ring)」と合わせて、ドーナツ3点、持って行ってもらいたいと思います。
台湾で買ってもらえると嬉しいな。
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