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「障害」の話。

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2019年4月の記事一覧

読唇×聴覚障害当事者研究。

読唇とは、専門家によれば、「口唇運動パタンを読み取り、発話内容を推測すること」であるという。 口唇運動パタンは、日本語の場合、母音の開き具合と、発音時の口形の変化の組み合わせで、下図のように15パタンがあることを示すことができる。 例えば、3音節で構成される単語の口唇運動パタンの組み合わせが、⑥-⑪-③であれば、「たーまーご」、「たーばーこ」、「なーまーこ」のように同形異義語が何通りが出てくるわけである。 組み合わせによっては、10通り以上ものの同形異義語が出てくること