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iPhone率 96.9%の部活


今回の部員日記は、経済学部1年の松川雄大が担当させていただきます。


昨日は早慶戦がありました。結果は1勝4敗で準優勝となりましたが、先輩方のテニスのスピードからパワー、戦術まで、どれをとってもまだまだ自分には足りないものばかりだと強く痛感しました。
そして早慶戦は、小田島さんにとっての最後の試合でもありました。高校生の時、相手にもならないほど下手な自分と乱打をしてくださったり、また納会のときは、わざわざ一番奥の志木高の机まで来て入部を勧めてくださったりと、この部活に入部する最も大きなきっかけを作っていただいた先輩だと感じています。本当にありがとうございました。



今回は、入部してある程度長い時間を過ごしてきて気づいたことがあるのでそれについて書かせていただきます。
それは、



iPhoneユーザー多すぎ問題



です。もっと言えば、この部活でiPhoneでないのは僕だけです。ここはAppleの本社か何かなのでしょうか。

noteのタイトルにしたのは、体育会ソフトテニス部においてのiPhone率で、Androidスマホを使っているのは自分1人しかいないため、“96.9” という数字になっているわけです。

そして部内でも「なんでAndroidを使うの?」と聞かれたり、「Airdropで送るね。え、Android?」と言われる機会が幾度かありました。

今回は、このあまりに顕著なAirdropハラスメント(ハラスメントではない)に遭いながらも、自分がAndroidのスマホを使う理由について紹介します。
スマホを買い替える際に役立ったり、またiPhone以外のスマホを使ったことのない人にAndroidスマホの一例を知っていただければ幸いです。



●機種について

普段使っているスマホの機種は、
「Galaxy Note20 Ultra」(以下GalaxyNU)というものです。韓国のサムスン電子という会社が作っているスマホで、今年の8月に発売されたモデルです。今回はこの機種を「Androidの一例」として、このスマホを使っている理由を書こうと思います。
またiPhoneとの違いを分かりやすくするために、iPhone12ProMax(以下iPhone12PM)と比較しながら紹介します。

ちなみに、Galaxy Note20 Ultra と iPhone12 Pro Max はほぼ同じ価格です。(SIMフリー端末での価格)

*追記*
Galaxy Note20 Ultra と iPhone12 Pro Max の性能比較をした動画があるので、こちらに貼らせていただきます。結論だけ見たい方は、13:50 あたりからご覧下さい。


①画面について

まず画面の良さを紹介します。第一になんといっても、

画面が大きいこと

です。その画面サイズは6.9インチと、スマホといえる中では限界並みの大きさです。画面が大きいと画像や動画をより大きく見られたり、ネットやSNSなど画面の情報量が多くなります。その分、重さ・本体サイズとはトレードオフの関係にはなりますが、自分は画面の大きさを選びました。ちなみにiPhone12PMは6.7インチですが、GalaxyNUより20g重いです。


第二に、

画面が非常に見やすいこと

です。まず画面の解像度が【3088×1440】と非常に高いです。これはiPhone12PMの【2778×1284】よりもより細かい値です。1インチ当たりのドット数(画素密度)も494ppiと、iPhoneの458ppiを上回っています。
そしてリフレッシュレートと呼ばれる、一秒間に画面が更新される数値が、iPhone12PMは60Hzなのに対しGalaxyNUは120Hzと、2倍の値になっています。分かりやすく言えば、1秒間に60枚動くパラパラ漫画と120枚動くパラパラ漫画くらいの差があります。


第三に、

フロントカメラが最小限に小さいこと

です。GalaxyNUは【パンチホール型】という、たった1つのカメラを点状に配置することで、画面の表示領域を大きくしています。対してiPhone12PMは【ノッチ型】という、カメラのほかにも環境光センサーや近接センサーなど、あらゆるものをここに集約させています。これのおかげで高精度(笑)なFaceIDを維持できているというメリットもありますが、圧倒的なディスプレイ面積の差があり、またロックも指紋認証で出来るため、自分はパンチホール型のスマホを使用しています。
最近はパンチホールでさえ無くそうとする企業が、スマホ上部からカメラがスライドするスマホや、画面の中にカメラを透過させるスマホなどを発売していますが、これらは防水性が良くなかったり、カメラの性能がまだ悪かったりなどというデメリットがあります。

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②電池持ちについて

より長くスマホの電池が続いてほしいという思いは、誰しもが思っていることだと思います。その上でGalaxyNUの良い点としては、

バッテリー容量が大きいこと

です。電池が100%の状態からどれだけ持つかという動画があるので見ていただくとわかりますが、GalaxyNUとiPhone12PMでは1時間ほどの電池持ちの差がありました。そもそもGalaxyNUの電池容量は4500mAh、対してiPhone12PMは3687mAh(🍎は電池容量を公表していないので、中国の公的認証機関TENAAデータベースに登録された情報から)しかないので、その差は当たり前といえば当たり前なのかもしれません。



③カメラについて

スマホを購入するうえでカメラのスペックを気にする人も多いと思います。iPhone12ProとGalaxyNUの比較をしている動画もあります。(これは日本人の方なので見やすいと思います。)

まず、GalaxyNUの良い点としては

ナイトモードに強い

という点です。🍎は今回の新製品発表会でナイトモードの良さをアピールしていましたが、前提として、光を取り込むセンサーのサイズがGalaxyNUは1/1.33型なのに対し、iPhone12PMは1/1.7型と小さくなっています。大きなセンサーになるほど、光の少ないところではより明るく、そして光の表現がより忠実になるので、その2機種のスマホは精細さに違いが出てきます。

また、

ズーム機能が優れている

のも選んだ理由です。GalaxyNUは光学5倍ズームを搭載していますが、iPhone12PMは光学2.5倍と半分しかありません。またGalaxyNUはデジタルズームで50倍まで拡大できるので、先に述べた大きなセンサーサイズのおかげもあり、月を撮影することも可能です。月を撮影するのに意味があるのか、そんなに月を撮りたいのかと聞かれるとそうではありませんが、こういう機能があるAndroidスマホもあるということが伝われば良いです。

ほかにも、

1億800万画素のレンズ

といった、もはや余分なほどオーバースペックな要素を載せているのも、GalaxyNUのカメラにおける一つの魅力でもあります。ただこのレンズの恩恵で8Kで本格的な動画が撮影できるという点や、動画撮影時に音を取り込むマイクを変えられる点など、その使い方は無限大です。



④充電について

まず充電速度について、有線でGalaxyNUは最大25W充電に対応していますが、iPhone12PMは最大20Wどまりとなっています。それがどのように表れているのかというのは動画を見てもらえばわかりますが、満充電まで35分ほどの差があります。先に述べた電池容量の違いを加味しても、iPhone12PMの充電速度は遅めであると思います。

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また最近話題になっています(?)が、iPhoneはライトニングケーブルに固執していて、USB-typeCを搭載していません。iPhoneの最新機種の箱に、ライトニングとtypeCの変換ケーブルが同封されているらしいですが、それならiPhoneの端子自体を変えたほうが良いのではと感じます。

もう一つ、

ワイヤレス”逆”充電

という機能があるのも、GalaxyNUの特徴です。他のAndroidスマホでも多く散見されます。これは、自機から他の機器にケーブルなしで給電できる機能です。ワイヤレス充電対応のイヤホンなどを充電するのに使用したりします。また、他のスマホの充電が無くなりそうになった時、GalaxyNUの上にそのスマホを置くと、ワイヤレス充電対応スマホ(iPhoneなら8以上)であれば、スマホからスマホへ充電することも可能です。

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⑤Sペンについて

これはGalaxyNU独自の機能です。ペンと名乗っているくらいなので、もちろん文字や絵などをかくことができ、使わないときはスマホ内に差し込んでおくことができます。また4096段階の筆圧検知に対応していて、強く書けば太く、軽く書けば細く再現されます。主にメモを取るときや勉強をするときに使用しているのですが、ほかにも使用用途はあります。

例えば写真を撮るとき、セルフタイマーをセットしなくても、Sペンのボタンを押すと好きなタイミングで撮影が可能です。ほかにも、普通ではコピペできない部分(YouTubeのコメント欄など)のコピーができたり、次の曲にスキップできたり、スマホと繋いだパソコンのPowerpointのスライドを飛ばせたりなど、様々な使い方ができるのが特徴です。



●Androidの良さ

ここまでは自分のスマホとiPhoneについて述べましたが、最後にAndroidスマホの良さについて説明します。

まず、Androidスマホといってもスマホを作っている企業は無数にあり、機種のラインナップが豊富なので、

ニーズに合ったスマホを買える

という点です。企業によってその性格も違うため、余分な機能を載せないという選択をしているスマホもあり、そのようなスマホはiPhoneと同等の値段でそれ以上の機能があるものがあります。

つぎに、

SDカードが使える

という点です。これが使えないのが、iPhoneの一番の欠点であるように思えます。スマホ本体にしかデータを保存できないという点は、若干の不安要素と感じる人も多いです。

ほかにもWindowsとの相性が非常によく、

スマートフォンの画面をそのままPCで表示できる

のもAndroidスマホだけです。iPhoneもMacとの相性は抜群ですが、PCがWindowsである場合、iPhoneだと勿体ない気もします。

また、「iPhoneにはエアドロがあるから!」と外野からの声が聞こえてきそうですが、Androidスマホにも

ニアバイシェア

という、機能の中身はAirdropと全く同じで、かつAndroidスマホ以外には送受信できないという機能が存在します。

早くiPhoneとAndroidどっちでも送受信が可能になるよう、AppleとGoogleに祈るばかりです。



●特徴的なスマホ

最後になりましたが、Androidだからチャレンジできる、特徴的・先進的なAndroidスマホを5つ紹介しようと思います。


【Xiaomi Mi10 Ultra】
120Wの充電規格、120倍のズームカメラ

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【Samsung Galaxy Z Fold 2】
畳んでスマホ、開いてタブレットの二刀流

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【兼松 CAT S61】
米国防省の制定基準に準拠したタフスマホ

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【Unihertz Jelly2】
世界最小最軽量級のFeliCa搭載スマホ

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【Huawei Mate40 Pro Plus】
化け物カメラ・化け物SoCの世界最高スマホ

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おわりに、このnoteをご覧になられているかもしれない受験生の方に、この部活に入るためにiPhoneに機種変することと、こんな部活の中でも僕が知る中では唯一、Androidスマホを使用してくださっている総監督への感謝を述べ、締めとさせていただきます。


最後までお読みいただきありがとうございました。


追記

我らが総監督が、スマホをiPhoneにしてしまいました。誠に遺憾であります。

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