奢る奢らない論争
絶えず浮上し続ける「奢る奢らない論争」。
デートの際に男性が奢るべきか否かを巡って起きている論争である。奢らない若しくは奢れない男性を非難する女性側と、奢られるのを当然だと思っている女性を非難する男性側で対立しているのだ。
そもそも、この様な価値観の問題に於いて、正しい答えなど存在しないだろう。何を善とするかは百人百様なのだから。
この問題について皆様はどの様にお考えだろうか。
私は一言、「男女関係なく、好きな人にモテたいのなら【好かれたいのなら】、モテる【好かれる】言動をするべき」これに尽きると思うのだ。
好きな人の為にお金や労力を遣う事を渋る様な男性は果たしてモテるだろうか。
好きな人からお金や労力を遣って貰いながら「当たり前だ」とのたまう、感謝の心に乏しい女性はモテるだろうか。
この様な議論が出来てしまう時点で、誰かを本気で愛した事が、好意を抱く相手に好かれようと必死になる恋をした事が無いのだろう。
「その人の好きな体型でいたい」「その人が喜ぶ事をしてあげたい」「その人が求める理想の人格でありたい」
そんな燃えるような想いで異性とお付き合いする人が、昨今減っている様に思える。
経済的理由か、時代の流れによるものなのか知らないが、只々嘆かわしい事だ。
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