ヤラセの正体?合気道とタロット占いの真実に迫ってみた
タロット占いというものを2回別の人からやってもらってわかったことがある。
合気道もタロット占いも、信じられないとかウソくさいってイメージを持たれやすいけど、これは実は似たような理由なのかも知れない。
実はこのふたつは共通点が多くて、さらにそこにヤラセっぽさの正体がある気がする。
そんなワケで合気道とタロット占いの共通点について語っていく。
共通点①型がある
タロットにも型があるし、合気道にも型がある。
合気道においては稽古の形であるし、タロット占いでは手順として型があり、これをどう使うかが重要だ。
これは合気道でいうところの入身のようなもので、相手が型に従って動くように導く。
タロット占いなら、まずこの占いを受けるために相手を席につかせることがその一部になっている。
共通点②裏と表がある
合気道には裏と表という区分があって、簡単に言えばどっちの方向の力からも対応できる動きといったところだろうか。
タロットにも正位置と逆位置があって、逆位置だとタロットカードの意味するものがそのまんま逆になる。
これはあらかじめ二面性を想定しておくということ。
王の逆位置が出た場合「本来あなたは正しい王のようになれるけれど、今は暴君のような側面が強くなっている」みたいな表現ができる。
正位置と逆位置があることでその人の良い面と悪い面のどちら側にも注目させることができるわけだ。
共通点③相手に協力させる
このあたりが合気道やタロット占いがインチキだと言われやすい最大の原因かも。
合気道なら最初から戦う意思のない逃げの姿勢の相手には技がかからないし、タロット占いも受けようとしない相手や嘘をつく人にはうまく機能しない。
そのためには相手がそうとは知らずに協力してくれるように仕向ける必要がある。
型というのは相手に約束事を守らせる効果があって、相手から攻撃して来るように仕向けたり、あるいは出たタロットの意味を考えさせるのが型の効果だ。
共通点④信じる心があるか?
占いや合気道を信じる人というのはそれが正しいかは別にして、何かしらの根拠を持っていないと成立させられない。
実際にうまくできる人が誰かにその根拠を上手に説明できるかというとそういうわけでもないだろう。
これは投資で勝ってる人がその理由をうまく説明できないのにも似ていて、本人はそのプロセスに根拠を持っていてもそれが他人に理解されるかはまた別なのだ。
そうなるとその根拠がオカルトとどう違うか?はなかなかうまく説明できない。
だからこそ占いや合気道は怪しく見えてしまうのだろう。
統計的に考えれば人間の悩みの大半は人間関係だろうし、若い頃は恋愛が主だろうし、少し年齢がいけばその対象は結婚相手や会社になっていく。
手品がまるで魔法のように見えるように、単純なタネがあってもわからない間は不思議に見える。
そういうところに、合気道やタロット占いの「技術」の部分があるからこそ、ヤラセやインチキに見えることがあるのだろう。
もちろん、ホントにヤラセの場合もあるけどね。
マツリの合気道はワシが育てたって言いたくない?