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【能登】あばれ祭オリエンテーションsession1 報告レポート

6月19日に『マツリズム in あばれ祭』に向けて、オンラインでオリエンテーションを開催しました!
着々と近づいている7月5,6日のお祭り本番に参加されるみなさまとあばれ祭の運営の方、マツリズムの運営メンバーで参加者向けのオリエンテーションを行いました。

プログラムの流れ
1.参加者同士の自己紹介
2.プロジェクト概要説明
3.あばれ祭の説明
4.感想共有
5.今後の動き/次回に向けたアナウンス

1.参加者同士の自己紹介
はじめに、参加者同士で自己紹介を行いました。自己紹介の中では、「何に魅了されて参加しようと思ったのか」や「能登との関わりや抱いているイメージ」について共有していただきました。
「震災を通して、能登と関われるようになりたい」という思いがある方や「お祭りに関わる活動をしたい」と感じた方、「お祭りを通して復興のヒントを獲得したい」という思いから参加を決意した方など、皆さん様々な思いを持ってあばれ祭に参加されるようです。
また、「能登に住んでいた時の感覚が抜けない」という方や「能登が属する北陸地域が大好き」という方がいて、皆さん能登に対してポジティブな思いを抱いているようです。
そして、あばれ祭運営改善協議会事務局長の諸角さんからも自己紹介していただきました。大学の4年間以外はずっと能登の地にて生活しているようで、お祭りにも毎年参加し続けているようです。現在では、クラウドファンディングへの寄付を集めるためのカウントダウンカレンダーを作成したりと、積極的にお祭りと関わっておられるようです!

2.プロジェクト概要説明
参加者同士の自己紹介が終了したのち、マツリズム代表の大原が「あばれ祭プロジェクト(仮)」の概要について説明しました。
祭本番を迎える前に祭りについて知ることや地域の担い手との交流を深める、祭り当日の体験を通して祭りと地域に浸かることで考えを深めていく、お祭り終了後に振り返ることで体験や気づきをアウトプットする。このようなプログラムの一連の流れについて説明しました。
そして、プロジェクトを通して「生きる歓び」を感じる、「新しい共助」を模索することをテーマとし、「みんなの中で気持ちのいい助け合いが生まれる」仕組みを作る重要性について説明しました。

3.あばれ祭の説明
続いて、あばれ祭について大原が説明しました。
あばれ祭とは350年ほど前から開催されている宇出津の八坂神社の夏祭りで、能登地域の夏祭りのトップバッターを切るお祭りです。キリコとは切子燈籠の略称で、神輿を照らす役割を持っています。キリコは能登に広く伝わっており、多い時は200以上のキリコ行事があったとされています。
このようなあばれ祭の魅力のひとつとして、「圧倒的な非日常性とエネルギー」、「宇出津の人のお祭りへの愛・熱量」が挙げられます。宇出津出身の方々はお祭りのために宇出津に帰ってくるほどあばれ祭を強く愛しており、老若男女問わずお祭りが大好きです!
キリコのミニチュアを作って子どもや孫にプレゼントする大人や保育園でお祭りごっこをする子どもたちもいて、お祭りの英才(祭)教育が行われています(笑)
また、あばれ祭のキリコ担ぎの楽しみ方として、「かけ声を覚える」、「身体の動きをシンクロさせる」などのポイントを伝授。かけ声が合わさり、重心のかけ方や足の運び方を合わせるすることで、水平方向に力が働き、スーッとキリコが移動します。まるでひとつの大きな塊になったようで、感動を覚えるようです。
これまでの説明で感じた方もいるかもしれませんが、あばれ祭は「見る」よりも「参加するお祭り」です!参加した方は次の年も宇出津に訪れ、地元で歓迎してくださる方もいます。お祭りが大好きだからこそ、共感し合えるものがあるのです!

4.感想発表
大原のあばれ祭の説明が終了し、参加者の皆さんがブレイクアウトルームに分かれて感想共有し、発表していただきました。
お祭りによる出会いに興味を持った方や「地域のためのお祭りで、自分たちが思う祭りを作っていくところがカッコいい!」と感じた方、「これまで周りにお祭りがなかったから、お祭りのある環境のお話が面白い!」と更にお祭りに興味を持った方、「早く担ぎたい!」とあばれ祭当日まで待ちきれない方など、皆さん楽しい思い出を作ることができたそうです!
あばれ祭当日も参加者全員で良い思い出を作っていきましょう!

5.今後の動き/次回に向けたアナウンス
6月26日にオリエンテーションsession2を開催します。
あばれ祭について、より一層深く理解していきましょう!

マツリズム インターン生
船木楓大

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