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20230412 CiNiiの限界,自分の限界

 今日も今日とて祭論文探し~♪と思いながらいつものようにCiNiiで「祭」を検索ワードとして,新しい物から古い物へとページをたどっていくと…500ページで打ち止めなのですね。

 昨日の記憶では今たどっているのは2015年の論文なのでそれより古い物はいくらでもあるはず…「すべて」の件数が60090件あるのに,20件×500ページで1万件しかみられていない…。
 「一度に表示できる件数を20件から200件に変化すると10万件みられるのかな?」と思って変化させるとページ数の上限が50ページになってしまったので,おそらくCiNiiの「一度に検索できる検索結果の上限は1万件」となっているのだと思います(未確認)。
 おそらく,今は「2000~2023」の範囲で検索しているので,これを「2000~2015」とすればまた調べられるとは思うのですが,せっかく一度上限に達したのでここでひとまず今のやり方を終えて,新たなやり方に変更しようと思います。
 
 この祭心理学のNOTEを始めた時,内心では「ここに書いたことを集めて本にできると良いな~。」と思っていました。しかし,今152日分書いてきましたが,それを本にまとめられるか…というとそれは全然できないことを痛感しています。
 今しているのは「テーマを決めず“祭”というワードで検索して面白いと思った論文の感想を書く」ことであって,それだと論文それぞれに関連がないため,相関のない2変数の相関係数のようにそれぞれのNOTEの内容につながりができないため,「本としてまとめようがない」状態です。そのため,今と同じことを続けていても,散らばる点の数は増えて密度は高まっても点それぞれはバラバラのままで終わってしまう状況だと思います。
 
 この辺りは自分の悪い癖というか,研究者として成功できない理由が出まくっているのですが,私は「簡単な調べ物などを毎日継続して行う。」こと自体はそれなりに好きで,それでこのNOTEも150日以上連続して継続できている面はあります。
 しかし,そうして「負荷の軽い作業を継続することで満足してしまい,研究に不可欠な“調べたことをまとめて論文にする”負荷の思い作業から逃げる口実になっている。」のもまた確かだなあと思います。
 この弱点については,さだまさしの『立ち止まった素描画』で「デッサンだけして色をつけずに投げ出してばかり」と歌われているのを聞くたびに反省はするのですが改善できないままここまで来てしまいました。

https://www.uta-net.com/song/99525/

 デッサンどころか「手癖で落書き描くだけでまともな絵を描くためにデッサン学ぶことがないので漫画は好きでCLIPSTUDIOEXもインストールしているけど1ページも描かずに終わっている」状況なのが研究でも表れているなあと。・゜・(つД`)・゜・。
 
 また,これまで論文探しをしてきて「これはいい!」と思った論文でも,内容が豊富で読み込むのに時間がかかるものがいっぱいあり,それらはすべて「時間のある時に読んでNOTEに書く」BOXに入れられたまま冷蔵庫の奥で干からびた野菜のように眠り続けております。
 これまでここで取り上げた論文は紀要論文が多く,査読論文は少ないのですが,それは「短い時間では濃厚な査読論文の感想は書けないので手軽に感想書ける紀要論文ですませていた。」というのが正直なところです。
 
 そのため,やはりここらへんで心を入れ替えて「読むのに時間がかかるけど価値ある論文をしっかり読んでNOTEに書く」「単一の論文の紹介ではなく,複数の論文をつなげた自分の意見を書いていく」という段階に進まないといけないなあと思い始めました。
 
 とはいえ新年度も始まり授業も本格化した状況でこの祭心理学NOTEに使える時間が減少してしまっているのもまた確かではあるのですが…まあでもなんとかそうした限界を乗り越えないといけないのも確かなので頑張りたいと思います。
 とにかくまず明日から「都市祭礼への参加者」についてこれまで読んで聞きた論文や,それについてなされたまだ紹介していない研究などを紹介しつつ書いていきたいと思います。

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