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20230905 学会大会発表での口頭発表に関するあれこれ

 今週は事務関係の仕事の締め切りが重なっているので今日もNOTEを書く時間を取れないまま帰宅まであと15分になってしまいました。昨日はあと45分もあったのに替え歌などで30分ほど時間を取ってしまったので,今日は先日書いた「コミュ障が学会大会発表をのりきる方法」がポスター発表についてのみだったので,今日は口頭発表について書いてみようと思います。
 
 とはいえ,学会大会の口頭発表については,コミュ障でもあまり困らないと思うのですがどうでしょうか?
 というのも,例えばシンポジウムで1時間話す場合,話題提供で40分ほど話す場合,複数人の口頭発表で20分ほど話す場合のいずれにおいても,予め時間が決まっているから,その時間をしゃべるための準備をしておけば,後はそれをしゃべるだけで良いのですよね。それこそ,コミュ障の自覚が高ければ高いほど,時間ぴったりに収まるような完璧な発表原稿を作り上げて,それを読み上げるだけで良いと思います。
 非常勤講師経験などでの授業担当経験がなく,大勢の人前で話すこと自体に緊張のある人などは,上に書いたように「原稿読み上げ」をすれば良くて,大会での発表が初めての修士の人などはそんな感じの人も多い気がします。
 そして「質疑応答に臨機応変に対応できない」という人は,質疑応答の時間まで発表しつくすして質疑の時間を無くという海外発表でよくする手法を国内でもすれば…ごほんごほん…。
 まあ,そんなことをしなくても修論の口頭試問の時に準備する想定応答集みたいなものを大会でも作っておけばだいたいその範囲に質問は納まりますし,そこに収まらない質問をされたときは,そうした貴重な質問をしてくれたことに感謝して質問内容と質問をされたかたの名前をご所属をメモした上で「わかりませんので今度調べて報告させていただきますね。」と答えればよいだけですよねと。
 そういう意味では「素人質問ですみませんが…」と言って質問する大御所の存在が良くネタとして出てきますが,心理学系に関して言えば「新人を言い負かしてつぶしてやろう」みたいな意地悪をしたがる人はほぼいないと思います。って書いたけどそうしたマウント取られたことはあるな~ポスター会場だったけど…。
 まあでも自分がマウントされたのはD生の頃で,自分の中ではまともに研究をしていた時代だったなあと。研究が鳴かず飛ばずの最近では,マウントとられることなんてまったくなくなり,いただくのは同情の声かけのみです。
 そういう意味で,カンガルーの絵をみせて「争いは同レベルでしか起きない」とよく言われますが,いい意味で「ちゃんとした研究をしているからこそ他の研究者から喧嘩売られたりマウント取ってくれる」のであって,そうした「ライバル意識」を持ってもらえるのは同等と思ってもらえていることと思って喜んだ方が良いと思います。

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