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工夫志向でルーティン業務もクリエイティブに

今回は、立ち上げ部で申請業務を担う小柳栄さんにお話を伺いました。
行政とのやり取りや現場対応が多く、時間の使い方などどんな工夫をして業務を遂行しているかは必見です。


-前職での経験とmatsuriへ入社した決め手はどんなところですか?

前職ではアニメ会社での進行管理や行政書士事務所での許認可申請業務に従事しておりました。
どちらも業務内容は非常に面白かったのですが、トップダウン型の社風で個人の意思決定が尊重されず、会社の歯車として働く中で次第にやりがいを失っていきました。
現場の工夫をしながら働ける環境を探している中でmatsuriと出会いました。社内・社外の許認可申請業務は行政書士へ依頼することが通常の中で、社員が担える企業は非常に珍しいことと、民泊という宿泊業界においてお客様に素敵な思い出・体験を提供できる企業であることに魅力を感じました。


-現在は、どんな業務を担っていますか?

自社の借り上げ物件やこれから民泊をはじめたい不動産オーナー様の住宅宿泊事業、旅館業、特区民泊の申請をメインで担っております。
最近は民泊施設の設営・運営業務にも関わっており、スマートロック等の電子錠のセットアップや民泊で生ずる廃棄物の適正処理などにも携わっております。

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-入社後に直面した一番大きな課題は何ですか?また、どうやって乗り越えましたか?

自社で申請した初めての旅館業申請が一番大きな課題でした。旅館業申請は住宅宿泊事業に比べて要件が多く、保健所の処理期間も長く申請難度が高い傾向にあります。
申請業務においては、施設のOPEN日が決まっている状況で、どれだけ早く許認可を取得できるかが目標となります。
処理しなければならない要件や作成する書類の多さ、保健所の立ち合い検査のプレッシャーなど困難なことが多々ありましたが、
ひとつひとつ確実に処理していくことで、無事、期限内に旅館業施設を開業することができました。


-書類を扱うことも多い業務ですが、テクノロジーやシステムの活用で改善があった事例はどんなことがありますか?

机に向かって事務作業を行うことが多い業務のように思えますが、意外と施設現場や役所周りをする機会が多いため、現場に持っていく重い書類や機材はコンパクトにしたいと思っておりました。
そこで、役所の職員に説明する資料はなるべくノートPCを用いてクラウド上にダウンロードし、画面上で見せるようにするなど工夫をしております。

また、施設の現況を記録するために360°カメラを導入しました。
施設内の設備の現況を撮影し、社内チャットのslackを用いて、その場でクラウド上に撮影したものをアップロードできるので、メンバーに施設詳細の情報共有が迅速になり効率が上がりました。
今後はipadの導入も検討しており、物件の内見チェックや計測、出先での書類作成等に活用し、場所と時間の制限をはずしていければと考えております。

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-どんな方がmatsuriにフィットすると思いますか?

クリエイティブな思考を持ち、自己実現に対して意識が高いボトムアップ型の志向の方がフィットすると思います。
会社や業界をよくするために頑張れば頑張るほど、スキルや提案力が向上していくので前向きに取り組める方にはとてもいい環境です。