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身軽になりたい

精神的にも、身体的にも(笑)

元来の性格は大人になってからだとなかなか変えられない部分ではあるのだが、なるべくならもっと腰が軽い、フットワークの軽い人間になりたいと思っている。

というのも。
私は頭であれこれ散々考えていても全然行動出来ない事が物凄く多いのだ。それは未知のものへの恐怖心であったり、都合がつかない等の言い訳であったり、何かにつけて「また今度」「そのうち」と断念する事の多いこと多いこと。

いや、今度っていつだよ。


そんなセルフツッコミを入れざるを得ない体たらくだ。
まるで、また遊ぼうねと口約束はするけれど絶対行かないやつと同じである。

そんな私だが、前々からずーーーっと気になっていたカフェに先日漸く行ってみた。
チェーン店ではなく個人経営のこじんまりとしたカフェなので席数は多くないのでお昼時には満席になりやすいが、お店の人は注文の時以外は特段話しかけてこないので気がとても楽だった。頼んだランチセットは量も丁度よく、日替わりの野菜スープは肌寒さを感じる体にじんわりと染み込んだ。
こういう店主からの温かみを感じられるのが個人経営店のいい所だと思う。


少し話が反れるが、
私はここ数年 “通い慣れた馴染みの場所” に出来そうなお店をひっそりと探し続けていたりする。店員さんや時には別のお客さんと他愛ない話が出来るような、店側からすると所謂 “常連客” と呼ばれる状態にほんのりと憧れがある。が、私が常連客になっているお店は正直一軒もない。行動範囲が広い訳でもなく外出先も大体は同じなので店員側には顔を覚えられている可能性はあるだろうが、基本的にはその場かぎりの受け答えをしている。(しかも、店員さんと話せるコンディションで来ている時とそうではない時の落差が酷いので私は非常に面倒な客だと思われる。ごめんなさい)
「いつもの●●で飲んでいると、」なんていうドラマや小説に出てきやすいシチュエーションは、一体どうやったら生まれるんだろうと、とても疑問である。

その一方で、
「常連客ほど面倒臭い」という店員側の意見もかなり脳内にチラつく。これは私が販売職の経験があるからこその同調なのですが、ぶっちゃけ、ぶっちゃけて言うと、

お客さんとの相性の良し悪しは確実にあるのです。

お客さんとの会話のラリーを楽しみながら商品を勧めるようなタイプも居れば、お客さんの話を親身にじっくり聞いてみてから商品を勧めるかどうか判断するようなタイプも居る。無論他にも違うアプローチをする人も居て、販売の仕方は本当に十人十色だと思います。このへんは今回の論点じゃないのでこれ以上は省きますがつまり何を言いたいかというと、販売職を経験してからはより一層「迷惑な客にはなりたくない」という気持ちが物凄く高くなったんですよ。

自分としては穏やかに話しているつもりでもそれが上手く相手に伝わらなかったり、色々アドバイスしたけれど別にそういうのは要らないってされる時もあるじゃないですか(苦笑)
どれだけ優しかろうがどれだけ仕事が出来ようが、どう頑張っても万人から好かれる事は無理な訳で。だから、これといった “明確な理由もなく” 誰かから嫌われる/苦手と思われる可能性が大いにある。だからもし私がお気に入りのお店を見つけて通い始めたとして、こちらとしては毎回気分よく利用しているけれど店側からは内心また来たのか…と思われたら怖い、という被害妄想が払拭出来ないんですよね(笑)払拭出来ないって事はどこかで誰からも嫌われたくないって思っているのでしょうが…。


それでもやっぱり私は
今までの自分から変わりたい。

あれこれ言い訳ばかりするのではなく、
やる前から諦めるのではなく、

やらない後悔よりやる後悔。それを心のスローガンに掲げて。
2023年からはもっとこのスローガンを行動に移していきたいですね。


2022年も残りあと僅か。
「何だかんだ色々あったけどいい1年だったな」と思えますように。