10月12日 月とお遊び

私: まっちゃんどうだった?
母: まっちゃん?昨日お月様綺麗だったね、って言ったら、うん、僕も楽しかったって。お月様と遊んだの?って聞いたら、うん、だって笑。お月様と何して遊んだんだろうね。

以前の母は、まっちゃんにお願いばかりしていました。夜トイレにちゃんと一人で行けるように見守ってね、とか。でも最近はお願いしたって話は聞けなくなりました。

パーキンソン病の薬をやめて、サプリも飲むのをやめました。自分の体を受け入れて、自然と自分の力を信じられるようになったからなのかも知れません。

今年の初めに私の家に越した頃、自分の体について、動かないとか、痛いとか、できないとか、マイナスの言葉ばかりが口から出ていたのが、だんだん前向きな言葉が出るようになり、今ではなんとかなるよ、あんまり気にしないなど気楽な言葉や、大丈夫とかプラスの言葉がほとんどになっています。

どんな時も見守って、愛と思いやりの心で接していれば自然と心も体も回復していくんだなと思いました。私も介護を通じて自分を見つめ、母と二人三脚で成長していく喜びを感じています。

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