バネのおもちゃ、USA「スリンキー」と日本の「トムボーイ」 昭和玩具Vol.2
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バネのおもちゃ、USA「スリンキー」と日本の「トムボーイ」 昭和玩具Vol.2

matsuozukan

スリンキー(Slinky)は、アメリカのペンシルバージニア州フィラデルフィア(Philadelphia)で生まれたジェームズ・インダストリーズ社が発売しているバネのおもちゃです。

もともとは、第二次世界大戦の医療器具として使われたとあり、バネのおもちゃの底知れぬ歴史を感じさせてくれます。終戦後にPAT(特許)を取得しています。

近年では、映画「トイ・ストーリー」で活躍する「スリンキードック」もそのバネの名前からつけられています。

金属製のオリジナルの「Slinky」や ちょっと小さいサイズの「Slinky Jr.」・プラスチック製を加えた「Plastic Slinky Jr.」 やひとまわり大きな「Neon Slinky」などのラインナップがあります。
スリンキードックは、トイストーリーからではなくジェームズ・インダストリーズ社の商品をキャラクターとしたようです。

75周年記念のパッケージでオリジナル「スリンキー」が販売されています。

今でも元祖バネのおもちゃ「スリンキー」は販売され続けています。

おてんば娘と名付けられた「トムボーイ」

今ではバネと連想すればスリンキーが思い浮かびますが、昭和40年代(42年頃~50年位まで)、日本でも階段を一段一段降りていくバネのおもちゃが流行しました。(昔の流行は10年くらいは当たり前)

昭和39年10月の東京オリンピックも終わり、日本の景気がよくなっていく時でしたので、子供も大人も熱狂していたように思います。

それは、三光発条(バネ)株式会社が作ったのは「トムボーイ」と言う商品名で「おてんば娘」という意味があったようです。そのパッケージは、手元にかろうじて「Tomboy Jr.」のモノがあります。

神奈川県横浜にあった三光発条製の「トムボーイ」

スリンキーが、今でも残っていますが、こちらの日本製トムボーイは、新たに手に入れる事はもうできません。

スリンキーは後に、JAMES INDUSTRIES INC.からPOOF-SLINKY INC.となり販売されています。

パッケージの相違点は会社名などいくつかありますが、一番わかりやすいのは「Slinky」の綴りの最後の「Y」が伸びてその中に「JAMES」と刻んであるのが旧パッケージです。

「JAMES」と印刷されています。

バネの性能は、元祖スリンキーと変わらない精度で、階段を降りていきます。しかしながら、このバネのおもちゃ日・米ともに共通して無理に伸ばしてしまって、バネの収まりに隙間を作ってしまい本来の性能を維持できないのがほとんどだったと思います。

それは、子供だけでなく大人になっていても無理に伸ばしていまうのは共通です。

また、もう一つは金属の表面のコーティング加工がされていないため「サビ」は当然で、これを容認できない人は、このおもちゃは使えません。

サビの部分を強調加工しています。

さらに、絡ませてしまうこともあります。何でもかんでもお任せで動く現代風のおもちゃではないようです。

バネの動きの精度は落ちますが、「スリンキー」ブランドのプラスチック製なら錆びる事はありませんね。

バネのおもちゃは類似品も多くありますが、その精度はまちまちです。「スリンキー」の商標が付いたモノが安心です。








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matsuozukan
昭和のおもちゃがまだ家に残っていますか?そう言えば、そうこうする内に、昭和にとっての未来、21世紀にもなっていました。昭和に楽しんだおもちゃには、未来につづく科学を使ったおもちゃがたくさんあったような気がします。 主観になりますが、絶滅していくおもちゃの思いを書き残しておきます。