見出し画像

住宅購入相談×コーチングで気づいた「大事な決断のサポートに必要なのは傾聴力」

複業コーチの会社員、松岡です。
この間noteに書いたように、2024年1月現在、本業で住宅購入のアドバイザーをしつつ、熱海の会社でも働きつつ、コーチングをしています。
住宅購入のアドバイザーの仕事は、新卒から働き続けている会社でずっとWEBディレクターをしていましたが、社内転職で異動したものです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください

今回のnoteの内容は、そんな本業の住宅購入アドバイザーと、副業のコーチングとの相乗効果について、感じることを詳しく書いていきます。

住宅購入のアドバイザー×コーチング、を始めたきっかけ

もともと住宅購入のアドバイザー業務を始めたのは、コーチングでプロの資格を取ったことがきっかけです。
人の人生の歩みに伴走するコーチングという仕事では、相手の価値観や考えを整理して、自分の人生をより「豊か」にしてもらうための変化を促していきます。
同じように、住宅購入のアドバイザーの仕事も、人生に大きく影響する重大な決断をされるお客様をサポートするものです。そこで、本業と副業とで相乗効果を持つような「複業」にしようと思って、社内転職を決意しました。

やってみて感じたこと

一人前のアドバイザーになってお客様の相談を受ける中で感じることは「意思決定は誰かに言われてするものではない」ということです。
あなたはこの家を買うべきだ!と言ってお客様が買ってくれるわけではありません。お客様の住まいに対する要望という顕在化しているニーズだけでなく、お客様がそもそもどういう人生にしたくて、ご家族とどういう生活をしたくて、何を大事にしているのか、という潜在的なニーズをも聞き出したうえで、それに対してどんな選択肢が合っていそうなのか、を提案してその上で「お客様が自分で決める」ものです。

この「潜在的なニーズ」を引き出すのが「傾聴力」だと思っています。お客様に対して、こうした方がいいですよ~、こういうことは知っておいた方がいいですよ~とアドバイスをしたところで、お客様には響いていないな、という体験をしました。それよりも、どうして住宅を買いたいのですか?予算を度外視したらどんな住まいをかなえたいですか?検討パターンは3種類ありますが、どちらがよろしいですか?のように、お客様の気持ちや価値観をできる限り聴くことの方が、最終的にはニーズにあった提案ができるように感じます。そうやってお客様が本当はこういう家に住みたいんだ!と自分の理想に気づき、絶対に譲れない価値観を明らかにして、決断をされていくところをこの1年間でたくさん見させていただきました。

人生の大事な決断を、人から「こうすべきだ!」と言われてするのは簡単ですが、それは自分で決めたことではありません。そうするとどこかのタイミングで「こうすればよかった」となる可能性があります。
一方自分で決めたことには、納得感があります。
住宅相談のアドバイザーは、アドバイスをするより、納得感のある決断を支援する仕事だと考えています。

こんな風に、コーチングで身に着けた技術が活きているな~と感じていますし、逆に職場で経験させていただいていることが、自分の武器としてコーチングにも活かせています。

まとめると

ある意味コーチングの説明として住宅購入を例にすることができるかもしれないな、と考えています。
人生における大切な変化のために、誰かに気持ちや価値観を傾聴をしてもらいながら、決断をしていくこと。それがまさにコーチングによって得られる体験ですし、コーチの役割だなと思います。

自分の人生を自分の意志を確認しながら変化させていきたい方も、理想の住まいに出会いたい方も、どちらもサポートいたします!

コーチングについてはこちら

住宅購入相談についてはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?