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パーソナル・マーケティング

本田直之氏の著書『パーソナル・マーケティング』を読みました。
読んでみて、自分は「コーチングがやりたい!」と周りに話してきましたが、「どんな人に」という視点が抜けていたことに気が付きました。
以下はコーチとしての松岡が「どんな人に」「どう役に立ちたいか」を明確にしていく過程を書いていきます。
駆け出しコーチとして、この過程が新しく何かをする人の参考になればと…

自己紹介の記事に、こんなことを書きました。

悩んだり、困ったりした時に、誰にも話せない苦しさを経験しているからこそ、それらを話せる身近な人、寄り添える人であること。これを大事に生きていこうと思います。

https://note.com/matsuoka_keisuke/n/n47fea6d06e1a

「自分がこうありたい」という話だけで「どんな人の役に立ちたいか、役に立てるか」という話が無いなと思いました。

「どんな人の役に立ちたいか」が明確でないということは、自分のコーチングをアピールする相手が具体的でないということです。
更には自分のコーチングの特徴や強み、これから進んでいく先や、強化ポイントが明確でないということです。
コーチングはまだメジャーではありませんが、それでもコーチングを仕事にしている人はたくさんいます。その中で自分をコーチとして選び、信頼してもらうには、相手の期待と自分にできることが高い次元で噛み合っている必要があると思います。
そのために「どんな人の役に立ちたいか」を仮でも定めて、その人々に向けて「自分がどう役に立てるか」を発信、そして必要なスキルに特化していくことが大事なのだなと感じます(本を読んだ結果)。

どんな人の役に立ちたいか

まず自分がコーチを志したのは、自己紹介の記事に書いた通り自分が聴いてもらえなかった経験があるからこそ、聴ける人になりたかったからです。
ただそれだけだとまだ「どんな人の役に立ちたいか」が具体的になりません。
人の話を聴いていて楽しかった経験は、熱海で創業支援のプログラムに事務局として参加したことでした。
熱海を中心とした伊豆地域で、こんなことをしたい、やってみたいという方々とお話して、何か役に立てることはないか、をいつも考えていました。プログラムに参加している方の話を聴くこと自体も楽しかったのですが、その方が考えている未来を想像したり、その事業または活動が社会に与える影響を考えたりすることでとてもワクワクしていました。
そう振り返ると「熱海や沼津などの地域で自分のやりたい事業や活動を始めようとしている人」が、自分にとって「役に立ちたい人」になりそうだと思いました

どう役に立ちたいか

正直、求められているのはコーチングだけではないと思います。
何をやったらいいかそもそも分からない場合や、行動そのものに障壁がある場合に、具体的な行動を伴う支援も必要になると思います。
例えば事業計画を具体的に作りたい、どうやってスモールスタートをしたらいいか分からない、という悩みについては、コーチングではなく直接的な支援が必要とされていそうです。
そうなったときに、自分が支援したり、支援できる人につないだりすることも、やりたいしできるようになりたいと思います。

以上、考えてみるとこの先自分が何をしていくべきなのか、少し見えたような気がします。
コーチングの腕を磨いていくだけではなく、自分が支援したい人と繋がる方法や、コーチング以外の支援ができるようにするための勉強あるいは人脈作りも、やっていく必要があります。
方向が見えれば行動するだけ。やっていきます。

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