伸びるか伸びないか、それが問題だ。
以下の記事は、松浦年男先生が主催しているアドベントカレンダー「言語学な人々2022」の記事として書いたものです。
夏によくいるプーンとうるさいあの虫や、その虫が吸う赤い液体。いまあなたがこの文章を読むために使っている体の一部や、いま私がこの文章を打つために使っている体の一部。
ふだんの会話でこれらのものが話題になるたびに、私はついついドキドキしながら、耳をそばだたせてしまいます。
「伸びる?伸びない?」と思いながら。
長さがみじかいことば「夏によくいるプーンとうるさい