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日本は試合前のウォームアップに使うコートを探すのが大変だ(オムニ以外)

体の状態は1時間でも変わる

試合の前にウォームアップが必要な選手と大して必要じゃない選手がいる。コーチのよっては「そんなもんで試合が左右されるようじゃだめだ」という人もいる。

でも私はこのウォームアップがその後の勝敗にまで影響する可能性があると常々感じている。それは自分がヨガの練習をしてきた経験に基づくものだ。

自分が取り組んでいる新しいアーサナ(ポーズ)があった場合、それをするために念入りなウォームアップを行う。例えば前後開脚をする場合、まず入念にハムストリングのストレッチを行う。そうしないと簡単に筋肉を傷めてしまう。

ヨガをしていて実感したのは、体の状態は常に変化しているということ。十分なストレッチを行っても、1時間後にはまた少し硬くなっている。本気でヨガの練習をしたことがある人ならだれもが経験しているはずだ。

同じ体を使うのだから、テニスにだってこの変化は重要になるはずだ。だから適切な時間にウォームアップを行い、怪我を防ぎ良いコンディションで試合に臨むことは、とても意味があると感じるのだ。

香港ではすべてのコートがハードで朝7時から開いていた

子供たちが香港で試合をしていたころは、ウォームアップ用のコートを確保するのにそれほど苦労しなかった。なぜならすべてのコートがハードコートであるがゆえに、試合に応じてサーフェイスに合った練習コートを探す必要がなかったから。

そして香港の公営コートは朝7時から使用することができる。そのため9時から試合が入っていても十分ウォームアップをしてから向かうことが可能だ。

もう一つ香港でありがたかったのが、香港全土の公営コートを一度申請しておけば誰でも予約することができたこと。日本で公営コートを使う場合、市や区ごとに分かれており、自分が住んでいたり働いていたりする場所以外で公営コートを使用することが多くの場合難しい。そのため民営を使うこととなりコート数が限られ、費用もが高くなってしまう。

クレーで試合するときウォームアップする場所がない!

例えば、全国小学生大会はクレーコートで行われる。ただ、大会側が用意してくれる練習コートは試合前日のみで当日は練習コートがない。そのため練習したいのなら各自用意する必要があるのだ。

以下、東京近郊で使用できるクレーコートと、100歩譲ってクレーのようにボールが弾むという意味で使用を検討したいハードコート、また雨が降った時に使える壁打ちコートなどを紹介する。

■クレーコート

テニスガーデンレニックス(民間)

横浜市保土ヶ谷区今井町717-1
朝7時から使用できるのでありがたい。民間なので誰でも使える。

多摩川六郷橋緑地テニスコート(公営)

大田区東六郷3丁目地先
東京都大田区の公営コート。区外からの利用者も登録することで利用可能。

多摩川ガス橋緑地テニスコート

大田区下丸子二丁目地先
こちらも大田区のテニスコート。

■ハードコート

根岸テニスガーデン

横浜市磯子区原町14-1

横浜市営のテニスコート。こちらは市外からの登録はできないため、居住、在学、在勤の証明が必要となる。利用開始は朝9時から。

SENKO潮見コート(民間)

東京都江東区潮見2丁目8

朝7時から利用できるのがうれしい。

■雨でも使えるインドアコート

有明テニスの森公園インドアコート(公営)

東京都江東区有明2-2-22

最高のハードコート。しかもかなり空いている率が高い。8面あることに加え高額だからだろうか。都内在住でなくても利用登録が可能。でも利用開始は朝9時から。

高輪テニスセンター

東京都港区高輪4-10-30

立地もよくあらゆる場所で行われる試合のウォームアップ場所として候補に挙がるコート。ただ朝はなかなか予約が取れない。平日は朝7時から、土日祝日は6時から利用可能。

■雨でも使える壁打ち

雨の日に朝から室内のカーペットコートで試合…となってしまった場合に使えるのがハードコートの壁打ち。しかも屋根付きなところだ。

宮本台緑地 壁打ち場

大田区仲六郷4丁目 宮本台緑地

壁打ちなので利用時間にも制限がなく、雨もしのげるので最後の頼みの綱として覚えておきたい。

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