松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-124【衛生】論点:食中毒 / ボツリヌス菌、寄生虫、クドア・アニサキス、ソラニン・チャコニン、コルヒチン、シガテラ
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薬剤師国家試験対策ノート NOTE ver.
第103回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問124
問103-124(論点:食中毒)を
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苦手意識がある人も、この機会に、食中毒の基礎を一緒に完全攻略しよう!
第103回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問124
Q. 食中毒に関する記述のうち、正しいのはどれか。
選択肢|
1. 蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が含まれることがあるため、腸内細菌叢が未熟な乳児が蜂蜜を摂取すると、ボツリヌス症を発症し、呼吸困難や呼吸停止に陥ることがある。
2. 生魚摂取により生じるクドアやアニサキスなどの寄生虫による食中毒は、生魚を長時間冷凍しても防ぐことはできない。
3. ジャガイモの芽や皮の部分に多く含まれるソラニンやチャコニンは熱に不安定なため、加熱処理によりこれらによる食中毒を防ぐことができる。
4. イヌサフランの球根にはコルヒチンが含まれるため、誤食すると呼吸不全等を起こし死に至ることがある。
5. シガテラの原因となる魚類は主に熱帯から亜熱帯にかけて生息しているため、我が国ではシガテラ発症の報告はない。
(論点:食中毒 / ボツリヌス菌、寄生虫、クドア・アニサキス、ソラニン・チャコニン、コルヒチン、シガテラ)
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滝沢 幸穂
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はじめましょう。
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-124【衛生】論点:食中毒
こんにちは!薬学生の皆さん。BLNtです。解説します。
薬剤師国家試験の衛生から食中毒を論点とした問題です。
選択肢ごとにテーマ(ボツリヌス菌、寄生虫 / クドア・アニサキス、ソラニン・チャコニン、コルヒチン、シガテラ)が異なります。
テーマごとに別々に解説します。
目次|
選択肢1. 論点:ボツリヌス菌|
選択肢2. 論点:寄生虫 / クドア・アニサキス|
選択肢3. 論点:ジャガイモ / ソラニン・チャコニン|
選択肢4. 論点:イヌサフラン / コルヒチン|
選択肢5. 論点:シガテラ|
選択肢1. 論点:ボツリヌス菌|
Q1. 蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が含まれることがあるため、腸内細菌叢が未熟な乳児が蜂蜜を摂取すると、ボツリヌス症を発症し、呼吸困難や呼吸停止に陥ることがある。A.【正|誤】|
第103回薬剤師国家試験の問124、選択肢1(問103-124-1)は、論点「食中毒」のうち、ボツリヌス菌をテーマとした正誤問題でした。ボツリヌス菌およびボツリヌス症について解説します。
最新の科学的根拠が記載された参考資料としては、食品安全委員会のホームページ(HP)「食品安全委員会|ファクトシート ボツリヌス症(平成30年2月13日) http://www.fsc.go.jp/factsheets/ 」に、情報がわかり易く整理してありました。詳細は、上記、食品安全委員会HPをご参照ください。
ボツリヌス症の原因は、ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)のボツリヌス毒素です。
中毒症状として、ボツリヌス毒素に起因する神経麻痺が特徴的です。ボツリヌス症には、主に、食餌性ボツリヌス症と乳児ボツリヌス症があります。
図1-1 食中毒/ボツリヌス症の概要
※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第103回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問124)より
出典:食品安全委員会|ファクトシート ボツリヌス症(平成30年2月13日) http://www.fsc.go.jp/factsheets/
食餌性ボツリヌス症とは、ボツリヌス毒素を経口摂取して発症するものです。一方、乳児ボツリヌス症とは、1歳未満の
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