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松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問102-128【衛生】論点:人口動態 / 死因別の死亡率

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人口動態 / 死亡率・死因 
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第102回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

Q. 下図は、死因別にみた死亡率の年次推移を、1947年から2014年まで示した結果である。各死因の死亡率の変遷の理由について正しいのはどれか。

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選択肢|

1. (1)の死亡率の上昇には人口の高齢化は関与しない。
2. 1995年前後に(2)の死亡率が急激に減少し、(4)の死亡率が増加したのは、国際ルールの変更により、死因の統計処理法が変わったことによる。
3. (3)の死亡率が1980年代から増加してきたのは、新しい種類の(3)として、抗菌剤が効かない新興感染症が急速に増えたためである。
4. (4)の死亡率が 1970年代から減少傾向にあるのは、食生活の変化によってカルシウムの摂取量が増えたことが主要な要因と考えられる。
5. 1950年まで死因のトップであった(5)の死亡率が激減したのは、新たな治療薬などの医療の進歩、衛生水準の向上や栄養状態の改善によるところが大きい。
(論点:人口動態 死因別の死亡率)
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このコンテンツの制作者|

滝沢 幸穂

PhD (Pharmacokinetics)
MOS(Microsoft Office Specialist)

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前置き|

今年の7月に matsunoya PROJECT というウェブサイトを新設しました。

新型コロナウイルス感染症の発生状況などを、最新のビジュアルインフォグラフィクスのプラットフォームを駆使して見える化し、インターネット環境があれば閲覧できる状態にしたら、どれほど公共の益に寄与するだろうかという思いから始めた #MatsunoyaProject という企画において、自ら設計したインフォグラフィクスとその組み合わせによるストーリーによって何が見えてくるのかを「展示している」matsunoya 公式サイトです。

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ABOUT|
matsunoya PROJECT とは

matsunoya PROJECT は、note プラットフォームやECサイトでは公開できないHTML型のコンテンツをプロジェクト方式で情報発信する 松廼屋 matsunoya の公式サイトです。 #MatsunoyaProject

https://sites.google.com/view/matsunoya-project

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今回は、ビジュアルインフォグラフィクスのテンプレートとして、下記のFlourish.studio のチャートを使用しています。実際にバーをハイライトすると細かい数字や情報が見えて楽しいです。インフォグラフに触ってタップしたりハイライトしたりできます。

■TEMPLATE CREDITS
Line, bar and pie charts by Flourish team
■TEMPLATE CREDITS
Hierarchy by Flourish team

☑ 製品として販売するクオリティのオリジナルのデータビジュアライゼーションを公開していますので、業務上の無断使用はご遠慮くださいませ。

ご活用いただくご希望がございましたら、オーダーメイドで販売します。
ぜひ、松廼屋にご用命ください。

制作したビジュアルインフォグラフィクスの展示に関しての詳細はこちらにリンクがあります。

note マガジン|

https://note.com/matsunoya_note/m/m8eeca3a2aaa6

note|


https://note.com/matsunoya_note/n/n9abd6edd8e02

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10月になって、新型コロナウイルス感染症の発生状況についての見える化はほとんど見本のテンプレートとしては完成し、都道府県及び厚生労働省が開示する感染症の発生状況や検査の実施状況に関して随時更新することがメインになってきましたので、今度は、薬剤師国家試験対策ノートに関連するグラフをまとめたサブページを開設しました。以下のサイトです。
薬学生だけではなく、薬剤師の皆さん、医療従事者の皆さん、一般の企業にお勤めの方など、ご興味を持っていただける内容となっておりますので、是非一度訪れてみてください。powered by Flourish.studio/story

下記のリンクからサイトに移動します。

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matsunoya PROJECT > matsunoya STORY > P2

薬剤師国家試験対策ノート
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薬剤師国家試験の合格者数・合格率の大学別ランキングをはじめとした薬剤師国家試験の最新の結果、薬剤師国家試験対策ノートで解説している eラーニングコンテンツで用いた厚生労働統計の最新バージョンの解析など、visual infographics を駆使して詳細かつサクッと論点解説しています。

内容|

☑第99回-第105回薬剤師国家試験の結果|
 合格者数、合格率 大学別、大学種別ランキング
▶ Tap to transition to the site https://public.flourish.studio/story/593600/

☑業務上疾病|厚生労働統計
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☑人口統計|平均寿命
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☑人口動態統計|死因別の死亡数・死亡率
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松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート
問102-128【衛生】論点:人口動態 / 死因別の死亡率

こんにちは!薬学生の皆さん。BLNtです。

解説します。薬剤師国家試験の衛生から、人口動態 / 死因別の死亡率を論点とした問題です。

第102回薬剤師国家試験問128(問102-128)では、人口動態統計における死因別の死亡率の理解を問われました。

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過去問題|

人口動態統計を論点とした類題に、下記の過去問題があります。

第 96回薬剤師国家試験|過去問題 / 問72|人口動態 / 死亡率・死因

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問96-72
【衛生】論点:人口動態 / 死亡率・死因

https://note.com/matsunoya_note/n/n3e6899b684e7

第 97回薬剤師国家試験|必須問題 / 問17|人口動態 / 死亡率・死因

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問97-17
【衛生】論点:人口動態 / 死亡率・死因

https://note.com/matsunoya_note/n/n394fc1e79db5

第 98回薬剤師国家試験|必須問題 / 問18|死産

第 99回薬剤師国家試験|必須問題 / 問18|死亡率

第 99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問126|人口の推移

第100回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問124|人口動態 / 出生率・死亡率

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問100-124
【衛生】論点:人口動態 / 出生率・死亡率

https://note.com/matsunoya_note/n/n6df62e9d62bb

第100回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問125|人口動態 / 平均寿命

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問100-125
【衛生】論点:人口動態 / 平均寿命

https://note.com/matsunoya_note/n/n310b7214517b

第101回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問126|合計特殊出生率

第102回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問124|
粗死亡率、老年人口割合、死亡数、年齢調整死亡率

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問102-124
【衛生】論点:人口動態 / 死亡率

https://note.com/matsunoya_note/n/nd0b1b2d6694e

第103回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問126|
人口動態 / 悪性新生物

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-126
【衛生】論点:人口動態 / 悪性新生物

https://note.com/matsunoya_note/n/n134147c2d321

第103回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問125|
年齢 3 区分別人口構成割合、
人口構成の指標 / 老年化指数、
老年人口指数、年少人口指数

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-125
【衛生】論点:人口動態 / 人口構成の指標

https://note.com/matsunoya_note/n/n9b3289d54c0c

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今回は、問102-128(論点:人口動態 / 死因別の死亡率)を解説します。

苦手意識がある人も、この機会に、人口動態 / 死因別の死亡率の基礎を一緒に完全攻略しましょう!

目次|

選択肢1. 論点:死因別死亡率 / がん
選択肢2. 論点:死因別死亡率 / 心臓病・脳卒中
選択肢3. 論点:死因別死亡率 / 肺炎
選択肢4. 論点:死因別死亡率 / 脳卒中
選択肢5. 論点:死因別死亡率 / 結核

参考資料|

人口動態に関する最新の詳細な参考資料としては、厚生労働省のホームページ(HP)「厚生労働省|平成30年度 我が国の人口動態|平成28年までの動向 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html 我が国の人口動態>PDF https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf 」に科学的かつ目的に合った情報が記載されていますので、一読することをお勧めします。

情報がわかり易く整理してありました。詳細は、上記、厚生労働省HPと報告書(PDF)をご参照ください。

スライド3

論点解説|

設問の図をもう一度確認しましょう。論点は死因別死亡率年次推移(1947-2014|※戦後約70年間の年次推移)です。

スライド1

※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第102回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)より
出典:厚生労働省|第102回薬剤師国家試験 問128

厚生労働省のホームページ(HP)「厚生労働省|平成30年度 我が国の人口動態|平成28年までの動向 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html 我が国の人口動態>PDF https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf 」によれば、平成28年(2016年)の主な死因別の死亡率(人口10万対)は、がん 298.3、心臓病 158.4、肺炎 95.4、脳卒中 87.4、老衰 74.2です。

年次推移をみると、がんは上昇傾向を示し、死因別死亡率の第1位です。

心臓病は近年上昇傾向を示し第2位、肺炎上昇傾向を示し、平成23年(2011年)に脳卒中を抜いて第3位となりました。

脳卒中低下傾向を示し第4位、老衰は上昇傾向を示し第5位となっています。

図1に、厚生労働省HPの報告書から「主な死因別にみた死亡率の年次推移-昭和22(1947)年-平成28(2016)年-」を抜粋して示します。

スライド4

図1 主な死因別にみた死亡率の年次推移
 -昭和22年(1947)-平成28年(2016)-

※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第102回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)より 出典:厚生労働省|平成30年度 我が国の人口動態|平成28年までの動向 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html 我が国の人口動態>PDF https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf

死因別の死亡率の順位と年次推移のパターンは把握できました。

次に、問102-128の選択肢毎に解説します。
第1回目は、選択肢1 – 選択肢3について解説します。

選択肢1. 論点:死因別死亡率 / がん
Q1. (1)の死亡率の上昇には人口の高齢化は関与しない。A.【正|誤】|

スライド1

解説します。グラフの(1)は、2016年の死因別死亡率の第1位がんによる死亡率の年次推移です。

スライド5

がんの死亡率は上昇傾向を示しています。一方、がんの年齢調整死亡率は、男女ともに減少傾向を示しており、この結果から、昭和60年モデル人口によって、年齢調整死亡率を算出することで、がんによる死亡率の上昇傾向が、減少傾向に転じることが示されました。

近年の人口高齢化の影響を取り除くと、がんの死亡率は上昇しないことが示唆されました。このことから、死因別死亡率におけるがんによる死亡率の上昇には、人口高齢化が関与していることが推察されます。

スライド6

選択肢2. 論点:死因別死亡率 / 心臓病・脳卒中
Q2. 1995年前後に(2)の死亡率が急激に減少し、(4)の死亡率が増加したのは、国際ルールの変更により、死因の統計処理法が変わったことによる。
A.【正|誤】|

スライド1

解説します。

グラフの(2)および(4)は、それぞれ、心臓病および脳卒中による死亡率の年次推移です。

厚生労働省HPの報告書における「主な死因別にみた死亡率の年次推移-昭和22-平成28年-」の文末に下記の注意書きがあります。

スライド8

厚生労働省のHP「厚生労働省|疾病、傷害及び死因の統計分類 https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/ 」によれば、疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems|ICD)とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類です。

スライド9

ICD-10(1990年版|ICD第10改訂/1990年の第43回世界保健総会において採択)による原死因ルールの明確化が、平成7年(1995年)頃の人口動態統計において反映された現象として、心臓病を死因とした死亡率の低下と、他方、脳卒中を死因とした死亡率の上昇がみられたと考えられます。

スライド10

選択肢3. 論点:死因別死亡率 / 肺炎
Q3. (3)の死亡率が 1980年代から増加してきたのは、新しい種類の(3)として、抗菌剤が効かない新興感染症が急速に増えたためである。A.【正|誤】|

スライド1

解説します。

グラフの(3)は、肺炎による死亡率の年次推移です。

スライド11

厚生労働省HPの報告書における「主な死因別にみた性別年齢調整死亡率の年次推移-昭和22-平成28年-」によれば、年齢構成の差を取り除いて比較するために用いる年齢調整死亡率で主な死因の年次推移をみると総じて減少傾向にあります。

近年の人口高齢化の影響を取り除くと、肺炎による死亡率もまた、がん、心臓病と同様に減少することが示唆されます。
このことから、人口高齢化が肺炎の死亡率の上昇傾向の要因の一つであることが推察されます。

図2に、厚生労働省の報告書から「主な死因別にみた性別年齢調整死亡率の年次推移-昭和22-平成28年-」を抜粋して示します。
2016年の年齢調整死亡率の死因別・性別の順位は、順番に、以下の通りで、近年20年は総じて減少傾向を示しています。

スライド12

図2 主な死因別にみた性別年齢調整死亡率の年次推移
 -昭和22-平成28年-

※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第102回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)より 出典:厚生労働省|平成30年度 我が国の人口動態|平成28年までの動向 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html 我が国の人口動態>PDF https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf

追記|

選択肢3に関しては、厳密に言うと、肺炎を引き起こし既存の医療用医薬品が有効ではない新興感染症の存在が「仮」にあって、肺炎による死亡率の年次推移に上昇傾向が認められたとしたら、可能性として否定される記述ではないです。
しかしながら、死亡率の増加だけからは新興感染症が肺炎の死亡率を上昇させたと結論付けるには科学的根拠が不十分であることを理解しておきましょう。

考えてみてください。

2021年以降の薬剤師国家試験にこの記述の正誤問題が出されたとしたら、皆さんは、どんな科学的根拠の追加のグラフがあれば、それを「正」と答えることができるでしょう?

2021年以降の薬剤師国家試験問題(仮)|
選択肢3. 論点:死因別死亡率 / 肺炎
Q3. (3)の死亡率が 2020年から増加してきたのは、新しい種類の(3)として、抗菌剤が効かない新興感染症が急速に増えたためである。
A.【正|誤】|

この正誤問題の記述は、ポストコロナ時代にあっては、人口動態統計の死因別の死亡率のデータだけを科学的根拠にした場合、否定も肯定もできない記述であることがわかりますね。

問102-128の論点解説(第2回目)につづく。。

YouTube|

※論点解説動画で予習・復習ができます。
走る!「衛生」Twitter Ver. 人口動態/第102回-問128
|薬剤師国家試験対策ノート
1. 問102-128から選択肢1を解説します。
https://youtu.be/X613Y86up2k

2. 問102-128から選択肢2-選択肢3を解説します。
https://youtu.be/Myt6cgYdfmY

3. 問102-128から選択肢4を解説します。
https://youtu.be/qQ22KGOgMB0

4. 問102-128から選択肢5を解説します。
https://youtu.be/idHa31EVSUw

再生リスト|
走る!「衛生」論点:人口動態
https://www.youtube.com/playlist?list=PLuPATLvMiAKoH35dzSdmdgnrBvnvCExqJ

ポイント|

平成28年(2016年)の主な死因別の死亡率(人口10万対)は、【A】298.3、【B】158.4、【C】95.4、【D】87.4、【E】74.2である。年次推移をみると、【A】、【B】は上昇傾向を示し、それぞれ、死因別死亡率の第1位、第2位、【C】は上昇傾向を示し、平成23年(2011年)に【D】を抜いて第3位となった。【D】は低下傾向を示し第4位、【E】は上昇傾向を示し第5位となった。【F】を取り除いて比較するために用いる【G】で主な死因の年次推移をみると、総じて【H】にあることから、近年の死亡率の上昇傾向は、【I】が、その要因の一つとなっていることが推察される。2016年の【G】は、上位から、次の通りである。
死因 /性別|【G】(人口10万対)
【A】/男|161.7
【A】/女| 87.3
【B】/男| 64.5
【C】/男| 36.9
【D】/男| 36.2
【B】/女| 33.1
【D】/女| 20.0
【C】/女| 15.0

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A. がん
B. 心臓病
C. 肺炎
D. 脳卒中
E. 老衰
F. 年齢構成の差
G. 年齢調整死亡率
H. 減少傾向
I. 高齢化

_____

では、問題を解いてみましょう!
すっきり、はっきりわかったら、合格です。

実力テスト|

第102回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

Q. 下図は、死因別にみた死亡率の年次推移を、1947年から2014年まで示した結果である。各死因の死亡率の変遷の理由について正しいのはどれか。

スライド1

選択肢|

1. (1)の死亡率の上昇には人口の高齢化は関与しない。
2. 1995年前後に(2)の死亡率が急激に減少し、(4)の死亡率が増加したのは、国際ルールの変更により、死因の統計処理法が変わったことによる。
3. (3)の死亡率が1980年代から増加してきたのは、新しい種類の(3)として、抗菌剤が効かない新興感染症が急速に増えたためである。
4. (4)の死亡率が 1970年代から減少傾向にあるのは、食生活の変化によってカルシウムの摂取量が増えたことが主要な要因と考えられる。
5. 1950年まで死因のトップであった(5)の死亡率が激減したのは、新たな治療薬などの医療の進歩、衛生水準の向上や栄養状態の改善によるところが大きい。
(論点:人口動態 死因別の死亡率)

楽しく!驚くほど効率的に。
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コーヒーブレイク☕🍰🍊( ^^) _U~~

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前回までの復習|

厚生労働省のホームページ(HP)「厚生労働省|平成30年度 我が国の人口動態|平成28年までの動向 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html 我が国の人口動態>PDF https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf 」によれば、平成28年(2016年)の主な死因別の死亡率(人口10万対)は、がん298.3、心臓病 158.4、肺炎 95.4、脳卒中 87.4、老衰 74.2です。

年次推移をみると、がんは上昇傾向を示し、死因別死亡率の第1位です。

心臓病は近年上昇傾向を示し第2位、肺炎は上昇傾向を示し、平成23年(2011年)に脳卒中を抜いて第3位となりました。脳卒中は低下傾向を示し第4位、老衰は上昇傾向を示し第5位となっています。

図1に、厚生労働省HPの報告書から「主な死因別にみた死亡率の年次推移-昭和22(1947)年-平成28(2016)年-」を抜粋して示します。

スライド4

図1 主な死因別にみた死亡率の年次推移
 -昭和22年(1947)-平成28年(2016)-

※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第102回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)より 出典:厚生労働省|平成30年度 我が国の人口動態|平成28年までの動向 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html 我が国の人口動態>PDF https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf

死因別の死亡率の順位と年次推移のパターンは把握できました。

次に、問102-128の選択肢毎に解説します。
第2回目は、選択肢4 - 選択肢5について解説します。

選択肢4. 論点:死因別死亡率 / 脳卒中
Q4. (4)の死亡率が 1970年代から減少傾向にあるのは、食生活の変化によってカルシウムの摂取量が増えたことが主要な要因と考えられる。A.【正|誤】|

スライド1

解説します。グラフの(4)は、脳卒中による死亡率の年次推移です。

スライド14

e-ヘルスネット|脳血管障害・脳卒中 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-006.html によれば、脳血管障害(脳卒中)には、脳血管が詰まる脳梗塞と脳血管が破れる脳出血・くも膜下出血があります。

いずれも高血圧が最大の原因です。高血圧が長く続くと動脈硬化が進行し、やがて脳の血管が詰まって脳梗塞になります。

脳梗塞を発生させる要因には、高血圧・不整脈(心房細動)・糖尿病・喫煙・肥満およびメタボリックシンドロームがあります。

脳出血・くも膜下出血を発生させる要因には、高血圧・喫煙・飲酒・コレステロール値の異常低値(低栄養)があります。

スライド15

要因がある場合は、保健指導や治療を受けて健康管理を続けることが推奨されます。
禁煙、塩分・脂肪・糖分を控えた食生活、野菜や果物・大豆製品を食べること、ウォーキングなどの軽い有酸素性運動で血流をよくすることなどが効果的です。

また、高血圧・糖尿病、メタボリックシンドロームを早期発見するため、年に一度の健診が推奨されます。

選択肢.5 論点:死因別死亡率 / 結核
Q5. 1950年まで死因のトップであった(5)の死亡率が激減したのは、新たな治療薬などの医療の進歩、衛生水準の向上や栄養状態の改善によるところが大きい。
A.【正|誤】|

スライド1

解説します。

グラフの(5)は、結核による死亡率の年次推移です。

スライド17

「国立感染症研究所|結核とは https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/398-tuberculosis-intro.html 」によれば、10〜20代の青年層の300人に1人が結核で死亡した時代がありましたが、最近では、多くは高齢者で占められています。

1970年代まで順調に減少してきたわが国の結核罹患率は、80年代に入って減少率の鈍化を示し、さらに逆転増加傾向を示したことから、1999年、「結核緊急事態宣言|厚生省」が発出されました。

治療は化学療法が基本です。

WHOは、治療脱落と多剤耐性結核を防ぐため、DOTS(directly observed treatment、 short‐course )によるピラジナミド(PZA)を含む6カ月間の短期化学療法を推奨しています。

予防はBCG ワクチンによります。

日本でのBCG 接種は、1951年から結核予防法(※2007年から「予防接種法」)に基づき全国で予防接種として実施されています(引用:インタビューフォーム|日本ビーシージー製造株式会社)。

日本結核病学会のHP「日本結核病学会|医療従事者の方へ https://www.kekkaku.gr.jp/medical_staff/ 」に掲載された「日本結核病学会|「結核医療の基準」の改訂-2018年 https://www.kekkaku.gr.jp/pub/vol93%282018%29/vol93no1p61-68.pdf 」によれば、現在の結核医療の基本的目標は、結核患者の体内に生存する結核菌を撲滅することにあり、現在使用可能な薬剤によってこの目標を達成するためには、患者が感染している菌に有効な(感受性である)薬剤を、菌数が多い初期に原則 4 剤もしくはそれ以上併用し、最短でも6カ月間継続して投与することが不可欠です。

なお、潜在性結核感染症の治療においては、未発病であって体内の菌数は少ないことから 1 剤による治療が行われます。

上記、「結核医療の基準の改訂-2018年」から抗結核薬のグループ化と使用の原則(表1)を一部抜粋し、インタビューフォームを参考に日本での発売開始の年を示します。

スライド19

抗結核薬の First-line drugs (a) は、最も強力な抗菌作用を示し、菌の撲滅に必須の薬剤です。First-line drugs (a) のグループの薬剤は、リファンピシン(RFP)、リファブチン(RBT)、イソニアジド(INH)、ピラジナミド(PZA)です。

抗結核薬の First-line drugs (b) は、First line drugs (a) との併用で効果が期待される薬剤です。First-line drugs (b) のグループの薬剤は、ストレプトマイシン(SM)、エタンブトール (EB)です。

ストレプトマイシン(SM)のインタビューフォーム(MeijiSeikaファルマ株式会社)によれば、ストレプトマイシン(SM)は、1944年 Waksmanらによって分離された放線菌 Streptomyces griseusの培養液中に発見されたアミノグリコシド系抗生物質で、ペニシリンに続いて臨床に導入された第2番目の抗生物質です。

ペニシリンが無効であるグラム陰性桿菌及び結核菌にも強く作用することから繁用され、特に結核治療では第一次選択薬として広く用いられてきています。日本では、1950年に発売されました。

イソニアジド(INH)のインタビューフォーム(第一三共株式会社)によれば、イソニアジド(INH)は1898年Curtius、Mohrによって初めて合成された化合物で、1952年にFoxにより結核菌に対しすぐれた作用があることが発表されました。1952年に日本においても販売を開始し、パス(パラアミノサリチル酸カルシウム水和物)、ストレプトマイシン硫酸塩と共に結核の重要な化学療法薬となりました。

ピラジナミド(PZA)のインタビューフォーム(第一三共株式会社)によれば、ピラジナミド(PZA)は1940年にHallらにより合成され、1952年 Lederle研究所(現:ファイザー)のKushnerらによってその抗結核作用がみいだされました。日本では1957年に結核医療基準に収載されました。

リファンピシン(RFP)のインタビューフォーム(第一三共株式会社)によれば、リファンピシン(RFP)は、イタリアのレペチ社により放線菌 Streptomyces mediterranei から発見されたrifamycinの誘導体で、1966年に抗結核薬として開発され、日本では1971年に抗結核抗生物質として販売が開始されました。

スライド18

YouTube|

※論点解説動画で予習・復習ができます。
走る!「衛生」Twitter Ver. 人口動態/第102回-問128
|薬剤師国家試験対策ノート
1. 問102-128から選択肢1を解説します。
https://youtu.be/X613Y86up2k

2. 問102-128から選択肢2-選択肢3を解説します。
https://youtu.be/Myt6cgYdfmY

3. 問102-128から選択肢4を解説します。
https://youtu.be/qQ22KGOgMB0

4. 問102-128から選択肢5を解説します。
https://youtu.be/idHa31EVSUw

再生リスト|
走る!「衛生」論点:人口動態
https://www.youtube.com/playlist?list=PLuPATLvMiAKoH35dzSdmdgnrBvnvCExqJ

ポイント|

【A】には、脳血管が詰まる【B】と脳血管が破れる【C】・【D】があり、いずれも【E】が最大の原因である。

【E】が長く続くと【F】が進行し、やがて脳の血管が詰まって【B】になる。

【B】を発生させる要因には、【E】・【G】・【H】・【I】・【J】がある。

【C】・【D】を発生させる要因には、【E】・【I】・【K】・【L】がある。

要因がある場合は、【M】を受けて【N】を続けることが推奨され、【O】、【P】、【Q】などが効果的である。

_____

A. 脳血管障害(脳卒中)
B. 脳梗塞
C. 脳出血
D. くも膜下出血
E. 高血圧
F. 動脈硬化
G. 不整脈(心房細動)
H. 糖尿病
I. 喫煙
J. 肥満およびメタボリックシンドローム
K. 飲酒
L. コレステロール値の異常低値(低栄養)
M. 保健指導/治療
N. 健康管理
O. 禁煙
P. 塩分・脂肪・糖分を控えた食生活、野菜や果物・大豆製品を食べること
Q, ウォーキングなどの軽い有酸素性運動で血流をよくすること

_____

ポイント|

肺炎の予防は【R】ワクチンによる。

日本での【R】接種は、1951年から【S】に基づき全国で実施されている。

治療は【T】が基本で、WHOは、【U】を防ぐため【V】による【W】を含む6カ月間の短期化学療法を推奨している。

抗結核薬のFirst-line drugs (a) は、最も強力な抗菌作用を示し、菌の撲滅に必須の薬剤で、【X】、リファブチン(RBT)、【Y】、【W】である。

抗結核薬のFirst-line drugs (b)は、First line drugs (a) との併用で効果が期待される薬剤で、【Z】、エタンブトール (EB)です。主な抗結核薬の国内発売は、【Z】が1950 年、【Y】が1952年、【X】が1971年である。

_____

R. BCG
S. 結核予防法(※2007年から「予防接種法」)
T. 化学療法
U. 治療脱落と多剤耐性結核
V. DOTS(directly observed treatment、short‐course)
W. ピラジナミド(PZA)
X. リファンピシン(RFP)
Y. イソニアジド(INH)
Z. ストレプトマイシン(SM)

_____

では、問題を解いてみましょう!
すっきり、はっきりわかったら、合格です。

実力テスト|

第102回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

Q. 下図は、死因別にみた死亡率の年次推移を、1947年から2014年まで示した結果である。各死因の死亡率の変遷の理由について正しいのはどれか。

スライド1

選択肢|

1. (1)の死亡率の上昇には人口の高齢化は関与しない。
2. 1995年前後に(2)の死亡率が急激に減少し、(4)の死亡率が増加したのは、国際ルールの変更により、死因の統計処理法が変わったことによる。
3. (3)の死亡率が1980年代から増加してきたのは、新しい種類の(3)として、抗菌剤が効かない新興感染症が急速に増えたためである。
4. (4)の死亡率が 1970年代から減少傾向にあるのは、食生活の変化によってカルシウムの摂取量が増えたことが主要な要因と考えられる。
5. 1950年まで死因のトップであった(5)の死亡率が激減したのは、新たな治療薬などの医療の進歩、衛生水準の向上や栄養状態の改善によるところが大きい。
(論点:人口動態 死因別の死亡率)

スライド4

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薬剤師国家試験対策ノート|必須問題
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2018/11/02 12:45 公開
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【衛生】論点:人口動態 / 出生率・死亡率

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