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コーチングを受けたことがある人、提供している人向けに『コーチング2.0』を開始します。

こんにちは。てらだです。
今日は、一年ぶりに個人向けコーチングを再開する旨のご報告です。

これまで、個人向けの自己理解プログラムを開発・提供のちに譲渡したり、経営者やコーチ向けにコーチング習得プログラムを開催してきました。

今回は、新たに個人向けのコーチングとして『コーチング2.0』というサービスを人数限定で開始します。

対象は、
・コーチングを受けたことがある方
・コーチングを提供している方
・自分ではもう散々内省してきた方

になります。

コーチングに関わりのある方は、noteを読んで頂くだけでも理解が深まると思いますので、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。

『コーチング2.0』にはどんな意味が込められているのかも含め、書いていきます。


『コーチング2.0』とは何か?

コーチング2.0とは一言でいうと、『一度コーチングを受けて人生が進んだ方が、次にぶつかる壁を乗り越え人生のステージを変える』コーチングです。

多くの方はコーチングを受け、まず自分の『強みやwant to』『ゴール(望む未来)』が見つかり、自分の未来へ可能性を感じ、自己効力感(エフィカシー)が上がり、行動することで大きく人生が前進します。

それによって、今まで想定できなかった人生になったという方も多いと思います。

このような、自分の可能性に気付くことで未来に進むパワーを引き出し、人生を前進させていくコーチングを『コーチング1.0』とします。

『コーチング1.0』では、自分の可能性が見出されることによるインパクトが大きく、そのパワー(自己効力感=エフィカシー)により現状をぶち破れることが特徴です。

では、『コーチング2.0』とは何か?

『コーチング1.0』で人生を進めた方も、しばらくすると新たに気付くモヤモヤや違和感・停滞感が必ず発生します。

自分が進みたい人生の方向性は見えてきたが、まだレンズが曇っていて、進みたい未来がはっきりせず迷っているという状態が訪れます。

それらを取り除き、自分にとっての唯一無二の正解を導き出していくのが『コーチング2.0』です。

つまり、『コーチング1.0』から、さらに次のステージに進むためのコーチングです。

『コーチング1.0』では、
目標やゴールは見つかって走り出すことはできるけど、その他大勢の方も同じことをやっている状態。

『コーチング2.0』では、
他にも似たような目標やゴールを持っている人が周りにいるが、他者の理想は関係なく自分だけの独自性や正解を突き詰めている状態。


■『コーチング1.0』と『コーチング2.0』で得られる気付きや行動の違いのメタファー(比喩)

『コーチング1.0』
自分がやりたいことは「サッカー」だと気付いた
→人生最大の熱量でサッカーに没頭した。
(サッカーに没頭している選手が他にも大勢いる内の1人になった状態)



『コーチング2.0』
自分は〇〇のポジションでパスが世界一の選手になると決める
→その道を極め、サッカー界唯一無二の選手になるための鍛錬をする
(他にサッカーに没頭している選手はいるが、他者の理想は関係なく、自分だけの理想を追いかけている状態)


自分にとっての唯一の正解を作るために必要なのは『どちらでも良いの範囲を広げること』


私たちは、
周りの反応を気にしたり、体裁を気にしたり、首を突っ込みたくなったり、新しいことをする際に躊躇している状態では、自分の人生を生きることが難しくなります。

一方で、色んなことが「どうでも良い」と思っている人は、細かいことは本人にとっては必要がなく、自分にとって大切な価値観や基準だけに時間を割いて育んでいます。

つまり、他者にとっての成功ではなく、自分にとっての唯一無二の正解を導き出しているということです。

問.
『他者にとっての成功ではなく、自分にとっての唯一無二の正解を導き出している』とはどういうことか?


内省オタクの私が、この一年間で200万円以上を内省(コーチングやプログラムなど)へ使い、500時間以上自分に向き合うことで、ついにこの答えに出会うことができました。


『自分に不必要な指標』に気付けたことが人生史上最大のインパクトを与えてくれた。

少し、私の人生や体験の話をさせてください。

僕は昔から、他者の意見、やり方、価値観を無視してきた訳じゃない。無視するつもりもなかった。

だけど、それらに染まり、従うだけの人生に違和感を感じていた。この違和感がなかったら幸せだろうなと思いながらも、残念ながらこの違和感を無視することは僕にはできなかった。

一時的には自分を騙すことができても、すぐにまた気付いてしまう。では、この違和感を感じたまま僕は人生を終えるのか?

それは嫌だ。僕は、自分の人生を生きたい。誰かの正解じゃなくて、自分の人生を生きたい。

そう言いながらも、今までそんなに尖ったり目立ったりした生き方はしていない。高校も大学もそれなりに、部活もそれなりに、社会人になってもそれなりに、周りの指標で評価される実績やポジションだった。

ただ、どうしても周りの指標に対して100%全力になりきれなかった。いくらそれを楽しもう、大切なものだ、と自分を騙そうとしても100%全力でやり切ることができなかった。

なんで皆んな(実際には皆んなではないが)、そんなに頑張れるんだろう?と思っていた。
この、なんとも言えないモヤモヤを抱えながら、特に目立つこともなく社会に適応してきた。

それと同時に、このモヤモヤには向き合い続けた。自分の中で何が起こっているんだろうか。このモヤモヤの正体は何だろうか?

ここ10年近くは向き合っていた。そんな時、コーチングという概念にも出会い大きなインパクトがあった。

自分の得意なこと、好きなこと、欲求がある領域、人の役に立てる仕事。つまり自分を活かせそうなことを見つけたことの衝撃は大きかった。
まるで、自分には無限の可能性があるかのように思った。

「今は実績もないコーチだけど、僕はコーチとして世界一になる。どんどん対象を影響力の大きな人へシフトして、世界を動かす経営者や総理大臣レベルの人へコーチングを提供するコーチになるんだ。」

こんなことを本気で思っていた。

実際そこへ向かって突き進み、コーチングのクライアント数も単価も売上も会社の業績も上がり一定の結果は出た。

しかし、「自分には無限の可能性がある」というのは、一部事実でありながら、ほとんどが幻想だと気付いた。
それは何故か?

それは、僕たちが生きる社会には大勢の他者がいて、資本主義という社会の上に生きているからだ。自分が得意なことを活かそうとすれば、もうそこには既に強者が大勢いる。

その事実を突きつけられたとき、自分に感じていた無限の可能性は幻想だったと知る。

でも、自分はそこで生きるべきなんだ、自分の得意なことや好きなことで実力を上げて実績を出すべきなんだ、と信じたくなる。だって、そうでもしないとまるで自分の価値がないように感じてしまうから。

ここでしばらくもがき続けた。

自分の価値は何かを頭で考え続けた。
「抽象度が高くて、戦略的で、構造化ができて、本質的な原因がわかることを活かして、コーチとして突き抜けて行くことこそが自分の道だ」

それをなんとか分かりやすいサービスに落とし込んでいかなければ。
自分の能力や才能で価値を生まないと。。。

自分らしさで価値を生まないと、自分はありきたりな人生を生きることになる。そんな恐怖と闘いながら、自分が生める価値を追い求めた。

しかし、ここに強烈な落とし穴があった。
一見、誰にとっても普遍的に良さそうな『自分らしさで価値を生む』という中に、驚くほどの量の『自分にとっての不必要な指標』が入っていたのだ。

「影響力のある人へのコーチングを提供した方がいい」
「頭が良いと思われることが自分の価値だ」
「難しいことは人に伝わらないと価値がない」
「完璧なものじゃ無いと外に出してはいけない」

そもそも、
「自分らしさで価値を生まなければならない」
と思っている時点で囚われてしまっている。

さらには、
「価値を生む」というマーケット(市場)にフォーカスを当てすぎて(自分が何を提供したいかではなく何を求められているかに目が行きすぎて)、自分が自然体からどんどん離れていき、結果芯を食っていないサービスになり消化不良を起こしてモヤモヤする。

それを引き起こしていた正体が『自分に不必要な指標』だった。

そして、これらの『自分に不必要な指標』に気付けたことが、僕の人生史上最大のインパクトを与えてくれた。(他にもめちゃくちゃありました)

ずっ〜と抱えていたモヤモヤが、こんなところにあったのか!!
しかし、相当な腐れ縁になっているぞ、、、苦笑

そんな驚きと同時に、そいつらに手強さを感じた。

『自分に不必要な指標』の何が手強いかというと、それを手放すのが簡単ではないからだ。

自分のモヤモヤの正体』であると同時に、『これまでの自分らしさ』を作り上げてきたものでもあったのだ。

これは難しい問題だと思った。

目の前にモヤモヤの正体があるのに、それを取り除こうとすると、自分のこれまでのアイデンティティを捨てることになる。


例えば、私の場合だと、
「頭が良いと思われることが自分の価値だ」
「難しいことは人に伝わらないと価値がない」
「完璧なものじゃ無いと外に出してはいけない」

という指標によって、完璧な戦略を作らなければならないと思って仕事をしていたことにより『頭が切れる戦略家』『真面目できちっとした人』というようなアイデンティティができた。

これらは、本来の自分というより、生きる生存戦略として身につけてきたものであり、それによって周りから評価され自分のアイデンティティになっていた。

これを手放すのか、、、。

自分が無くなったら怖い、、。でも未来はそれで生きたい訳じゃない、、。
この葛藤が続いた。葛藤というよりは混乱の方が近かった。

そして、そこからも内省やワークを行なっていく中で、過去の自分を丸ごと受け入れられるようになった。(この過程はめちゃくちゃ長くなるので、今回は省略します)

ここからは、もう勝手に進んでいく。
一度受け入れて愛することができた過去は、爽やかな気持ちでお別れできる。

もう僕は、『頭が切れる戦略家』『真面目できちっとした人』でもない。
そうなった自分には、モヤモヤが無くなり、より純度の高い自分が残る。

そして気付いた。
『モヤモヤは次のステージに進むお知らせであり、自分にとっての正解を育てる材料だった』ということ。

この過程を経て、色んなことがどちらでも良くなった。

『SNSの反応が悪いのが気になって発信が辛い』
『相手に伝わらないと自分の価値が無いように感じる』
『上手くやらないと自分には価値がない』
『求められたことができないと関係が悪くなる』
『売上とか分かりやすい指標で突き抜けないと評価されない』

そんなものが、全てどうでも良くなった。

好きなことを好きにやればいいし、それを形にすればいいだけ。
自分に不必要なことはどうでもいい。

そうなってからは、
突然坊主にしてスッキリした生活を送ったり、
法人クライアントでより一層成果が出たり、
新規法人クライアントが増えたり、
思い付きで始めた駆け込み寺に30名弱集まったり、
Twitterも好き勝手投稿してエンゲージが上がったり、
noteで自分の世界観を発信して共感者が増えたり、
認知科学コーチングに切り込んで業界に小さな波紋を作れたり。

そして、一年前に法人に特化するって言っときながら、こうやって個人向けのサービスも開始したり。

一貫性がないと思われるのは、もう仕方がない。
過去の自分とはお別れして、次のステージにきたんだから。

不快な思いをさせてしまう方には申し訳ない気持ちはあります。
でも、今の自分には謝ることくらいしかできません。

これが、自分の人生だし、
自分にとっての正解を生きるから。

そんな自分をまた好きになってもらえるくらい、どんどん魅力的な人間になっていきます。


『コーチング2.0』では具体的に何をするのか?

改めてになりますが、コーチング2.0とは一言でいうと、『一度コーチングを受けて人生が進んだ方が、次にぶつかる壁を乗り越え人生のステージを変える』コーチングです。

対象は、
・コーチングを受けたことがある方
・コーチングを提供している方
・自分ではもう散々内省してきた方

になります。

コーチングを受けて前進したけど、モヤモヤが残って突き抜け感がない。
一旦は突き抜けれたけど次の未来が見えてこない。

また、コーチとして次のステージにいきたい。クライアントを次のステージに導くことができるコーチになりたい。

そんな方のためのコーチングです。

具体的には
・コーチングによる対話
をメインとし、必要に応じて、
・ホワイトボードによる認知の構造化
・ワークシートを用いたセッション
を行います。

扱うテーマとしての大枠の考え方としては、下記の図のようになります。
セッションが始まるタイミングで、どの部分をメインに扱うのかを話して、合意をとった上で最も大切になるテーマを扱っていきます。

『コーチング2.0』で扱う領域


『コーチング2.0』では、正解は一切用意しません。


私が思う正解は、私のための正解です。
決まったコーチングの型にもはめ込みません。

『あなたにとっての唯一の正解を作る』

あなた自身の正解を掴み取って頂けるために必要なことだけセッションで行います。

(私自身の内省時間は2000時間は超えていますが、コーチングの提供も1000時間以上提供し続けています。決まった型にははめませんが、ただ雑談する時間にはならないのでご安心ください。)


『コーチング2.0』の募集人数

法人のクライアント企業様の仕事の兼ね合いもあるため【限定10名】とさせて頂きます。
(2023年3月7日現在残り枠1名となっています)

自分にとって不必要な指標を取り除いて、次のステージに進みたいという方は、下記のフォームよりお申込みください。

https://form.run/@masayuki-t-1652841897

(寺田のことをあまり知らず、一度話してみたいという方は申込フォームの下の方にあるLINE公式アカウントよりご連絡ください。)




最後に、セッションの雰囲気を少しでも体感したい方のために、寺田と話した方の体験や感想を掲載させて頂きます。

ゴール設定や決断自体が、私にとってしんどいことだと気づきました。
「自分で決めたことをやり抜きなさい」「達成することに意味がある」と言う言葉をよく耳にします。

ただ、私はやりたいことや自分の中の価値観が常に流動的でアップデートされていく人間なので、当然出力される行動も他人からは一貫性のないものだったり、ブレて見えることがあります。

それを見た権威者から「ひとつのことをやり抜いた方がいい」という言葉をかけられて、否定された気持ちになっていたことに気がつきました。

寺田さんとの対話の中で「やり抜く」ではなく「今の最善を尽くす」「自分の中の最善を見つける」「自分を満たし続ける」と認知を変換させることで、すごく楽になったし、それだったらある意味サステナブルに続けられることかもしれないと思いました。

私は、未来の臨場感世界を生きるよりも、「私」という器を通して今この瞬間をどれだけ味わえるかの方が大事みたいです。それを改めて認識できて、とても充実した時間になりました。

1.受けた感想
すごく楽しかったです! 一緒に世界観に入りながらも、客観的な視点だったり、私自身が気付いていない視点で、 お話くださり、一人では絶対にできない深さや広さで、自己理解が深まりました。

2.受ける前と来た後での変化
受ける前:
 ・なぜか、ヤル気がでない。 自分にご褒美を作ってみたり、休んでみたり、コンサルやコーチングを受けたり、 あの手この手で、ヤル気を出させようと頑張ったが、 なんだかしっくりこない状態でした。

受けた後:
 ・最高価値の解像度が上がりました!! そのことによって、 セッションの時だけでなく、日常でも、 ああ、だからヤル気が出なかったのか… じゃあ、こういう要素があると楽しそうだな等々、 自分の好きなことを中心として、自分をより鮮明に理解することができてきています。新規事業にも繋がりそうです。

散りばめられた私の言葉やフレーズを丁寧に紐解き、よりエネルギーを感じるものだけが最後に残り繋がっていく感覚でした。

また、残ったキーワードは、私の中では光って見えるような感覚です。
特に私の場合は感覚的に話すことが多い中、その点をしっかりと言語化して頂けたことも助かり、よりキーワードとして光輝いたように感じました。

セッション空間も、何を言っても大丈夫という心理的安全性も感じることができましたし、本音の欲求をエネルギーに例えられているのも秀逸だと感じました。

例えば、それはwant toを感じられない、ではないと言われてしまうと、人は少なくとも否定されたと感じるケースもありますが(ラポールに左右されますが)、エネルギーが感じないと表現されると、すっと受け入れることができたのは不思議な感覚でした。

過去に同じようなケースも言われることもありましたが、今回は素直に受け入れられる自分がいたのは、間違いなく寺田さんの存在だったからだと確信しております。
本当にありがとうございました!

1人で事業を行う中なかなか相談出来る相手がいなかった。
何か少しでも不安を解消するきっかけになればと思い申し込みをしました。

実際の時間では一切の提案も無く言葉に詰まった際はしっかり僕の言葉になるように問いを投げてくれたり、
言葉に詰まった際は質問の切り口を変えたり例などを上げて頂きコーチングの提案とは違い人に言わされた感ではなく、しっかり自分で発言出来たことが嬉しかったです。

更に今後また壁にぶち当たった際に足踏みをさせないための言葉まで一緒に考えてもらえたことでその時だけスッキリするのではなく、今後の不安に立ち向かえることが何より今までのコーチングとは違いとても有意義な時間でした。

一気に人の見え方や自分の感情の捉え方が変わりました。
特に、バランスホイールの1つ1つがスペシャリストで全体で見たらバランス良いっぽく見えるというところはすごく腑に落ちまして。

ぼくが捉えてたバランスよく全てをこなさないといけないとか、バランスよくやってる人がかっこいいし憧れるっていう感覚が無くなって、あくまで1つ1つを極めていくという自分の中に「道しるべ」が一本見えたような感覚があります!「道しるべが見えた」って表現が1番しっくりきます。

率直に、心の中にあったモヤモヤがなくなりました。
今まで、モヤモヤを解決する為に本を読んだりしていたが、本を読んでも解決できることではなく、本で解決できるのは一時的であり、迂回ルートだったんだ。と気がつきました。

今回の松田さんの駆け込み寺は、まずモヤモヤを把握し、それを解決、取り除く作業を行い、自分の目的地までたどり着くための道標を教えて下さった印象です。

今後、自分の人生を生き抜く為に、このモヤモヤを取り除いて頂けたのが本当によかったです。道標も教えて頂いたので、ここからは自分の力で努力し頑張っていきます!
本当にありがとうございました!



<再掲>

法人のクライアント企業様の仕事の兼ね合いもあるため【限定10名】とさせて頂きます。
(2023年11月8日現在残り枠1名となっています)

自分にとって不必要な指標を取り除いて、次のステージに進みたいという方は、下記のフォームよりお申込みください。

https://form.run/@masayuki-t-1652841897

(寺田のことをあまり知らず、一度話してみたいという方は申込フォームの下の方にあるLINE公式アカウントよりご連絡ください。)



では、良い人生を。

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