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ユンギのアメとムチとアメ①


ミン ユンギ


次女はユンギペンだ。
なのに、私がユンギをきちんと認識できたのは、7人中7位。[DYNAMITE]のMVなんて何度も見てるはずなのに、何回見ても「あれ、この人誰だっけ」ってなってた。私がBTSにはまった時期、ユンギはちょうど肩の治療でリハビリ中で、日本の音楽番組にも参加出来ないことが多くて、見る機会が少なかったのもあるけど。
正直あまり特徴もなくて、どうして次女が彼にハマったのかわからなかった。


ユンギのことを覚えられたのは、Armyの皆さんならご存知の


「プルタオルネ🔥」


[FIRE]だ。


[DYNAMITE]のさわやか大人ユンギとはまったくの別人の、ヤンキー感バリバリの銀髪チャラユンギ。これを見てようやく、次女がハマった理由がわかった気がしたし、こんな強烈なキャラを覚えられなかった自分を恥じた。

普段の爺キャラと、ステージのイケ散らかしキャラと、ご機嫌な時のネジの外れたキャラのギャップが激しい。静と動と妙。あえてなのか、自然とそうなるのかはわからないけど、とにかく、ステージ上のユンギほどかっこいいものはないし、テンションの高いユンギほどおもしろいものはない。

もう1つユンギの魅力を語る上で欠かせないのは、曲作りの才能だ。BTSの楽曲の多くは、ナムかユンギが作詞を担当している(出始めの頃は特に多い)が、ナムは柔らかくて繊細な言葉を使うのに対して、ユンギは荒々しくて独特な言葉でファンに訴えかけるような歌詞が多いように感じる。それは、若い頃に患った心の病気とか、歌手になる過程での辛い経験が根底にあるんだろう。難しいことはわからないけど、ユンギの作る曲が胸を打つのは確かだ。


ジミンとユンギ



私がジミンとユンギの関わりの中で真っ先に思いつくのは、『Born The Stage EP6』車の中でのシーンだ。
自分の歌声に自信が持てないジミンに、ユンギが目も合わせず静かに言う。
「キミの声はすごくいいよ」
するとジミンは
「僕、褒められたの?」
と少し照れながら、うれしそうに笑う。
誰かより上手いとか、大丈夫だとかではなく、ただ自分はジミンの声が好きだと伝えただけだけど、それがジミンにとって自信になり、その後のインタビューでも、
「急がずにゆっくりやればいいんだ」
と、考え直すきっかけになっていたことを明かしている。

また、メンバーの誰と一緒にユニットを組みたいかという話になった時、決まってユンギはジミンを選んでくれる。
2020年5月の公式YouTubeチャンネルの中でも、アルバムの構成について話し合っている時に、ユンギが、
「ミニミズ(←たぶん背が低い2人のことかな)を始める時が来たな」
と、2人でユニットをやろうというニュアンスの発言をして、ジミンもうれしそうに
「準備は出来ています!」と答えている。


ユンギはジミンに対して直接的な褒め言葉は少ないが、きっと間接的の方がジミンが自分で言葉をかみしめ、考え、力にできることを知っているんだと思う。
シャイなユンギの精一杯の愛情だ。




ユンギ、ありがとう。



ジミンの声を好きだと言ってくれて。



私も大好きです。

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