#10 開設に関する手続きは正直よくわからないから知ってる人に聞くのがいちばん


まつながです。

訪問看護ステーションで働いている看護師さん、特に男性の看護師さんは、誰しもが一度は自分でステーションを立ち上げる夢を見ることがあるのではないでしょうか。実際には、医療法人などが運営母体の訪問看護ステーションが主だった時代は過ぎ去り、看護師が経営の代表をやっていたり、一般の(ここでは医療業界ではなかった)会社さんが訪問看護の業界に参入してくる割合がとても増えています。
訪問看護ステーションが開業するまでってどんなことが周りで起こって、自分が動かなくてはならないんでしょうか。

ということで、訪問看護ステーションを新規開設するまでに実際やってきたことなどを記録していきます。
今後、訪問看護ステーションを開設したいななんて夢を持っている方に自分の経験から共有できる物があればいいな。
病院で働いてたり、これから看護師になる方に、訪問看護でのまた新しい経験のお話を伝えられたらと思います。

指定申請を受ける

新しく起業して訪問看護を始める場合も既存の会社で訪問看護を始める場合も、事業計画書があり、銀行の融資を受けるなどによって資金を確保してからが始まりとなるわけですが、はれて資金が確保できたら実際に訪問看護ステーションの開設に向けて動き出します。今回はそこからのお話しですが、そこでまずやるべきは指定申請という申請を受けることです。訪問看護では都道府県知事もしくは政令指定都市又は中核市の市長の指定を受ける必要があるのでこの指定を受ける為の手続きを行います。それぞれの地域でどこに申請をするのかが変わるので気をつけます。訪問看護ステーションの開設時期に行う申請なので、すでにある訪問看護ステーションで働きながら申請のあれこれと出会う機会はまあ少ないかなと思います。指定申請の提出先がわかればネットで検索すると各HPに申請書類の書式や申請までの流れが記載してあります。この書類がなかなかの量ありまして、、、書類業務に慣れていない看護師にとってはとても苦手分野だったです。各項目は運営母体の会社の情報や代表の情報など基本的にどこの誰が訪問看護を始めたいかということを記載していくんですが、特に看護師としてしか社会で働いてこなかった自分にとって、公的な書類特有の言い回しなど慣れない言葉だらけ。”居宅サービス等に関する手引き”のようなものを各都道府県、自治体が作ってくれているところも多いですがやはり慣れないためかどこに何が書いてあるのやらで、作業ペースはどんどん落ちていく、なんてよく陥りました。

わからないことはとっとと知っている人に聞いちゃいましょう。各地方自治体のHPを見ると、それぞれ対応窓口や相談先の連絡先を載せてくれているところがほとんどだと思います。提出先が各自治体で異なるため、後回しにせずにどんな些細なことでも聞いてしまった方が良いです。
こんなこと質問しても大丈夫なのかななんて思う程の疑問もありましたが、役所の方は専門部署なので拙い説明でもとても親切に対応してくれます。(自分が対応していただいた方はとても丁寧で親切に話を聞いてくれた)
自治体ごとの書類提出先やどこに何を記載するかなど、直接聞くのが圧倒的に早いし正確ですね。

指定申請は予約をとって、担当者さんに書類を提出してきます。

以上、こんな感じです。

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