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ボブディランとニールヤング

ボブディランの「天国への扉(1973)」は、
ニールヤングの「ヘルプレス(1970)」が無かったら
絶対に生まれていない、
完全に影響下にある楽曲と言えるのだが、
それでもボブディランの天国への扉は素晴らしいし、大好きだ。
パクっていたとしても大好きだ。
そして、俺がもっと大好きなのは、
もちろんニールヤングのヘルプレスで、
彼はもっともっと(今でも十分に評価されているが)
まだまだもっともっと評価されるべき才能だ。
1941年生まれのボブディランが神なら、
1945年生まれのニールヤングは大宇宙なのだから。

【追記】
上記の「神」と「大宇宙」の例え、
たぶんだけど、なぜ僕がそう例えたのか、
その意味が分かる人って少ない(いや、分かる奴なんておらんだろ)
と思ったので、ここに解説しておこうと思う。

「大宇宙」というのは解説するまでもなく「大自然」そのもので、
疑う余地もなく確実にそれは存在する、という意味だ。
つまりニールヤングの才能に疑う余地などない、と言ってるわけ。
しかも宇宙ってことで、
まだまだ我々の解明できていない果てしなき存在なのだぞ、と。
それに対して
「神」は、存在するのかどうなのか誰も知らないわけだから、
つまり、
神格化されたボブディランの才能に対して僕は、
懐疑的である、という意味のことを暗に示したわけ。

彼の才能はちょっと過大評価され過ぎてないか? とか、
彼の作詞はちょっと拡大解釈され過ぎてないか? などと
僕は思っているわけだね。

もちろんボブディランの楽曲や才能は素晴らしいから
僕も何枚かアルバムを持っているし、それを何回も何回も聴いた。
その上で言ってることなので、悪しからず。ってわけ。

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